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波佐見焼+博多曲物!伝統工芸のコラボカップが新しくてオシャレです

&GP / 2017年11月22日 22時0分

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波佐見焼+博多曲物!伝統工芸のコラボカップが新しくてオシャレです

長崎県波佐見町の波佐見焼は、薄造りで無地の白磁が特徴の美しい陶磁器です。その薄さは、手に持って光にかざすと指が透けるほど。ただしその薄さゆえ、中に入れたものの温度が持つ手に伝わってしまうため、熱い飲み物には向いていません。では、ということで取っ手を付けようとすると変形してしまうため、カップ自体を分厚くする必要があり、それでは薄造りではなくなってしまうというジレンマがありました。

薄造りでも熱い飲み物を楽しむためには…。そこでコラボしたのが、同じく伝統工芸品である博多曲物なんです。

「Haori Cup(ハオリカップ)」(5940円)はその名のとおり、スリーブ(カップに巻く筒状のもの)を羽織ったようなカップです。カップは波佐見焼で作られていて、もちろん薄造り。そこに熱伝導率が低い木材(国産杉)を原料とする博多曲物のスリーブが付属しています。このスリーブは、手に熱を伝えにくくしているだけでなく、入れた飲み物の保温、保冷効果ももたらしてくれています。

▲博多曲物のスリーブ

曲物は、板状の木材を曲げてクルッと巻いた先端部分を少し重ねているのですが、実はこの重ねた部分、必ず左側(向かって右側)が上にくるようになっています。これは、着物でいう“右前”ということになります。縁起が良くないと言われている左前ではなく、右前にしているのは、博多曲物が祭具として使われてきたという歴史があるから。

▲カップとスリーブはそれぞれ重ねられる

江戸時代からの長い歴史を持つ波佐見焼と、同じく江戸時代から盛んに作られるようになった博多曲物。九州の伝統工芸がコラボしたカップは、普段使いにちょうどいいサイズ。7~8分目で約180cc(一合)入り、冷たいビールや麦茶から、温かいコーヒーや日本茶など、シンプルだからこそどんな飲み物にも似合います。

▲カップのカラーは白 / 緑 / 茶 / ピンクの4種類

ちょうどいいサイズに、温かみと伝統工芸の歴史を感じるシンプルなデザイン。日々の生活をやさしく彩ってくれるクラフトカップです。

▲スリーブにはオリジナルロゴや家紋など、好きなデザインの焼印を入れられる

実はこの「Haori Cup」、2015年にアメリカのクラウドファンディングKickstarterで11万8310ドルもの支援を集め発売されました。そんな日本が誇る伝統工芸のコラボ製品が、いよいよ国内でも販売開始となります。日本でも、クラウドファンディングを利用し、現在Makuakeに出品中です。気になる方はチェックしてみてください。

>> Makuake「Haori Cup」

 

(文/&GP編集部)

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