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ユーザビリティに富んだ最新PC&タブレット10選【2017傑作品 GP AWARD】

&GP / 2017年12月27日 18時0分

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ユーザビリティに富んだ最新PC&タブレット10選【2017傑作品 GP AWARD】

ここ数年、国内PCメーカーの事業再編が活発化する中で明確になってきたのが、スリム&軽量設計でも十分な性能を持つノートPCが増えたこと。タブレットにも同様の動きがあり、納得のいく選択肢が充実している。

<Note PC>

■快適な操作性を追求した新世代の「LAVIE」

NEC
「LAVIE Note NEXT」(18万2304円~)

狭額縁デザインを採用した15.6型( 1920×1080ドット)モデル。第8世代のCore iプロセッサで処理速度を高める一方で、打鍵感の向上や指紋センサーの採用など操作性も追求した。OSはWindows10 Home。約W361×H25×D243㎜、約2.3Kg。

 

■A4書類感覚で持ち運べるスマートな13型モデル

ファーウェイ
「Matebook X」(18万7704円)

13型(2160×1440ドット)液晶を搭載しながら、A4用紙より小さいフットプリントを実現。CPUに第7世代Core-i7/i5プロセッサを採用し、ファンレス設計で最長約10 時間の駆動時間も確保した。OSはWindows 10 Home。約W286×H12.5×D211㎜、約1.05Kg。

 

■軽快に持ち運べて頼りになる高性能2in1

パナソニック
「レッツノート XZシリーズ」(実勢価格:26万9784円前後)

シリーズ初の液晶着脱式2in1タイプで、Core-i Uプロセッサ内蔵の12型(2160×1440ドット)タブレット部と、端子類を備えたキーボードベースからなる。接続部も含め堅牢性も確保。OSはWindows10 Pro。約W288.5×H22×D223.7㎜、約1.019㎏(キーボード装着時)。

 

■モバイル仕様のスリム設計でスペックも機能も充実

マイクロソフト
「Surface Laptop」(13万6944円~)

タッチ操作対応の13.5型(2256×1504ドット)液晶を搭載。CPUに第7世代のCore-i5プロセッサを採用(Core-i7モデルも発売中)し、USB3.0など端子類も充実させ、バランスの良い機能を確保した。OSはWindows10 S。約W308.02×H14.47×D223.2㎜、約1.25Kg

 

■超軽量でコンパクト!アンダー1㎏のモバイルノート

富士通
「FMV LIFEBOOK 新UHシリーズ」(実勢価格:14万8000円)

13.3型(1920×1080ドット)モデルながら、最軽量仕様で約748gを実現。強度を保ちつつ細部の厚みや素材で軽量化を図った。キーボードも自然に入力できる設計に改良。OSはWindows10 Home。約W309×H15.5×D212.5㎜、約748g~。

 

■狭縁仕様でサイズ以上の表示領域を実現

デル
「XPS 13」(20万5178円)

フレームを極限まで狭めた13.3型(3200×1800ドット)液晶を採用し、11.6型相当の筐体サイズを実現。第8世代のCore i7プロセッサを採用し、マルチタスクなどの処理性能に優れる。端子類も充実。OSはWindows10 Home。約W304×H15×D200㎜、約1.29㎏。

 

■長時間スマートに使える定番モデルの最新形態

レノボ
「ThinkPad X1 Carbon」(14万3996円~)

定番ビジネスモバイルの最新型。14型(1920×1080ドット)液晶モデルながら13.3型と同等サイズを実現し、駆動時間は最長15時間にアップ。筐体にカーボンファイバーを使用。OSはWindows10 Pro。約W323.5×H15.95×D217.1㎜、約1.13Kg~。

 

<Tablet PC>

■幅広い用途に活用できる多機能&快適操作設計

ファーウェイ
「Media Pad M3 Lite 10」(実勢価格3万円前後<32GB>)

10.1型(1920×1200ドット)のIPS液晶や、4つのスピーカー、6600mAhのバッテリーを備え、幅広い用途に対応。独自UIや指紋センサーで操作性にも注力した。OSはAndroid 7.0。LTEモデルとWi-Fiモデルを用意。約W240×H117.3×D7.1㎜、約460g。

 

■独自技術で映像と音声のクオリティを追求

ASUS
「ZenPad 10」(3万5424円)

SIMロックフリー仕様の10.1型(1920×1200ドット)タブレット。光の透過性や色再現性を高めたIPS液晶や、デュアルスピーカー、7.1chバーチャルサラウンドなど、エンタメ用途に向いた技術も充実。OSはAndroid 7.0。約W251.7×H172.1×D8.9㎜、約490g。

 

■表示性能と操作感がよりスムーズに進化

Apple
「iPad Pro」(7万5384円<10.5インチ>~、9万3744円<12.9インチ>~
※64GBの場合

HDR と120Hz 表示に対応し、鮮明な画質や滑らかなスクロール、素早い表示を実現。カメラも1200万画素で4K動画対応に進化。OSはiOS。Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルを用意。約W174.1×H6.1×D250.6㎜、約469g~(10.5インチ)。

 

【識者の目_ITジャーナリスト・西田 宗千佳さん】
購入の決め手は軽さか、性能か

2017年は、両者の傾向が異なる年になった。ノートPCでは、薄型で完成度の高い製品が多い、実りの多い年になった。CPUとメモリー量、OSのバランスがとれた使いやすい製品が増加。その中で見えてきたのが「軽さにこだわる国内メーカー」と「バランスにこだわる海外メーカー」という切り分けだ。

性能的に特筆すべきものはないが、NECや富士通のように軽さや薄さに注力する動きがある一方で、マイクロソフトのように重量はそこそこで機能は最先端、デザインや素材感にこだわるメーカーもある。世界的な潮流は後者だが、軽さが重視される日本では、違った見方もあるだろう。

一方で、ゲームやVRの影響か、ノートPCでもGPU性能を求める流れがある。'17年は、そうした製品も目立ち始めた。おそらく'18年は、さらに薄くて軽いがGPU性能も高い製品が増えることだろう。一方でタブレット市場は停滞が続いており、バリエーションが弱くなる中で、性能の2分化が進んだ。その中でiPadの進化は著しい。特に10・5インチ「iPad Pro」の完成度は高い。だが、主力が10インチクラスに移り、高額化してきたことで、PCとの差別化がより重要になってきている。

●西田 宗千佳さん
1971年生まれ。PCやデジタルAV、家電、ネットワーク関連など幅広い分野を対象に、取材記事や解説記事を執筆。新聞や雑誌、ウェブなど多彩な媒体に寄稿する。

本記事の内容はGoodsPress1月号28-29ページに掲載されています

(文/高橋 智)

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