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身近なもので汚れを落とすお掃除のコツ 神ワザ7【年末大掃除特集】

&GP / 2017年12月28日 10時0分

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身近なもので汚れを落とすお掃除のコツ 神ワザ7【年末大掃除特集】

有能な家電や便利グッズもいいけれど、新しいものに頼るのではなく、あえて今ある身近なもので汚れに対抗するのも知恵のひとつです。日本ハウスクリーニング協会 JHAビジネススクール埼玉認定校 校長・指導員の清水則好さんが、そんな先人の知恵に学ぶ神ワザを7つご紹介。気になるものからぜひお試しを!

 

【1】「重曹」は万能選手。頑固な油汚れもどんとこい!

▲コンロの焦げつきに

▲スイッチなどの手アカ落としに

▲キッチン家電の油汚れに

身近なものを洗剤の代用とするなら、おすすめは「重曹」。洗剤のように泡は立たないが、その分、環境や肌への負荷が少ないのもメリット。弱アルカリ性で、油汚れに強いだけでなく、粉のままなら排水口のぬめり取りや研磨剤としても優秀。また最近注目なのが、同じ弱アルカリ性で、より強力な「セスキ炭酸ソーダ」。こちらは油汚れ以外にたんぱく質の汚れも得意。基本的には水に溶かして使用する。

<重曹>

[これが得意]
・こすって落ちる汚れ(鍋のこげつきなど)
・手アカ、油汚れ
・消臭、除湿

[重曹水スプレーの作りかた]

水(500ml)に、重曹(大さじ1)をよく混ぜ、スプレーボトルに詰め替える。

 

<セスキ炭酸ソーダ>

[これが得意]
・皮脂、手アカ
・油汚れ
・血液の汚れ

[セスキ炭酸スプレーの作りかた]

水(500ml)に、セスキ炭酸ソーダ(小さじ1)をよく混ぜ、ボトルに詰め替える。

【2】水まわりの汚れは「クエン酸」で間違いなし

▲洗面台の水アカ落としに

▲鏡のウロコ落としに

エコ掃除といえば、酸性の「クエン酸」も人気。水アカやアンモニア汚れなど、水まわりの掃除が得意で、消臭、抗菌効果も期待できる。気になるにおいはほとんどがアルカリ性のため、酸性のクエン酸で中和すれば、すっきり消臭できるのだ。前述の重曹、セスキ炭酸ソーダに加え、このクエン酸という3つがあれば、家中のエコ掃除が可能。いずれも100均で購入できるのもポイントだ。

<クエン酸>

[これが得意]
・水アカ、尿石
・石けんカス
・アンモニア臭の除去

[クエン酸スプレーの作りかた]

水(500ml)に、クエン酸(小さじ1)をよく混ぜ、スプレーボトルに詰め替える。

 

【3】キッチンツールの汚れ落としは「卵の殻」で

▲ミキサーや狭口びんの洗浄に

研磨剤がわりに使えるのが卵の殻。ミキサーに卵の殻と水を入れて攪拌すれば、刃もピカピカに。また口の狭いボトルや水筒なども同様に卵の水と殻を入れてシェイクすることで、茶渋やぬめりもキレイに落とせる。そのほか殻をネットに入れてシンク掃除に使ったり、沸騰したお湯に殻とふきんを入れ10分ほど煮れば、漂白もできる。

 

【4】実はいろいろ使える「歯磨き粉」

▲蛇口磨きに

▲冷蔵庫パッキンのカビに

卵の殻同様、研磨剤として使えるのが歯磨き粉。歯磨きのついでに、使い古しの歯ブラシを使って蛇口をゴシゴシ磨けば、輝きが復活。石けんカスや水アカの除去にも効果的だ。そのほか冷蔵庫のドアパッキンについたカビの除去、壁の落書き落とし、壁穴の補修も可。ただし、やりすぎてキズをつけないようご注意を。

 

【5】窓のくもりは「炭酸水スプレー」+「濡れ新聞」

▲まずは炭酸水をスプレーで吹きかけて

▲濡れ新聞で浮いた汚れを拭き取る

窓のくもりは新聞紙で拭けば取れる。これは新聞紙のインクが窓をコーティングするから。さらに新聞紙で拭く前に炭酸水をスプレーすると、炭酸水の発泡で汚れを浮かすことができ、汚れ落とし効果がアップ。スプレー後、くしゃくしゃにした濡れ新聞で浮いた汚れを拭き取り、乾いた新聞紙で仕上げ拭きすればOK。

 

【6】頑固なトイレ掃除は「湿布」でラクラク

▲トイレ掃除の楽ワザ

トイレの水ぎわにできる黄ばみや黒ずみ=サボったリング。この解消に有効なのが湿布掃除。便器の中にトイレットペーパーを敷き詰めた後、トイレ洗浄剤、もしくは酢水をまんべんなくスプレー。30分ほど放置した後、ペーパーごとブラシでこすって流すだけ。外出前にスプレーまでしておき、帰宅後掃除するのもいい。

 

【7】家電の“熱”を使ってお悩み解決

▲カーペットのへこみ直しに

▲窓に貼ったシールはがしに

汚れ落としには熱の力も大切。そこで家電の熱を利用してみるのも一案だ。家具の重みでできたカーペットのへこみは、スチームアイロンの蒸気をあて、ブラシで毛を起こすと復元できるほか、へこんだ畳は湿らせた布をあてアイロンの熱を加えれば元に戻る。また窓についたシールはがしには、ドライヤーの温風が有効だ。

 

■まるで錯覚? ここだけやればOK!片づいて見えるキレイポイント

大掃除は、隅から隅までキレイにするのが理想とはいえ、時間にも労力にも限りがある。そこで目につきやすいポイントだけに注力するのも一案。玄関先に靴を置かない、テーブルの上に何も置かない、を心掛けるだけでも片づいて見える。ステンレスの蛇口やシンクなど、光るものをピカピカにしておくのも効果抜群だ。

▲ダイニング

▲光りものパーツ

▲玄関

 

本記事の内容はGoodsPress1月号76-77ページに掲載されています

<取材・文/原口りう子 写真/竹崎恵子>

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