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独自に進化を遂げた生活家電15選【2017傑作品 GP AWARD】

&GP / 2017年12月29日 20時0分

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独自に進化を遂げた生活家電15選【2017傑作品 GP AWARD】

2017年は新技術で一段上の便利さを提案する生活家電が増加。スマホ連携やAIなど、デジタル技術を積極的に採用する動きも目立つ。また、デザインへのこだわりも特徴のひとつ。インテリア性を高めたモデルが増えてきた。

■AIが温度変化を予測し先回りして無駄なく運転

三菱電機
「霧ヶ峰FZシリーズ」(32万8000円前後)

AIで部屋にいる人の体感温度を予測。独立して動くふたつのファンと連動して、快適な温度を保てるよう運転を細かく調節する。菌やウイルスを抑制するミスト機能も備える。14畳~、W89×H25.8×D35.8cm

 

■格調高い外観が目を引く高級仕様モデル

パナソニック
「RINTO」(実勢価格:12万円前後)

支柱部分にウォールナットを採用し、立ち姿や羽根など細部までこだわり抜いた精緻なデザインが特徴。DCモーターや流線形デザインの羽根で、風の心地よさも追求した。φ38×H113.6cm、約5.6kg

 

■進化したストリーマで汚れを強力分解

ダイキン
「加湿ストリーマ空気 清浄機 MCK70U」(実勢価格:6万円前後)

プラズマ放電を利用して、フィルターに捕集した有害物質やニオイ成分を分解。従来より分解力が2倍に高まり、空気の汚れを素早く強力に除去する。 W39.5×H60×D28.7cm、12.5kg

 

■高い位置から広がるミストで部屋中を快適空間に

カドー
「STEM 620」(4万5900円)

最大600㎖/ hの加湿量で、高い位置から空間全体に濃密なミストを噴霧。短時間で部屋中を潤す。水槽内の除菌やカルシウム除去機能、香りを広げるフレグランスモードも搭載。φ27× H85.5cm、4.3kg

 

■1台3役のマルチな機能をコードレスで活用

シャープ
「PJ-G2DBG」(実勢価格:2万3000円前後)

上下約100°、左右約90°に首振りできるDCモーターモデル。バッテリーを内蔵し、最大14時間もコードレスで使える。サーキュレーター機能や除菌・消臭機能も備える。φ27× H55 ~ 67cm、約3.2kg

 

■空気も空間も心地よく変える新感覚の洗練デザイン

ダイキン
「risora」(予想実勢価格:13万円前後(6畳用))

業界最薄のスタイリッシュなデザインを採用。7つのカラーと質感から選べる。体に風を直接当てない2種類の気流や、不快な風切り音を抑えたファンなど機能性も追求。6畳~。W79.8×H29.5 ×D18.5cm

 

■医療・介護現場で使われる除菌脱臭技術を家庭でも

パナソニック
「ジアイーノF-MV3000」(実勢価格:12万8000円前後)

水道水除菌や野菜洗浄に使われる次亜塩素酸を独自技術で生成する空間除菌脱臭機。約15畳の空間で付着菌や付着ウイルスを99%以上抑制でき、高い脱臭効果も発揮する。W39.8 ×H71×D24cm、約11.2kg

 

<Clothing Care>

■掛けておくだけで衣類のシワやニオイを除去

LGエレクトロニクス
「LG styler」(実勢価格:21万3840円前後)

衣類を内部に掛けてシワやニオイなどを取り除くホームクリーニング機。スチームと振動を使ったシワ取りや、スチーム噴霧で花粉や埃を除去する。W44.5×H185×D58.5cm、83kg

 

■ナノサイズの泡で繊維の奥の汚れを除去

東芝
「ZABOON AW-10SV6」(実勢価格:15万1200円前後)

直径1μm未満の微細な泡で洗浄効果を高めて洗う洗濯乾燥機。皮脂汚れの蓄積を減らし、白いシャツなどは1年保管しても襟や袖の黄ばみを防止。洗濯10kg、 乾燥5kg。W61.4×H104.8×D62.8cm、約52kg

 

■デザインも洗濯物の仕上がりも納得の美しさ

シャープ
「ES-PU11B」(実勢価格:18万前後)

ハーフミラーパネルとタッチ式操作部を採用。衣類の部分汚れを超音波振動で落とすツールを搭載。皮脂汚れや汗染みも素早く除去する。洗濯11kg、乾燥6kg。W60 ×H105×D65cm、約48kg

 

■自動投入+遠隔操作で洗濯作業を革新

パナソニック
「NA-VX9800」(実勢価格:38万円前後)

液体洗剤や柔軟剤を自動投入する機能を搭載。洗剤の使用量を正確に管理でき、無駄使いや洗剤不足を防げる。専用アプリによる遠隔操作も可能。洗濯11kg、乾燥6kg。W63.9×H105.8×D72.2cm、約79kg

 

■衣類が楽々きれいに仕上がる2in1仕様

ティファール
「トゥイニー」(2万2788円)

アイロンとスチーマーの機能を兼備。最大25g/分の強力なスチーム噴射で繊維の奥まで水分が浸透。素早くシワが取れ、その後はプレスで衣類をパリッと仕上げられる。W33×H18×D15cm、約1865g

 

<Hair&Body Care>

■イオンとLEDの力で髪と頭皮にアプローチ

アデランス
「N-LED Sonic」(3万9960円)

“プラズマクラスター”技術と、手のような形状のアタッチメントを採用。水分子が頭皮の角質層に浸透し、うるおいを保ちつつ余分な皮脂を抑える。ドライヤーの先端に赤色LED搭載。約710g(本体)

 

■マッサージチェアがAIとアプリで進化

ファミリーイナダ
「ルピナスショルダー」7452円×60回払い(Wi-fiモデル)

左右独立した動きとAIを使った肩専用マッサージシステムを搭載。一人ひとりに合ったもみ動作を実現した。アプリを使った健康管理機能も用意。
約W91×H110×D164cm、約100kg

 

■乗馬の動きが複雑化し運動効率アップ

大東電機工業
「ロデオボーイ FD-017」(3万9744円)

乗馬のような運動ができるフィットネス機器。従来より前後左右上下の動きが拡大し、ウェーブやひねりも追加。腹回りや体幹、太ももなどを効果的に鍛えられる。
約W42×H70.5×D65cm、約19.5kg

【識者の目_家電+ライフスタイルプロデューサー神原サリーさん】
多様化するライフスタイルにもしっかり対応!

今年の生活家電は三菱のFZシリーズやダイキンのリソラなどのエアコンや、パナソニックの扇風機RINTOのように省エネや本来の機能を踏まえた上で、デザイン性に優れたものが増えたことが印象的でした。ライフスタイルに応じた快適性の追求といった“上質さ”が際立っていたと思います。

カドーの加湿器STEMや、ダイキンの加湿空気清浄機のように、見た目の変化は感じられなくとも、お手入れをしやすくするなど従来モデルをブラッシュアップさせ、さらに使いやすくなった点も見逃せません。

また冷蔵庫や洗濯機、空気清浄機、エアコン、暖房器具、マッサージチェア、LED照明などがインターネットと繋がり、空気環境を可視化したり、外出先から家電を操作できたり、スマホのアプリをリモコン代わりにしたりと「IoT」が生活に密接に関わってきた年だったなと感じています。そのほか、“分洗濯”のできる洗濯機や衣類スチーマーの充実、除菌・脱臭機能に特化したものなど衣類ケアの分野が充実したのも特徴的でした。

単に時短に走らず、大切に長く着るということにも着目し、時間がないからこそ自宅で必要に応じたケアをしたいという今の風潮に合っているのでしょう。

●神原サリーさん
新聞社勤務、フリーライターを経て、独立。現在は家電+ライフスタイルプロデ ューサーとして執筆や商品企画、コンサルティングなど幅広く活動している。

本記事の内容はGoodsPress1月号50-51ページに掲載されています

(文/高橋 智)

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