AIスピーカー「Amazon Echo」は、どこに置くのが正解か試してみた
&GP / 2018年1月2日 20時0分

AIスピーカー「Amazon Echo」は、どこに置くのが正解か試してみた
ついに我が家にも人工知能(AI)がやってきたぞ、ヤーヤーヤー! というわけで日々、Alexa(Amazon Echoの脳みそ。クラウド上にあるAI)とのコミュニケーションを図っているのですが、ダジャレを言ったり歌を歌ったりと、なかなかに面白いやつじゃないかと家族に受け入れられています。何ができるのか探り探りで、まるで外国人留学生が来たようなもの。日本語の理解力は非常に高いとはいえ、たまに「ナニヲイッテイルノカワカリマセン…」なんて、いけずな反応も。お客様というより、完全に子どものオモチャ扱いとも言いますね(笑)。
▲声をかけると青い光を放ち話してくれるAIスピーカー。「アレクサ、歌って」というと、なぞの自虐ソングを披露してくれます
そんなAmazon EchoはWi-Fi環境下であれば、場所を選ばず音声入力スピーカーとして活躍してくれます。じゃあ、どこに設置しておけば一番便利なのか、試してみました。
■リビングに置いてみた
まずは誰もがイメージするであろう場所、リビングから。スピーカーというくらいだし、一番多く使われるのは音楽を流す機能でしょう。アマゾンプライム会員なら、プライムミュージックやUnlimitedの曲を聴ける他、ラジオではradikoといったサービスにも対応しています。曲名やアーティスト名でサーチできるのはもちろん、かかっている曲の情報を「これ誰の曲?」といった質問で教えてくれるところが便利。え~、この曲よくな~い?で終わりません。
・定型アクションで複数のスキルを同時に使える
またリビングでよく使う機能としては、天気やニュースの確認です。ここで、毎朝のルーティーンとしてEchoを設定する方法があります。アプリ側で「定型アクション」の項目を選び、キーワードを決めて複数のスキルを呼び起こす方法。つまり、朝にドタバタしているとき、「アレクサ、朝の支度」と言えば、あらかじめ設定しておいたスキルが発動します。現在は「スマートホーム」「ニュース」「天気」しかプリセットされていないところが残念。指定の音楽をかけたり、スケジュールを読み上げてくれたりすると、もっと便利になると思われます。
・360°スピーカーならではの利点と欠点が
▲ホワイトを購入。家電との相性も良く、インテリアとしてなじみやすい
音声入力の認識力はとても優秀。5mくらいなら余裕で「アレクサ」の声に反応してくれます。ただ、その精度の高さゆえ、アレクサについて話そうものなら片っ端からリアクションしてきます。子どものいる家庭であれば、間違いなくメチャクチャに話しかけられます。AppleのSiriのように、特定個人による声紋設定がないため仕方ないとはいえ、ここは今後設定できるようにしてもらいたいところ。なぜなら、Amazon Echoは買い物などもできるので、遊び半分に商品を購入することも可能だからです。
■寝室に置いてみた
続いて、寝室での使用感を。ハッキリ言って、ここがベストな気がします。寝る前に音楽を小さめにかけて、「アレクサ、◯時間で音楽を止めて」とスリープタイマー。起床のため、「アレクサ、6時にアラームセット」としておけば、寝覚めも快適。Googleカレンダーと連動させておき、「アレクサ、今日の予定は?」と聞けば優秀な秘書としての役割も。まだ試していませんが、本モデルであるAmazon Echo Plusにのみ搭載されているスマートホーム・ハブ機能を使えば照明のオン・オフもできます。
メイン機をリビングに置き、ミニマムモデルのAmazon Echo Dotを寝室に置くのが正解のような気がしました。その場合、スマートホームとしては使えませんが……。
■庭に置いてみた
さてさて、Wi-Fi環境下で試しみたかったのが外。庭です。パリピ的な使い方ができるんじゃないかと期待したものの、結果から言うとそこまで面白くはないです。軽いホームパーティーなんかで音楽をかけられるのは便利ですが、やはりワイヤレススピーカーではないため、置き場所が限られること。そして複数人数が集まっている時は先述したように、「アレクサ」というワードにすべて反応します。いちいち会話に入ってくる上、「スミマセン、ヨクワカリマセン」とか独り言をブツブツ。最初こそ話題になることはあれ、段々うっとおしくなってきます(ひどい)。
ですが、ホームパーティー以外ならOK。ひとりでチェアを出し、読書のお供にAmazon Echo。またはDIYをするついでになど、360°スピーカーの実力を発揮します。
■仕事部屋に置いてみた
ここもオススメ。アラーム、スケジュールのリマインダー、音楽といったこれまでのスキルがすべて生きる場所です。これからビジネス系のスキルも増えていくと思いますし、まだまだ新たな使い方が開拓されていくでしょう。
Amazon Echoは、「スキル」と呼ばれる機能追加システムでアプリ側からカスタマイズすることが可能。現在でも400個以上が用意されていますが、今後アップデートされていくことは間違いありません。スマートホームとしての機能も注目したいところで、そこはまた別途レビューしたいと思います。
>> Amazon Echo
(文/&GP編集部 三宅隆)
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