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auの2018年春モデルは全世代対応で家族のスマホデビューにぴったり!

&GP / 2018年1月10日 6時30分

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auの2018年春モデルは全世代対応で家族のスマホデビューにぴったり!

auは1月9日、2018年の春モデルラインナップを発表しました。今回発表されたのは、同社初となるHUAWEI製スマホに加え、auのオリジナルブランドである「Qua」シリーズのスマホ、タブレットなどを含む計7機種。これらは1月下旬より順次発売される予定です。

それでは早速各機種の概要についてチェックしていきましょう。

■ついにキャリアからHUAWEI製スマホが登場

格安スマホに興味がある方ならご存知でしょうが、HUAWEIはSIMフリー市場では既に存在感のあるスマホメーカーとなっています。

そんな背景を踏まえ、HUAWEI製のスマホが大手キャリアから初登場し、注目されています。今回、auでは主に若年層をメインターゲットにした「nova」ブランドの新機種が取り扱われることに。

▲「HUAWEI nova 2 HWV31」は3万2400円(1月下旬以降発売予定)。サイズは約W69xH142xD6.9mm(最厚部約7.6mm)で、重量は約143g。同機種のベースとなるモデルは2017年5月に発表されていたが、日本では未発売だった

「HUAWEI nova 2」は5型のフルHDディスプレイを搭載。背面カメラは1200万画素+800万画素のダブルレンズを搭載しており、背景をぼかして被写体を強調できる「ポートレート撮影」が利用できます。

▲背面には指紋センサーを搭載。外部メモリはmicroSDXC(最大128GB)をサポート。一方、防水・防塵やおサイフケータイ、ワンセグなどについては非対応

一方、前面カメラは2000万画素。「3D 顔面認証技術」と「ビューティ補正機能」により、背景をぼかしつつ、美肌加工を施したポートレート写真を撮影可能です。とはいえ、肌質の補正はかなりキツめ。好みは分かれるかもしれません。

▲イヤホン、ケース、急速充電対応の充電ケーブルが同梱される

音響効果を3種類から選択できることも特徴のひとつ。「3D オーディオ」と名付けられた機能で、簡単な設定で立体感のあるサウンドを楽しめます。

▲一方、HUAWEI製品としてはおなじみとなるモバイルWi-Fiルーターも1機種発表された。新モデル「Speed Wi-Fi NEXT W05」は受信最大708Mbpsに対応。カラーは「ブラック×ライム」と「ホワイト×シルバー」の2種類を展開する。1月下旬以降発売予定

 

■Quaシリーズはスマホ1機種、タブレット2機種を発表

「Qua(キュア)」はauが2015年から展開しているオリジナルブランド。今回、Quaシリーズからは、スマホと4G LTE対応のタブレット(8型&10型)の計3機種が発表されました。

▲「Qua phone QZ」は3万2400円。サイズは約W72xH145xD8.7mm(暫定値)。nova 2に近い価格帯だが、こちらは防水・防塵、耐衝撃性能を備える

まず、「Qua phone QZ(キュア フォン キューゼット)」は、5インチフルHDディスプレイを搭載する京セラ製のスマホ。ガラス割れに強いハイブリッドシールド構造を採用しています。また、濡れた手でも操作できるため、水回りでも使いやすくなっていることも特徴です。

▲カラーおよびデザインにもこだわったというQua phone QZのバリエーション。「チョコミント」「カシスピンク」「シトラスレモン」「インディゴ」の4色を展開する。Rollbahnとコラボした専用フラップケースもau + 1 collectionにて販売

続いて、「Qua tab QZ 8」は、外出先でも使用しやすい8インチのタブレットとなります。

▲「Qua tab QZ 8」(2月下旬以降発売予定)。片手でも何とかホールドできるサイズ感だ。持ちやすい側面にするため、電源ボタンや音量ボタンは背面に配置されている。5200mAhのバッテリーを搭載

スマホのバッテリーが切れた際には、同タブレットとスマホをケーブルで接続し、モバイルバッテリーとして使用可能。前モデルに比べ、10%ほどバッテリーを増やしている点もポイントです。

▲「チョコミント」「オフホワイト」「モカブラック」の3色展開。Rollbahnのコラボケースはこちらも用意

料理のレシピを表示しながらタイマーやYouTube、音楽再生アプリなどを素早くマルチウィンドウで表示できる「クックプラス」アプリも便利そうでした。

また、家族で便利で使える機能としては、「子どもロック」や「表示拡大モード」などを搭載。前者は使用出来るアプリを指定でき、後者は文字とアイコンのサイズを大きく読みやすいもののに一括変換できる機能となっています。

▲「クックプラス」のアプリアイコンをタップすると、クックパッドの検索画面と、電卓画面がマルチウィンドウで起動した。台所で重宝しそうな機能だ

最後に、「Qua tab QZ 10」は、こうした機能に加えて“TV視聴”ができる10インチのタブレット。フルセグ・ワンセグの番組を録画が可能で、録画した番組をお風呂や外出先で楽しめます。

▲「Qua tab QZ 10」(2月下旬以降発売予定)。サイズは約W259xH168xD8.6mm(暫定値)。IPX5/8、IP5Xの防水・防塵性能を備え、温水防水もサポート。お風呂でも使用できる

画面両脇には、ステレオスピーカーを搭載しています。YouTubeなどのストリーミング動画や、録画したテレビ番組をステレオサウンドで満喫可能。

▲TVアプリ用のアンテナは同梱される。外部メモリは最大256GBのmicroSDXCをサポートし、最大約32時間分のフルセグ録画が可能。Rollbahnのコラボケースもある

また、「Info Clock」機能を活用すれば、充電中に置時計やフォトフレームに早変わり。使っていない間はインテリアになるというわけです。

■親に持たせたい“あんしんスマホ”には嬉しい配慮が盛り沢山

同じく、京セラ製の端末として、「BASIO3(ベイシオスリー)」もラインナップ。同機には、スマホの使い方がなかなか覚えられない人でも安心して使える工夫が施されています。販売価格は4万9680円で、1月下旬以降に発売予定。

▲「BASIO3」は「ゴールド」「ブルー」「レッド」の3色展開。アイコンが大きく、画面下部にはハードキーも搭載。背面にはカメラのレンズカバーがあり、それをずらすとカメラアプリが起動する。端末のサイズは約W71xH144xD9.9(最厚部10.1)mm

例えば、スマホの使い方を教えてくれる動画が再生できます。動画はまるで通販番組のように、明るくコミカルに展開。

▲「使いこなし動画」をタップして再生。小難しくならないように工夫された動画で、操作解説を確認できる

また、「使い方練習」をタップして起動すると、スマホの基本操作が学習できるミニゲームが楽しめます。

▲「使い方練習」の例。タップ操作を理解するために、トランプの神経衰弱が始まる

なお、auが提供している個人向けサポートサービス「auスマートサポート」を利用すると、通常なら加入月に3000円(税抜)、4カ月目から月額380円(税抜)がかかります。しかし、BASIO3の購入時に同オプションに加入すると、加入月の3000円が無料になるキャンペーンが2月28日まで実施されます。どうしても不安という場合には、こちらも併せて利用を検討してみるとよいのでは。

▲ちなみに、京セラ製「TORQUE G03」の新色「レッド」も追加される。3月下旬より販売予定

 

■初めてのケータイもタッチパネル搭載の時代に

小学校低学年の子どもを対象とした端末「mamorino4(マモリーノフォー)」は2.8インチのタッチパネルを搭載。親が持つスマホや、家にあるタブレットと同じ感覚で操作できるようになりました。サイズは子どもの手でも扱いやすく、かつ大人も扱える小さすぎないくらいに調整されています。

▲「mamorino4」は「プリンセスパープル」「サニーイエロー」「スポーティーブルー」の3色。紫を新たに取り入れた理由は、ランドセルで人気の色だからとのこと

4G LTEおよびVoLTEをサポートし、通話やSMSが利用可能。一方で、ブラウザでの検索などはできないようになっていることもポイント。

▲防犯ブザーを搭載しており、鳴らすと緊急連絡先への音声発信などが実行される。また、別途契約が必要だが、「ココセコム」の通報サービスと連携できる

新機能として「音声操作補助機能」を搭載。画面下のボタンを2度押しすることで、キャラクターが登場し、一定の音声コマンドで操作できるようになりました。

▲うさぎが出てきた。右上の「?」をタップすると、対応する音声コマンドの一覧が確認できる

料金プランは月々500円から利用できる「ジュニアケータイプラン」。LTE NET利用料はかからず、家族間の通話およびSMS送受信は無料で行えます。2月上旬の発売と同時に提供予定です。

*  *  *

HUAWEI製のスマホが初登場したことはインパクトがありましたが、Qua phone QZおよび、BASIO3、mamorino4などの丁寧な仕上がりには、キャリアならではの良さを感じます。

どれも「家族に持たせたい」と思える一台。春に向けて家族のスマホデビューを検討してみてはいかがでしょうか。

>> au

 

(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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