吉田由美の眼☆雪道での好感度抜群!ピンチを救ってくれたSUBARUがヒーローに見えた日
&GP / 2018年1月28日 11時0分
吉田由美の眼☆雪道での好感度抜群!ピンチを救ってくれたSUBARUがヒーローに見えた日
さまざまな面白い企画で、メディア向けにSUBARU(スバル)車の魅力をアピールしてくれる「SUBARUテックツアー」。その第8弾は、SUBARU車に採用される新しいプラットフォーム“SPG(スバル・グローバル・プラットフォーム)“の実力と、SUBARUの代名詞のひとつである4駆システム“シンメトリカルAWD”に魅力を体験できる「スノー ドライビング エクスペリエンス」。
SUBARUは過去2年間、北海道のクローズドコースで雪上試乗会を開催していましたが、「よりリアルなシチュエーションでSUBARU車の魅力を実感して欲しい」との思いから、今回は公道を走るプログラムになったのだとか。そんなわけで、今回は雪国にお住まいの皆さんが、日々、ドライブされているようなコースでSUBARU車の実力をチェックしてきました。
■安比のスキーゲレンデをSUBARU車が激走!
スタート地点は、岩手県の安比高原スキー場。
私たちがお邪魔した日はちょうど、SUBARUの冬のイベント「ゲレンデタクシー」が開催されていました。なので、まずはゲレンデタクシーの体験&デモラン見学に出発です。
ゲレンデタクシーでは、SUBARUのSUVである「フォレスター」や「アウトバック」、「XV」が、スキーヤーが滑るゲレンデ脇につくられた全長700mの特設コースを、リフトのように駆け上がったり駆け下りたりするのです!
乗っている時の感覚は車種によって異なり、安定感を求めるならフォレスターやアウトバック、やんちゃに走りたいならXVといったところ。でも、いずれの車種も、結構な勢いで斜面を走っていくので迫力満点! 私たちだけでなく、ゲレンデにいた一般のスキーヤーやスノーボーダーたちの心もわしづかみしてしまったようです。
ちなみに、ゲレンデタクシーの開催は、今季あと2回。2月3日と4日に長野・栂池高原スキー場で、同17日と18日 に新潟・苗場スキー場で開催されるので、興味のある方は参加されてみたらいかがでしょうか?
そして、いよいよメインイベントである公道試乗に移ります。XVとインプレッサで、安比高原から八甲田山周辺を抜け、新青森駅まで走る全長約190㎞のコース。
八甲田…というと、映画『八甲田山』などでもご存じのとおり、極寒の地。そんな土地では、もちろん、走りの安定性も重要なのですが、実はそれ以上に重要となるのが、暖房の性能。
現行のXVとインプレッサでは、空調ユニットを新設計していて、運転席用と助手席用のダクトを大型化することで、暖房性能を大幅にアップしているのだとか。なるほど。確かに足下がすぐ暖かくなります。
しかも「どのダクトからどれくらいの温風を出すか」といった制御も従来より細かく行えるようになったので、シートヒーター必須という寒がりの私はもちろん、冷え性の人たちにとっては強い味方になるのでは? もちろん、シートヒーターと併用したら、まさに“鬼に金棒”です。
今回の試乗コースには、酸ヶ湯温泉や蔦温泉での入浴、かつて鉱山でにぎわいを見せていた秋田・小坂にある鉱山事務所や芝居小屋「康楽館」、それに、SUBARUの前身である富士重工業製の列車が所蔵されている「小坂鉄道レールパーク」の見学など、アトラクションも盛りだくさん。冬の十和田湖をはじめ、氷瀑のある奥入瀬渓流、そして、八甲田山や高い雪の壁など、この季節にしか出合うことのできない風景を目にすることができました。
SUBARUの魅力をたっぷり味わえたイベントとなりましたが、最大のサプライズは“その後”。実は帰京の日、関東甲信越地方でも大雪が降り、雪に弱い都心を始め、関東エリアは大混乱。私たちが乗る新幹線も、途中、トラブルで止まったり、徐行運転を繰り返したりしながら、約90分遅れでようやく東京駅に到着しました。でも、東京駅にたどり着いたのはいいけれど、そこからがまた大変。鉄道は大混雑で、タクシーの乗る人も大行列。無事に帰れるの?
そんな不安を解消してくれたのが、東京駅に駆けつけてくれた友人。スタッドレスタイヤを履いたSUBARUの「レヴォーグ」で、横浜にある私の自宅まで送ってくれたのです。イベントでさんざんSUBARU車の実力を実感した上に、さらに、ピンチを救ってくれたのもSUBARU車。雪の多い東北でも、不意の降雪で混乱する都内でも、スタッドレスタイヤを履いたSUBARU車なら安定感抜群! 雪道での好感度は上がりまくりで、思わずSUBARUがヒーローに見えました。
(文/吉田由美 写真/&GP編集部、SUBARU)
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