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最新“低温調理器”で楽しむ「エンドレスチャーシュー麺」がおいしすぎる!

&GP / 2018年2月20日 18時0分

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最新“低温調理器”で楽しむ「エンドレスチャーシュー麺」がおいしすぎる!

美味しいチャーシューがてんこ盛りのチャーシュー麺を食べたい! 麺より肉が多いくらいの!!

ということで、今回は話題の低温調理器「BONIQ(ボニーク)」を使って、かんたんで美味しいチャーシューを作り、それをインスタントラーメンに乗せてしまおうという大冒険をしてみました。

低温調理は自分で温度を調節しようとするとなかなかうまくいかないものですが、BONIQがビシッと温度と時間を管理してくれるので、手間なしで、驚くほどしっとりときめこまやかなチャーシューができました。しかも、その極上チャーシューを袋ラーメンに乗せて一人爆食い。食べても食べてもチャーシューがある!

■低温調理器「BONIQ(ボニーク)」とは?

BONIQ(ボニーク)は、昨今話題の低温調理器。スティック状の本体をお鍋に固定して使います。

湯煎容量は5〜15ℓということで、今回は自宅にあった小さめの寸胴を使いました。

水を張り、温度と時間を設定すると本体が作動し、まわりのお水が軽くさざ波を立てながら温まっていきます。

表示は大きなデジタル数字、ボタンはグラフィックなので、操作も感覚的にできました。

設定の温度に到達したら、今度は設定時間のあいだその温度が維持されます。食材はフリーザーバッグに入れてお湯の中にひたし、それを湯せんをするような形で調理は進みます。

■味付けはラーメンスープ

もちろんBONIQはとても繊細な調理が可能で、ローストビーフやコンフィなどおしゃれで本格的なお料理がいくらでもできるのですが、今回はあえてジャンクに。低温調理器を使って、超手軽に絶品チャーシュー麺を作っちゃおう!ということなので、チャーシューも超簡単な製法でいきます。

まず豚のかたまり肉に下味をつけます。

▲今回はどうしても2種類のチャーシューが食べたかったので、バラとロースを一度に使っていますが、お肉は1種類の方がよりそれぞれの部位に合った調理ができるかと思います

豚バラは脂が多いので、先に軽く焼き目をつけました。

調味料は、醤油ラーメンのスープの素だけ。生ラーメンについている液状のアレです。スーパーなどでは単品でも売っていて、油や甘味、スパイスなども含まれているので、下味付けにはもってこい。

お肉とラーメンスープの素をフリーザーバッグに投入し、モミモミしてから空気を抜き2時間〜半日程度寝かせます。BONIQの設定は70度で4時間。温度や時間の目安は、説明書に食材の種類や重さごとにわかりやすく書かれています。今回は初めての使用でもあり、目安より少し多めに加熱することにしました。

設定温度に到達するとBONIQが音で知らせてくれるので、さらに水圧で空気を抜きながら、フリーザーバッグをお鍋に入れました。

あとは待つだけ!

■とにかくほったらかす!

BONIQをひたすら見つめ4時間……などということはなく、下ごしらえさえ終われば、ただ放ったらかしで大丈夫。火も使わないので、いつもどおりに原稿を書いたり、漫画を読んだりして過ごします。BONIQから音がしたら、いよいよ出来上がり。最後にお肉の外側においしそうな焼き色もつけてみました。

うすーく切ると、繊維が柔らかく包丁がしっとり入っていく感触。火はしっかりと入っているのに、お肉はたっぷりと水分を残したまま。明らかにいつもの煮豚とは違います。

■エンドレスチャーシュー麺の完成!

袋ラーメンはいつも通りに作り、2種類のチャーシューをちりばめていよいよチャーシュー麺!

▲ポイントは「すぐ食べること」です。せっかく低温調理したお肉に、スープの温度で火が入ってしまってはもったいない

急いで食べてみると、これがまた美味しい! 普段作る煮豚と違い、肉が熱で締まっている感じがありません。一口噛むと絹のような舌触りと、肉汁が飛び出す感覚。いつも買っている普通の豚肉が、実はこれほどまでのポテンシャルを秘めていたとは!

そしてふっくら柔らかい極上チャーシューを延々と食べ続けられる幸せ。チャーシューと麺の割合など考えずひたすら肉を味わうラーメン。家で作ったからこそできる傍若無人のチャーシュー麺祭りと相成りました。

■BONIQのココが素敵

BONIQを使ってみて、まず感じたのは、ガスコンロを使わずにご馳走料理が1皿できる便利さ。パーティーなどでも、メインをBONIQでしかけておけば、キッチンは他のお料理に使えるのでとても楽だと思います。

また低温調理という先進的な調理法を、家で気軽に実践できるという新しさ。いつもどおりの食材に思いもよらぬ魅力を見つけることができます。

そして意外なほどの簡単さ。焼く、茹でる、炒めるという身近な調理法は、実は火加減という意味ではかなり難しいものです。その点BONIQは、下ごしらえさえすれば、加熱は「ほったらかし」ですから、技術はあまり必要ありません。素人の筆者でも、まるで火入れ名人のような食感のお料理が楽しめました。

最後に「お肉を加熱する」ということを論理的に考えるのが、かなり面白い体験でした。説明書には、各種のお肉を安全に食べるための加熱の仕方が書かれています。なんとなく「お料理は一度沸騰すれば安心」と思っていたのですが、それはあまりにも乱暴だった…。もっと効果的に殺菌し、なおかつ美味しく食べるための温度管理方法があるということを知りました。

毎日の食卓を整える人にも、科学的なホビーとして料理を楽しみたい人にも、かなり面白いツールとなると感じます。

>> BONIQ(ボニーク)

 

(文・写真/くぼきひろこ

C

くぼきひろこ/ライター

美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。

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