5万円以下！持ち運び自由なモバイルプロジェクター5選

Amazon Fire TVやChromecastといったストリーミングデバイスを利用して、Netflixなどの動画配信サービスを家のテレビで楽しむ方が増えてきています。スマホやPCよりも大きな画面で見る映画や、スポーツ観戦って臨場感があるし、みんなで楽しめるところが良いですよね。

だけど満足していても不満も出てくるのが人間です。「もっと大きな画面で見たいなあ」、「寝室で寝ながら見たい」、「キャンプ行った時にこの映像流せたら盛り上がりそう」。そんなワガママを解決してくれるのがモバイルプロジェクターです。ここでは5万円未満かつ持ち運びできるプロジェクターをご紹介します。

 

■投影部が回転！天井への投影もラクラク

プロジェクターといえば四角いというイメージを打ち破ってくれたのが、Sandilotsの「X-01」です。懐中電灯のような円筒型で、投影部である先端が90度回転し、様々な場所への投影を可能にします。場所によっては高さが足らず、三脚が必要になる商品も多いですが、こちらは本体自体に高さがあるのでそのまま置いて投影できます。スマホやPCとワイヤレスで接続できるだけでなく、本体だけで直接インターネットに接続できるのでyoutubeを視聴することも。実勢価格は3万6800円です。

▲輝度1000ルーメンなので、比較的明るいな所でも動画視聴できる

>> Funlogy「X-01」

 

■ワイヤレスで5時間使える

ASUSの「ZenBeam E1」は、長い時間ワイヤレスでプロジェクターを使いたいという方にオススメ。6000mAhのバッテリーを内蔵しており、最長で5時間も投影し続けることができます。映像入力端子にはHDMI端子を搭載。PCだけでなく、ストリーミングデバイスやゲーム機と接続して、あらゆる映像を楽しめます。投射画面が斜めになってしまっても、「自動台形補正機能」でバッチリ補正。価格は実勢価格3万9800円前後。

▲サイズは幅110×奥行き83×高さ29の正にポケットサイズ

>> ASUS「ZenBeam E1」

 

■狭い屋内でも、アウトドアでも

モバイルプロジェクターというと、距離を取らないと大画面での投射は難しい製品が多いものの、BenQの「G310J」はわずか1mの距離から60インチの大画面に投射が可能です。狭い空間でも大画面で動画を楽しめるのは嬉しいですよね。また、付属のラバーケースは防滴性と耐落下性を備えているので、アウトドアでの使用も期待できそうです。スピーカーは2W×2の出力が可能だから、本機だけで大迫力のサウンドを楽しめます。価格は実勢価格4万4767円前後。

▲映像入力端子にはHDMI端子、USB端子×2を備え、MHLケーブルも付属。あらゆる機器との接続が可能

>> BenQ「G310J」

 

■まるで立方体パズル！とにかく小さくて軽い

まるで立方体パズルのような超小型プロジェクター、Smart Beamの 「Smart Beam Laser」。サイズは5.5センチの立方体で、重さはわずか195g。持ち運ぶ際、どこに入れたのか忘れてしまいそうですね。立方体の特性を生かし、あらゆる方向への照射が可能です。オートフォーカス機能搭載でピントを合わせる必要がなく、輝度は100ルーメンと少し明るさが心配とはいえ、自宅で手軽に使うには申し分ない一品です。価格は実勢価格4万3000円前後。

▲投射面を上に向ければ、天井に投射することもできる

>> ユーオー「Smart Beam Laser 三脚セット」

 

■ビジネスでも、プライベートでも使用できるオールインモデル

LGの「PH30JG」は、バッテリーと高音質なスピーカー内蔵で電源ケーブルいらず、Bluetooth対応だからケーブルはなく、Wi-Fi対応によりビデオケーブルもないという「トリプルワイヤレス」モデルです。ホームシアターを楽しめるのはもちろん、USBに保存したOfficceやPDFの簡易再生にも対応しているので、USBを接続すればこれ一台でプレゼンを行うこともできます。映像入力端子もHDMI端子とUSB端子（Type-A/Type-C）を備えています。価格は4万5041円。

▲マルチアングルヒンジでシームレスな角度調整が可能。三脚いらず

>> LGエレクトロニクス「PH30JG」

 

（文／菊地野々子）