パワフル衣類スチーマーに高音質ヘッドホン!春から使える最新家電レポ3選
&GP / 2018年3月27日 19時0分
パワフル衣類スチーマーに高音質ヘッドホン!春から使える最新家電レポ3選
<家電女優・奈津子×安蔵靖志の最新家電家電レポ3選【2018年2月・後編】>
元SDN48で家電アドバイザーの資格も取得し、「家電女優」として活躍の幅を広げる奈津子さんと、AllAbout家電ガイドや家電アドバイザーとしてテレビやラジオ番組、雑誌やWebサイトなどで活動するIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志が、最新家電の注目ポイントについて語り合う連載企画。今回は2018年2月に発表・発売された家電の中から、デジタル家電などを紹介します。
■撮影後の“追体験”が楽しい「GoPro Fusion」
安蔵:アクションカメラの先駆者として有名な米国のGoProから、360度カメラ「GoPro Fusion」が登場しました。
▲米GoProが発売した360度カメラ「GoPro Fusion」(直販価格8万8000円)
▲前後にレンズとマイクを搭載している
奈津子:GoProは相変わらず人気ですよね。インスタには「GoPro女子」というのも増えているらしいですから。
安蔵:とはいえ、ソニーのアクションカムのほか、中国メーカーも多数参入して“レッドオーシャン”(競争の激しい市場)になってしまったため、GoProは経営不振が続いているんですよね。
奈津子:GoPro Fusionのデモを見ましたが、ソフトウエアがよくできているように感じました。カメラ本体だけを販売するのではなく、ソフトウエアまで丁寧に作り込んで「エコシステム」として提供すると話していたのが印象的でした。
安蔵:ハードウエアだけで差別化を図るのは難しいですけど、使い勝手のいいソフトウエアと一緒に提供することで「ユーザー体験」を高めることができますからね。
奈津子:「撮影。後から発見」というコピーがすごいなと思いました。360度カメラなので、アウトドアアクティビティなどの「体験」に集中して楽しみつつ、あとで視点を選べるというのがとても斬新に感じました。
安蔵:360度動画を撮った後に、スマホやタブレット向けの「GoPro」アプリで5.2K(5228×2624ピクセル)撮影した360度動画の中から好きな画角を選び、フルHD(1980×1080)の動画を作れる「OverCapture」機能ですね。
▲スマホアプリなどに搭載する「OverCapture」機能を使うと、360度動画の中から好みの画角を選んで動画を切り出すことができる
奈津子:SNSに簡単にシェアできる仕組みもあるので、これがあればフォロワーがかなり増えそうです(笑)。
安蔵:OverCaptureはスマホやタブレットでもできるのですが、パソコン向けの「Fusion Studio」アプリを使うとさらにユニークなエフェクトもかけられるようになっていますね。
▲パソコン向けの「Fusion Studio」アプリ
奈津子:個人的には、景色が小さな地球のように凝縮されて見える「リトルプラネット」というエフェクトがとても好みでした。
▲映像が小さな惑星のように表示される「リトルプラネット」エフェクトで作成した映像サンプル
安蔵:マイクも前後に2つずつ搭載していて360度の音を収録できますし、本体だけで水深5メートルまでの防水性能を実現しているのも魅力です。
奈津子:水中で撮影すると、前後のレンズの映像のつなぎ目が見えてしまうらしいですけど、マリンスポーツや海でのバカンスなどには最適ですよね。音声コントロール機能を使うと声で撮影指示ができるのも、いろんな場所での自撮りが進みそうですね。
■ティファールからパワフルな衣類スチーマーが登場
安蔵:ティファールからは新生活に便利な衣類スチーマー3製品が登場しました。
奈津子:「手持ちタイプの衣類スチーマーって本当にシワが取れるの?」と友達からよく聞かれるのですが、本当に取れるんですよ。まだまだその良さが広まっていないように感じますね。
安蔵:確かにそうですね。ただ、製品によってスチームのパワーと連続スチーム時間が異なるので、満足度が異なるのも確かです。ティファールの製品は台の上でアイロンがけもできる2イン1タイプの「トゥイニー ジェットスチーム」と、スチームだけの「アクセススチーム プラス」、「アクセススチーム ライト」が登場しました。
▲右からティファールが2018年3月に発売した「アクセススチーム プラス」(実勢価格1万2880円)、「アクセススチーム ライト」(同9880円)、「トゥイニー ジェットスチーム」(同5880円)
奈津子:以前のモデルの「トゥイニー」を数か月愛用しているのですが、新しいトゥイニー ジェットスチームはボディが白くなっただけでなく、軽くなって安くなったのが魅力的に感じました。先端が細くなっている「先細りチップ」設計なので、シャツのボタン周りなどもかけやすくて便利なんです。
安蔵:トゥイニー ジェットスチームは2イン1タイプとしてトゥイニーに次ぐエントリーモデルという位置付けのようですね。トゥイニーは毎分平均23gものスチーム量を実現しており、最新モデルを含めてもトップクラスです。それに次ぐのがアクセススチーム プラスですね。
奈津子:アクセススチーム プラスはハンディタイプの衣類スチーマーの中では業界ナンバーワンの大量スチームが特徴とのことでした(毎分平均20g)。かけ面にセラミックを施したことで、より美しい仕上がりになったそうです。確かに使ってみると手早くシワが取れて美しいですね。でも、やっぱり少し重い感じがします。
▲毎分平均約20gのスチーム量を実現した「アクセススチーム プラス」
▲「シワシワのブラウスも……」
▲「ちょっとスチームをかけるだけですぐにシワがなくなりました」
安蔵:アクセススチーム プラスは重さ約1220gで、水タンク容量が185mlですから、最大1405gというのはなかなかの重さですね。その点、より軽いアクセススチーム ライトは重さ925gで水タンク容量は140ml。最大で1065gといったところです。
奈津子:スチーム量は毎分平均15gと、こちらでも十分ですし、プラスに比べてスイスイとかけやすいです。稼働時間は短くなっても1人〜2人暮らし世帯にはこちらの方がおすすめですね。どれも殺ダニ・除菌・脱臭・花粉対策ができるので、この季節にぴったりだと思います。
▲「電気ケトルの新製品も登場しました。外側は熱くならないから触っても安心の『セーフ・トゥ・タッチ』と、30分間保温できるから2杯目も温かいというのが大きな特徴です。デザインは突出していいわけじゃないですけど、安心感はありますね」
■ソニーからはBluetoothヘッドホンが登場
安蔵:ソニーからは多数のBluetoothヘッドホン・イヤホンに加えて、有線タイプの高音質ヘッドホン「MDR-1AM2」(直販価格2万9880円)が登場しました。
▲ハイレゾ再生にも対応するソニーの高音質ヘッドホン「MDR-1AM2」(直販価格2万9880円)
奈津子:オーバーヘッドタイプの「WH-CH700N」(直販価格1万8880円)は、従来モデルの「MDR-ZX770BN」の約13時間から約35時間にまでスタミナがアップしたそうです。省エネ技術の向上具合がすごいですね。
▲オーバーヘッドタイプでノイズキャンセリング機能を備えるBluetoothヘッドホン「WH-CH700N」(直販価格1万8880円)
安蔵:ノイズキャンセリング機能も備えていますし、“ハイレゾ相当”の音質で音楽を楽しめる「aptX HD」コーデックにも対応しています。有線タイプの「MDR-1AM2」のようにフラットな音作りというより、低音が力強くて高音の解像感が心地よい、ソニーらしい味付けが好印象でした。
奈津子:SiriやGoogleアシスタントなどのスマホ向け音声アシスタント機能を使えるのも魅力的です。直販価格は1万8880円とのことなので、ちょうどいい価格帯ではないでしょうか。ブラック、グレー、ブルーとありましたけど、私はソニーらしいブルーが好きです!
安蔵:オンイヤータイプの「WH-CH400」はカラフルなカラーバリエーションも含めて、アクセサリー的な使い方もよさそうですよね。こちらはノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、約20時間のバッテリー駆動が可能で直販価格は5380円です。
▲オンイヤータイプのBluetoothヘッドホン「WH-CH400」(直販価格5380円)
奈津子:こちらでは宇多田ヒカルさん『あなたへ』と三浦大知さんの『HiT』を試聴しました。低音は物足りないけど高音はきれいで、キラキラした華やかな音質がして装着感がめちゃくちゃ軽く感じました。まさにオーディオの入門者に最適かもしれないです。
▲「こちらはBluetoothイヤホンの『WI-C300』(直販価格5880円)です。J-POPを一通り試聴しました。ちょっとシャカシャカしている感じはしましたが、音にハリがあるのでランニングするときなどによさそうですね。デザイン性は結構好きです」
(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」
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