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すぐに便利さを実感できるIoTアイテム11選【新生活モノ大全】

&GP / 2018年3月27日 18時0分

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すぐに便利さを実感できるIoTアイテム11選【新生活モノ大全】

さまざまなプロダクトのIoT化が進む中で、生活家電にもネット接続やスマホ連携機能を備えた製品が増えてきた。実用的な製品を選び、賢く使いこなせば、生活が格段に便利になる! 今回は都内ショールームにてIoT家電の便利な活用法を紹介している「リノべる」の石井千尋さんに、IoTの導入するコツとオススメのIoTグッズを選んでもらったのでそれを紹介する。

■音声や指先の操作で明るさも色合いも自由自在

フィリップス
「Hue Go」(実勢価格:9600円前後)

バッテリーを内蔵したポータブルタイプの小型LED照明。専用アプリと別売りのブリッジを使って細かく調色できる。本体単体での調色も可能。スマートスピーカーとの連動にも対応する。

 

■家の中やペットの様子をスマホでチェック

パナソニック
「屋内スイングカメラキット KX-HC600K-W」(実勢価格:2万9000円前後)

左右360°、上下約90°を見渡せる首振り機能を搭載した屋内カメラと、ネット接続に使うユニットのセット。屋外からスマホでカメラを操作でき、ペットや室内の様子を細かく確認できる。

▲動作や温度変化などを検知するとスマホに通知。録音しておいた声を再生したり設定時刻に録画する機能も備える

 

■気軽に話しかければ掃除がスタート

アイロボット
「ルンバ980」(実勢価格:13万5000円前後)

最大120分稼働し、広い範囲の床をパワフルに掃除してくれるロボット掃除機。Wi-Fi接続機能を備え、専用アプリでの操作に加え、Google Homeによる音声操作にも対応する。

▲Google Homeを通じて話しかけるだけで、清掃の開始や停止、再開、充電台へ戻るといった指示を行える

 

■家族にメッセージを届ける小型ロボ

ユカイ工学
「BOCCO」(3万1320円)

室内の見守りやメッセージをやり取りする機能を搭載。アプリから送ったテキストを音声で再生できる。付属のドア開閉センサーとも連動し、家族の帰宅などをスマホに通知してくれる。

 

■空気の状態をチェックしてすぐに運転

ブルーエア
「Blueair Classic 280i」(実勢価格:7万5600円前後)

Wi-Fi接続機能を備えた空気清浄機。専用アプリを使って空気の状態チェックや遠隔操作が可能。独自の “HEPASilentテクノロジー” で花粉、埃、細菌などを素早く静かに除去する。推奨フロア面積~ 26㎡(16畳)

 

■鍵を使わずスマホで簡単に開け閉め

Qrio
「スマートロック」(実勢価格:2万円前後)

一般的なサムターンタイプのシリンダー錠に取り付けて、スマホアプリで解錠と施錠ができる電子ロック。元の鍵も併用できるほか、メールやLINEで他人に一時的に暗証鍵を渡すことも可能だ。

 

■家に設置済みの家電を手軽にIoT化

Nature Japan
「Nature Remo」(実勢価格:1万3000円前後)

赤外線リモコンで操作する家電を、まとめてスマホで制御できるよう設定できるアイテム。Google HomeやAmazon Echoと連動させることで音声での操作にも対応する。

■始めてIoTを導入する方に最適なスターターキット

マウスコンピューター
「mouse スマートホームスターターキット」(2万6784円)

スマホなどから制御できるアイテム5製品のセット。通信に使うハブと、家電のオン/オフが可能なプラグ、LEDライト、人感センサー、ドアセンサーを同梱。手軽にIoT生活を楽しめる

 

■導入に最適な音声操作対応ブリッジ同梱セット

フィリップス
「Hue ホワイトグラデーション スターター セット」(実勢価格:1万600円前後)

電球色から昼白色まで、様々な白色光を表現できる電球のセット。従来の電球と同様のシーンで利用できる。接続や設定に使うブリッジと、オンオフや調光調色の操作ができるDimmerスイッチを同梱。

▲ブリッジを介した音声操作に対応。スマホやスマートスピーカーから操作できる

 

<「Hue ホワイトグラデーション スターターセット」をより便利に使える周辺機器>

■昼夜使い分けできる人感センサー

フィリップス
「Hue モーションセンサー」(実勢価格:4500円前後)

人の動きに反応してHueの照明をオン/オフできる。昼夜別々の明るさや周囲の明るさに合わせた点灯などを設定可能。ブリッジとセットで使う。

 

■部屋中の照明を一括コントロール

フィリップス
「Hue Tapスイッチ」(実勢価格:6800円前後)

4種類の操作を設定してHueの照明をコントロールできる機器。部屋中の照明を一括でオン/オフするといった設定が可能。ブリッジとセットで使用する

【識者の目_リノべる石井千尋さん】
インテリアに馴染んで自然に使えるアイテムで便利さを実感

東京・渋谷にあるリノベーション会社、リノベるのショールームは、自宅のリノベーションを考えている人に、ひとつの提案としてIoTR家電を紹介するスペースだ。2015年のオープン後、約30の機器を設置して検証していたが、昨秋に全面リニューアル。機器の数を減らし「リアルな生活の中で実用性の高いものに絞って展示している」と、リノベるの石井千尋さんは現状を説明する。

「リニューアル前はいわば実験の場として、リノベーションとIoT家電の組み合わせを考えてきましたが、さまざまな機器を試していくうちに、実生活で本当に役立つ機器が見えてきました。現在はインテリアなども充実させて、本当の生活に近い形で各機器を展示しています」

実際、このスペースにある機器は普段の生活に欠かせないものが多く、操作も簡単。IoT関連の機器はここ数年で幅広いアイテムが登場してきたが、未来ではなく現在の生活に役立つものが少しずつ明確になってきた印象だ。

「やはり今までになかった機器ではなく、既存の家電などと置き換えられるものや、生活の困りごとを手軽に解消できるアイテムが、お客様からも好評です。実際に導入する際にも、この観点が大切だと思います」

さらに昨年からスマートスピーカーに対応する機器が増えたことも、IoT家電の操作性を格段に向上させたという。

「それぞれに個別のリモコンを使ったり、電源を入れるたびにスマホのアプリを立ち上げたりするのは、やはり不便です。その点、スマートスピーカー対応の機器は、その場にいながら音声で一括操作できるので便利。デジタル機器などにあまり詳しくなかった私でも、スムーズに使いこなせています」

設定などに多少手間がかかることはあるが、一度使い始めればその便利さから離れられなくなるはず。自分の生活に合う機器を見極め、賢く使いこなすコツを覚えれば、次世代のライフスタイルをすぐにでも実践できるだろう。

▲リノベる。www.renoveru.jp 中古マンションや戸建て住宅のリノベーションを、物件探しから資金計画、施行までサポート。全国にショールームを展開し、東京・渋谷の本社ショールームでは、IoT家電も多数設置し、便利な活用法を紹介している

<IoT家電を賢く導入するコツ>

■普段よく使う機器を置き換える

新機軸のアイテムや設定が複雑な製品は、操作に慣れるまでが大変。照明や掃除機など用途が明確で、普段の生活に欠かせない機器なら、扱いやすくメリットもわかりやすい。

■コンセントがある場所をチェックする

大半の製品はやはり電源が必要。コンセントの場所が使い勝手を左右するので、導入前に場所をチェックする。目隠しになる収納場所を作るのも、スマ ートに活用するコツだ。

■スマートスピーカーと組み合わせる

IoT家電の操作性をア ップさせるには、スマートスピーカーの導入がベスト。機械が苦手な人でも音声で簡単に操作できる。対応するAIアシスタント機能を確認して組み合わせる

■便利なアプリで設定を済ませる

リノベるが提供している「Connectly App」など、IoT家電の設定に役立つアプリも登場。分かりやすい画面で簡単に設定できたり、複数製品を一括管理したりできるので便利だ

■ネットで“先人の知恵”を探す

操作や設定のコツ、便利な使い方のアイデアなどを、ネット上で紹介している人も多い。新ジャンルの家電でユーザ ーがまだ少ないものは、特にこうした先人の知恵が役立ってくれる。

本記事の内容はGoodsPress4月号30-33ページに掲載されています

(取材・文/高橋 智 写真/田口陽介)

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