見た目はヘッドホンなのにスピーカーにもなるってどういうこと？

コロンとした外観の新型ヘッドホン？　実はこれ、音楽をもっともっと自在に楽しむために開発されたリスニングデバイスなのです。耳元に置いた小さなスピーカーと考えればわかりやすいかも。耳をふさがないので、自転車走行時など周辺の音も聞きながら音楽を楽しめます。なので、付いた名前が「街ノリフォン」。

ヘッドホンとスピーカーのどちらの使い方もできるという二刀流サウンドデバイスの誕生です。

スピーカーとヘッドホン・イヤホンが一体化した“第3のリスニングデバイス”のプロジェクトが、クラウドファンディングサイト・Makuakeで始まりました。約160ｇと軽く、耳や頭に装着しないので痛くならないままで楽しめる首かけスタイルです。
しかも家の中では、そのままデスクトップスピーカーとして使えます。

自転車に乗りながら聞くとき、耳をふさがないから周囲の音に気付きやすいという安全面もありますが、ほかにも
・ 危険が迫る音やアラーム音など周辺の状況に気づき、状況変化に対応できる
・ 音声ナビを使えば、スマホを見ずに目的地にたどりつける
という使い方も！

単に小型スピーカーをくっ付けただけでは？と思うのは間違いです。
仕組みがいままでにない特殊なもの。首にかける部分は低音を導いて鳴らす “ベースパイプ” 機能を兼ねています。左右の球体部分で発生した低音は、ベースパイプ全体に微振動と低音を伝え、音に迫力を与えてくれるのです。

また、首にかけたとき、“前方のステレオ音声＋後方の低音”の組み合わせにより、頭を包み込むような広がりのある臨場感が体験できます。夏には、本体と首の間に隙間ができることで、肌に密着せず蒸れずに快適に装着できるというメリットもありますね。

音源との接続 は、一般的な小型スピーカーやヘッドホンと同様にスマートフォンと無線（Bluetooth）あるいは有線で接続します。支援コースがいろいろあるので、価格もいくつかの種類がありますが、最安値のコースだとガレージキットのタイプで2万1800円。ひとまず今回のリリースは30台限定らしいので、気になる人は急いで！

>> Makuake「街ノリフォン」

 

（文／＆GP編集部）