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ステンレス製厚底鍋はまさに野外向き!SOTO「ゴーラ」【アウトドア銘品図鑑】

&GP / 2018年4月21日 7時0分

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ステンレス製厚底鍋はまさに野外向き!SOTO「ゴーラ」【アウトドア銘品図鑑】

焦げ付き防止加工を施している鍋は、汚れを落としやすいという点で野外向きです。でも鍋の加工は高温に弱く、空だき厳禁。たとえば、炒めものをするときは菜箸を常に動かし、食材がない空だき空間がないようにしないと加工が浮き上がり、はがれやすくなるんですね。加工がはがれると、一転して焦げやすいやっかいな鍋に格下げです。

とはいえ野外では風の影響を考えて火力を最大にしたり、高温となる焚き火や炭火にかけたりすることもあるし。そうなると薄い鍋がゆがんで使いづらい鍋になってしまいます。

SOTO「ステンレスヘビーポット ゴーラ」(1万6500円/税抜)は、数年ごとに鍋を買い換える…を繰り返してきたアウトドアコーディネーター、小雀陣二さんが企画したクッカーセット。その使い心地とは?

 

φ20cm、φ16cm、φ14cmのポットとリッド(ふた)、そしてリフターのセット。大鍋は両脇にハンドルが付いていますが、中・小鍋は取っ手がないスッキリとしたデザインで、写真のように重ねられるほか、スタッキング収納ができます。

ポットの厚みは1.8mm、リッドの厚みも1mmで重厚感あり。そのぶん総重量は3.49kgとヘビー級です。ちなみに、同社の8インチダッチオーブン(内寸φ20.6cm)が約3.5kgでほぼ同じ重量なんですね。

フチの形にも工夫あり。水ダレしづらく、水きれがいいのでパスタの湯切りをした後でもポット側面を汚さない形。ひいてはテーブルやバーナーの五徳を汚さずにすむんです。

ふたはフラットな形なので皿や食材・トングのちょい置き、鍋敷きなどマルチに使えます。

鍋を重ねられるから、できあがった料理を調理中のリッドの上に載せて保温。また、ステーキは焼き上がった後にホイルで包んで5分ほど寝かすと肉汁が落ちつくので、これも調理中のリッドの上に載せておきます。これなら寒い時期でもせっかくのステーキが冷えすぎずにすみます。

刃がステンレスにあたる感触がよくないので、まな板として使うのは今ひとつ。

 

ポットはリフターでつかめば片手鍋となります。

リフターの磁石を利用し、リッドの中心にペタッとくっつければ、熱いリッドも無理なく持ち上げられます。磁石の力は強力すぎることがなく、少し手首を返せば簡単に外れるのが気持ちいいですね。

リフターは幅広でフラットだから写真のようにスタンドとしても使えるのがうれしい。リッドの置き場所に困る野外では、これはありがたい機能です。

ごはん、炒め物、スープ。4〜5人分の調理にちょうどいいセットです。ダッチオーブンほどではありませんがポットの保温性よし。1〜2人なら中小ポットのみを持ってシングルバーナーとともに出かけてもいいかも。

*  *  *

公式情報によると、ゴーラは同社の10インチダッチオーブンとスタッキング収納できるようです。では、同社の「ナビゲーター クックシステム」では?

写真の通り、専用コジーに入れた「ナビゲーター クックシステム」+「ゴーラ」をすべて重ねられました。ふたが浮いてしまいますが、付属の収納袋を使えば持ち運べます。「ナビゲーター クックシステム」の内側はスーパーハードアナダイズド加工なので干渉しないよう気を遣いますが、軽量化したいとき、ファミリーで料理に凝りたい、仲間を招いた料理を振る舞いたいときなど、シーンにあわせて組み合わせを考えられるのが楽しいですね。

シンプルなデザインのクッカーセットだから、他社の鍋とも組み合わせやすそう。手持ちの鍋とシンデレラフィットの可能性、十分ありますよ。

>> SOTO

 

(取材・文/大森弘恵)

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