やっぱりコスパ抜群!Ankerの新オーディオブランド誕生
&GP / 2018年4月28日 19時0分

やっぱりコスパ抜群!Ankerの新オーディオブランド誕生
モバイルバッテリーや急速充電器で有名なアンカー・ジャパンは4月27日、新規事業の発表会を行いました。これまでAnkerブランドで展開していたスピーカーとイヤホン、ZOLOブランドで販売していた完全ワイヤレスイヤホンを「Soundcore」として一本化。今後は独立したブランドとして展開されます。
▲アンカー・ジャパン代表取締役井戸義経氏
これまでAnkerでは、スピーカーを「Soundcore」シリーズ、イヤホンを「SoundBuds」、完全ワイヤレスイヤホンをAnkerの姉妹ブランドにあたる「ZOLO」として展開してきました。同社代表取締役の井戸義経氏は今回の新ブランドの立ち上げについて、「SoundcoreをAnkerに続く第二のブランドとして立てていく。我々にとって大きなチャレンジ」と話しました。
Soundcoreのスローガンは“HEAR IT. FEEL IT”。「ちょうどよいニーズバランス」「経験豊かなエンジニア陣」「最先端テクノロジー」の3つをブランドの強みとして、新製品をリリースしていくそうです。今回の発表会では「Soundcore Speaker」と「Soundcore EarPhone&Hedphone」の技術と今後のラインナップが紹介されました。
■「Soundcore Speaker」
スピーカー製品については、Anker Technology Co., Ltd. スピーカーグループゼネラル・マネージャーのHerbert Fan氏が説明。
▲Herbert Fan氏
Fan氏は、Soundcoreシリーズのスピーカーの特徴して、以下の4点を挙げています。
1:チカラ強いベース音を響かせる「BassUPテクノロジー」
BassUPテクノロジーは、小型でも迫力のある低音を実現。歪みが少ないことが特徴。
2:驚きの連続再生時間を実現した「Powr Boost テクノロジー」
Power Boostテクノロジーは、音楽信号にわせて電圧を変動させることで、再生時間を従来の製品より約30%以上のアップ。
3:クリアでパワフルなサウンドを追求した高音質「SCANSPEAK製のドライバー」
デンマークのSACNSPEAKのドライバーを搭載。音圧と音の広がりを強化。
4:好みでサウンド調節ができる「Soundcoreアプリ」
「CHILL」「PARTY」などのムードを選ぶことで、製品のライティングなどをコントロール。2台をペアにしてステレオ再生を行う機能なども、アプリを使って設定可能。
以下、「Soundcore Speaker」のラインナップです。
▼「SoundCore Flare」
Soundcoreの主力商品となる「SoundCore Flare」は、縦置きの円筒形スピーカー。底面にはLEDライトが仕込まれており、アプリを使って設定しライティングによるムード調節も行えます。上記の4つのテクノロジーに加えIPX7規格の防水機能も備えています。アップグレードした「SoundCore Flare+」も発売を予定。価格は5999円。
▼「Soundcore Mini」
Soundcore Miniはポケットに収まるサイズながら、高音質・長時間再生・防水性能をバランスよく備えたコンパクトBluetoothスピーカー。小型にもかかわらずパワフルな音が魅力。Soundcoreの第1弾として5月2日に発売。価格は3999円。
▼「Soundcore Motion 」
▲「Soundcore Motion Q」
頑丈な設計で気軽に持ち運べるサイズの「Soundcore Motion」。「BassUp」を搭載し、力強い低音を響かせます。約16時間連続再生可能な「Soundcore Motion B」と、連続再生時間は10時間ながら360度サウンドを実現した「Soundcore Motion Q」の2種類を用意。「Soundcore Motion B」は3999円、「Soundcore Motion Q」は4999円。どちらも2018年夏頃発売予定。
「Soundcore Motion B」
▼「Soundcore Model」
Soundcore ModelはSoundcoreシリーズのハイエンドモデル。クリアでパワフルなサウンドを生み出すSCANSPEAK製のドライバーを搭載。また、現状「Soundcore Speaker」の中で唯一ハイレゾに対応(有線)します。価格は1万9800円。2018年夏頃発売予定。
■「Soundcore Earphone&Hedphone」
イヤホン・ヘッドホン製品は、同社のヘッドホングループゼネラル・マネージャーのRock Gao氏が説明を行いました。
▲Rock Gao氏
Gao氏は「Soundcore Earphone」に新たに実装される防汗性能「SweatGuard」の特徴を説明。スポーツイヤホンが起こす故障のうち、約50%が運動中の “汗” が原因だと同社では特定。デバイスに染み込みショートを起こす “汗” からイヤホンを守るために開発された防汗性能が「SweatGuard」です。
「SweatGuard」は、構造設計の段階でIPX7を満たす「機械の構造部分の防水」、構造の接続部に余白を残し、糊付けすることによってさらに防水性を確保する「糊付け技術による防水」、軍事用途でも使われる「ナノコーティングによる防水」の3つの技術により、デバイス本体を守ります。
今回発表されたイヤホンとヘッドホンは6製品。「SweatGuard」は3製品に実装されています。
▼「Soundcore Spirit Series」
Soundcore Earphoneの主力商品となるイヤーフック式の「SoundCore Spirit」、カナル式の「SoundCore Spirit X」。連続再生時間は8時間、IPX7規格の防水性能、「SweatGuard」の防汗性能を備えており、スポーツに最適のイヤホンです。価格は2999円。2018年夏発売予定。
▼「Soundcore Liberty Series」
ZOLOの左右分離型Bluetoothイヤホン「Liberty」の快適さとフィット感を受け継ぎつつ、防汗性能「SweatGuard」を搭載。連続再生時間は約12時間、価格は6599円。2018年夏発売予定。
▼「Soundcore Life NC Series」
複数のマイクを搭載しノイズキャンセリングを装備したネックバンド式ワイヤレスイヤホン。地下鉄や飛行機の中でもクリアな音を楽しめます。「SweatGuard」を備え、連続再生時間は12時間。価格は1万4300円。2018年夏発売予定。
▼「Soundcore Vortex Series」
耐衝撃性に優れたaptX&Hi-Fiサウンド対応のヘッドホン。連続再生時間は20時間。価格は5999円。2018年夏発売予定。
▼「Soundcore Space Series」
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホン「Soundcore Space Series」。没入型サウンドが魅力のプレミアムモデルで、音量調整や曲送りが可能なタッチパッドも装備しています。価格は1万4800円。
▲執行役員/事業戦略本部 統括 猿渡 歩氏
最後に登壇したアンカー・ジャパン 執行役員・事業戦略本部の猿渡歩氏は、「2018年は重要な1年と捉えている」とし、「これまで培ってきた経験を踏まえ、新事業にも積極的に取り組んでいく。セールス面では、日本市場単独で売上高100億円の達成を目指す」とコメントしました。
(文/&GP編集部 野田博記)
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