自宅ピンポンって楽しい！テーブルを卓球台に変えられるキッチングッズ

卓球といえば、国境や年代を超えて根強い人気のあるスポーツです。企業のオフィスやレストラン、海外の街なかなど、「なぜここに！？」というところに卓球台が設置されているのも目にします。

しかし、自宅で楽しむとなると、卓球台を買わないといけません。日本の住宅環境では、そんなスペースはなかなかありませんよね。しかし、「キッチン ピンポンセット」なら、そんな悩みを解決できるんです！　実際に使ってみた様子をご紹介しましょう。

 

■ピンポン玉の収納もバッチリ

「キッチン ピンポンセット」は、コルク板2枚をテーブルの中央に立てて並べることで、即席卓球台がつくれるピンポンセット。

ラケット2枚、ピンポン玉1個、コルク板2枚がセットで入っています。ピンポン玉は、コルク板のくぼみに収納可能。

三角柱のコルク板は、2枚を横一列に立てかけて使います。ラケットのサイズは15×26㎝と、一般的なラケットとほぼ同じです。

 

■ただのテーブルが卓球台に大変身！

卓球ができることに胸を躍らせつつ、テーブルにコルク板を2枚並べます。ただ板を並べただけなのに、もはや卓球台にしか見えません。

▲テーブル中央にコルク板を立てて、横一列に並べる。コルク板のサイズは、幅40×高さ15×奥行3.5㎝

試しに職場で遊んでみました。では早速、試合開始です！

卓球なんて学生のとき以来。楽しめるか心配でしたが、そんな不安もすぐに忘れ、ポン！　ポン！　ポン！　と軽快な音でピンポン玉が左右に勢いよく飛んでいきます。

ああ外した！　飛びすぎ！　ラリーが続いて楽しい！　職場ということを忘れて、ただただ卓球を楽しめました。

私たちの楽しい様子に誘われて、上司も続々と参加してきました。

▲ドライブがかからず、苦戦する場面もあった

本格的なラケットに慣れている人にとっては、付属のラケットではピンポン玉に回転がかけづらかったり、上手く跳ねなかったりと苦戦することもあるようです。

とはいえ、ちょっとした休み時間に楽しむ目的なら、まったく問題のないクオリティです。普段卓球をしない私も、時間を忘れてつい夢中になりました。

 

■鍋敷きにもなる

この「キッチン ピンポンセット」、実は卓球だけが役目じゃありません。名前に「キッチン」とある通り、食事のシーンでも活用できるのも魅力のひとつです。

▲“食事をして満腹→卓球でカロリーを消費”。この流れは理想的。

卓球台のネット代わりになっていたコルク板は、2枚を重ねることで鍋敷きになるため、夕食に鍋をする、コーヒーのためにポットを置いておく、そんな場面で役立ちます。

試しに会社で使ったら、期待以上の大盛り上がり。「今度、会社で卓球部でも発足しようか」なんて話が出るほど大好評でした。

「キッチン ピンポンセット」は9180円（税込）。友人との集まりにひとつあったら、盛り上がること間違いなしです。自宅で自主練して、コッソリ腕を磨いてみませんか。

>> MoMAデザインストア「キッチン ピンポンセット」

 

（取材・文／中川美紗）

なかがわみさ／エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。