ハイレゾの音が360°広がる! テクニクス「OTTAVA SC-C500」
&GP / 2015年10月18日 18時0分
ハイレゾの音が360°広がる! テクニクス「OTTAVA SC-C500」
CDを超える高音質なハイレゾ音源が普及し、さらなる美しい音を求めて新しい音響機器を買い揃えるオーディオファンも増えている昨今。「上質な音で聴きたいけど、機器には詳しくないし、あんまり大きくて高価なものを買うのもなぁ……」という音楽好きなら、2016年1月にパナソニックが発売するTechnics(テクニクス)ブランドの新製品、ハイレゾ対応一体型「OTTAVA SC-C500」(21万6000円)はどうだろう。
何よりもこのシステム、スピーカーに特徴あり。360°どの方向からも音が聴こえるため、従来のオーディオファンのみならず、高音質なサウンドを生活の中で楽しみたいユーザーにオススメしたい。
■どこに置いても音が広がる、独自の新型スピーカー
センターユニットはハイレゾ音源のネットワークオーディオ再生、CD再生をはじめ、USBメモリー、スマートフォン等のコンテンツを手軽に楽しめるオールインワンタイプ。センターユニットは幅360×奥行き248.5×高さ91mm、スピーカーは幅110×奥行き110×高さ277mmと、置き場所を選ばないコンパクトサイズだ。
横幅はCD3枚程度のコンパクトサイズ
初心者でも楽しめるとはいえ、ロースペックではないのが、この「OTTAVA SC-C500」のすごいところ。
センターユニットにはフルデジタルアンプ「JENO Engine」ほか、「Digital Noise Isolation Architecture」、「Battery Driven Clock Generator」、「スピーカー負荷適応処理LAPC」技術、さらにバイアンプまで搭載と、テクニクスの上位機種などの技術がぎっしりと惜しみなく詰まっているのだ。
スピーカー断面図。上下に内側を向いたウーファーが見える
そして注目はスピーカー。本体の上下には8cmのウーファーユニットを対向配置し、音を水平方向に拡散するディフューザーを装備。ふたつのウーファーの間には、らせん形状をした独自の“スパイラルアコースティックチューブ”を採用し、豊かで広がりある低音を楽しめる。
上部には、100kHzまで再生できるツィーターユニットを前方と左右の3方向に配置し、独自設計のホーンも搭載することで広い指向性を実現した。正面だけでなく、部屋の中をあちこち移動しても良い音で聴くことができるわけだ。
【CDステレオシステム OTTAVA(オッターヴァ)SC-C500】
色:S(シルバー)
希望小売価格:21万6000円
発売日:2016年1月22日
(文/&GP編集部)
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