自分に合ったイヤホンが見つかる!厳選タイプ別完全ワイヤレス17選【完全ワイヤレスイヤホン頂上決戦】
&GP / 2018年5月4日 18時0分
自分に合ったイヤホンが見つかる!厳選タイプ別完全ワイヤレス17選【完全ワイヤレスイヤホン頂上決戦】
どんなシーンで、どんな音楽を聴くのか、それによって選ぶイヤホンは異なる。完全ワイヤレス化が進む現在、ライフスタイルさえ変えてしまうような逸品に出合えるかもしれない。e☆イヤホン秋葉原店のシャツ(長め)さんが、百花繚乱の完全ワイヤレス市場を徹底ガイド。厳選した17モデルを紹介する。
▲e☆イヤホン 秋葉原店ワイヤレスイヤホン担当シャツ(長め)さん。こよなく赤を愛する名物店員。エキセントリックなルックスとは裏腹に、ヘッドホンやイヤホンへの造詣は深く、その商品レビ ューには説得力がある
<シーンで選ぶ>
■通勤・通学に使いたい人は安定接続タイプ
混雑する電車ではBluetoothが途切れやすい。人体が電波を吸収するからだ。「NFMI(近距離磁気誘導)採用モデルが注目です」(シャツさん)
▼渋谷のスクランブル交差点でも音切れナシという折り紙付き
GLIDiC
「Sound Air TW-5000」(9864円)
YouTubeの検証動画で、渋谷のスクランブル交差点で音が切れにくかったことが実証され人気に。「e☆イヤホンではしばらく入荷待ちでした」(シャツさん)とか。本体側面のマルチフ ァンクションボタンで操作をできる。コストパフォーマンスの高さも魅力だ。連続再生時間:約3時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:AAC・SBC
▲透明感のある光沢がアクセサリーのようで女性にも人気。4種類のイヤーピースが選べ、フィット感良好
▼抜群の信頼性だけでなく多彩なハイスペックモデル
EARIN
「M-2」(実勢価格3万2180円前後)
NFMIをベースにしたMiGLOテクノロジーを搭載。さらにデュアルアンテナ設計も採用するなど、徹底した音飛び対策を備えている。さらに、通話時にも役立つノイズキャンセリング機能、左右を気にせず装着できるモ ーション検出機能などなかなか優秀。連続再生時間約4時間、Bluetooth規格4.2、コーデック AAC・SBC・aptX、防水規格:IP52
▲多機能なのに片方3.6gと軽量で、さらにコンパクト。タッチセンサー搭載のイヤーピースで操作も可能だ
■ランニング・トレーニング時に使いたい人は しっかりフィットタイプ
タイプ音楽で気分を高めてトレーニングをするアスリートは多い。フィン装備による装着安定性や防水機能など「スポーティーなモデルは人気」(シャツさん)
▼装着感もサウンドもカスタマイズできる
Jaybird
「RUN」(2万5880円)
それぞれ4タイプのフィンとイヤーピースから最適な組み合わせを選べる。スポーツモデルらしく、汗や水にも強い。アプリで好みのサウンドにもできる。
連続再生時間:約4時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:SBC、防水規格:耐汗性
▲複雑な耳の形状に根を張るかのようにフィンがフィットする。抜群の安定性だ
▼ストレージ内蔵防水仕様の未来イヤホン
BRAGI
「The Dash Pro」(実勢価格4万6300円前後)
容量4GBの内蔵ストレ ージを搭載し、楽曲をプレイヤーなしで再生できる。水深1mの防水機能でスイマーにうれしい。タップ&スワイプでの操作性も良く、頭部によるジェスチャー操作も可能。
連続再生時間:約4時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:SBC、防水規格:耐汗性
▼エルゴノミクスな3点支持構造の装着性
JVC
「HA-ET900BT」(実勢価格1万5000円前後)
回転構造、オーバル形状のハウジング、上下の揺れに強い縦型デザインという、3つのアプローチで耳のサイズや形を問わない高い装着性を実現。
連続再生時間:約3時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:SBC、防水規格:IPX5
▲イエロー、レッド、ブルーなど、ポップでスポーティーなカラーリングもラインナップ
■通話に使うことが多い人は 風切り音対策タイプ
Bluetoothイヤホンである以上、ふいの着信でもそのまま快適に話したい。「通話重視派なら風切り音対策モデルがおすすめです」(加茂さん)
▼3つのマイクでクリアな通話を実現
YEVO
「YEVO1」2万9840円
左右のユニットに通話用マイクひとつと環境音の集音用がふたつ、合計3つのマイクを搭載。NFMI採用で防滴仕様と、全方位的に機能性は高い。連続再生時間:約3~4時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:SBC
▲コスメを連想させるケースと本体にゴールドのラインが。北欧らしい洗練されたデザイン
▼激しい運動をしながら会話はきちんと成立
Jabra
「ELITE SPORT 4.5」(3万370円)
4つの高性能マイクで環境音をフィルタリング。息が上がっていても通話は快適だ。「エクササイズ中の振動音もカット」(加茂さん)。むろんスポーツモデルとしても秀逸なスペック。
連続再生時間:約4.5時間、Bluetooth規格:4.1、防水規格:IP67
<個性で選ぶ>
■着け心地が気になる人は超軽量タイプ
Bluetooth技術はじめ回路設計が凝縮されながらも、「軽量小型であるに越したことはないですよね」(シャツさん)。とくに長時間使用では重要だ。
▼装着しているのを忘れてしまう軽さ
M-SOUNDS
「MS-TW1」(実勢価格9570円前後)
6mmのダイナミックバランス型ドライバーユニットを採用し、小型ながら低音から高音までバランスよく再現。ペアリングしておけば、ケースから取り出すだけですぐ使用できる。連続再生時間:2~2.5時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:SBC、防水規格:IP67
▲ワンボタンで簡単にハンズフリー通話に対応するなど、軽量コンパクトでも必要十分な機能性を備える
▼6mmのドライバーで軽量小型化を実現
SOUL
「ST-XS」(実勢価格8520円前後)
6mmのダイナミックドライバーを搭載しながら、わずか4gという軽さ。自動ペアリング機能付きで使い勝手の良さにも優れる。
連続再生時間約:2.5時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:SBC、防水規格:IPX4
▲ブラック、ピンク、ホワイト、ブルーの全4色のカラーバリエーション
■長時間使用が多い人はスタミナ自慢タイプ
有線時代にはなかった悩みがバッテリーのもちだが、そのため「ケースが充電器を兼ねているモデルがほとんど」(シャツさん)なので、そこも要チェックだ。
▼充電ケースいらずのスタミナ自慢
BRAGI
「The Headphone」(実勢価格2万1600円前後)
本体だけで6時間のロングランが可能なため、ケースには充電機能を備えておらず軽量。NFMI技術による接続安定性も魅力だ。連続再生時間:6時間、Bluetooth規格:4.0、コーデック:AAC・SBC
▲人間工学に基づいた軽量設計で耳へのフィット感も上々。長時間の使用でも疲れにく
▼多機能高音質で丸二日のロングラン
Anker
「ZOLO Liberty+」(1万4980円)
本体のフル充電だけなら3.5時間、ケ ースとの併用で48時間もの駆動時間を誇る。新素材グラフェンをドライバーに用いたクリアサウンドは一聴の価値あり。接続の安定性も強化された。
連続再生時間:3.5時間、Bluetooth規格:5.0、コーデック:AAC・SBC、防水規格:IPX5
▲人気モデル「ZOLO Liberty」のハイエンドモデル。音声アシスト、アプリ連携など機能豊富で、音質もさらに向上
■手軽に始めてみたい人は低コストタイプ
「各モデルごとに違った魅力がある」(シャツさん)という百花繚乱の完全ワイヤレスだが、やはり最初は低価格なエントリーモデルがお手頃だ。
▼アンダー1万円なのにAAC対応の高音質
MEES
「FIT1C」(8640円)
オートペアリング機能で扱いやすく、汗や水滴へも対策済み。さらにAAC対応という高音質ながら、値頃感のあるプライスがうれしい。
連続再生時間:2時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:AAC、防水規格:IP55
▲前モデルに比べシンプルな操作系に見直され、大きくなった本体やボタンが使いやすい
▼お買い得なオールラウンダー
Anker
「ZOLO Liberty」(7999円)
5.5mmのグラフェン製ダイナミックドライバーを搭載。耐久性や使い勝手も申し分なく、コストパフォーマンスは高い。
連続再生時間:3.5時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:AAC・SBC、防水規格:IPX5
▲耳に差し込んで軽くひねる“GripFit”で安定感のある装着性を約束
<音質で選ぶ>
■迫力ある音を楽しみたい人は低音重視タイプ
ロックやクラシックを想定した低音重視型のモデルは多い。「密閉性を高めることでも、低音の再現性は変わってきます」(シャツさん)
▼多機能なだけでなく低音重視の音質も魅力
SONY
「WF-1000X」(実勢価格2万6870円)
NFCによるワンタッチ接続や、ノイズキャンセリング/外音取り込みを行動検出で切り替えるなどの機能を搭載。充実のイコライザーなど音へのこだわりも強く、「ズバリ低音重視」(シャツさん)な再現性。遮音性が高く、長時間の装着も快適だ。
連続再生時間:3時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:AAC・SBC
▲2種類の固さのシリコンゴムにシリコンフォームを素材を組み合わせたイヤーピ ースは、装着感も抜群だ
▼原音に忠実で立体的な音場も楽しめる
ERATO
「APOLLO 7s」(実勢価格2万6870円前後)
前身の「Apollo7」譲りの美しい高域に加え、低域の量感が飛躍的にアップ。音のバランスが向上した。「3Dサラウンドサウンドモードで音場に立体感が出せるようになりました」(シャツさん)というのも新たな魅力。
連続再生時間:3時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:AAC・SBC・aptX、防水規格:IPX5
▲『7』ではなかったブラックが追加され、ゴールドがなくなった。他、ロ ーズゴールド、グレー、シルバーの全4色展開
■クリアで繊細な音を求める人は中高音重視タイプ
「ヴォーカル重視派なら中高音域の繊細な再現性が高いモデルがおすすめ」(シャツさん)。クリアなサウンドを意識したモデルが多数。
▼クリアな音で中高音域を楽しみたい
MEES
「FIT1」(実勢価格1万1980円前後)
中高音域を意識したクリアなサウンド再現性を備える。「イヤーピースで遮音性を追い込めば低音もいいですよ」(シャツさん)。コスメ風のスライド式ケースもおしゃれ。
連続再生時間:約3.5時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:AAC、防水規格:IP55
▲reddot award 2017を受賞した秀逸なデザイン。高音再現性を意識したソフトな装着感だ
■フラットで自然な音を求める人は原音重視タイプ
イヤホンの基本は原音再現性。「ナチュラルでフラットな音を好む人も少なくありません」(シャツさん)。歪みの少ない音を求めるならこのタイプ。
▼特許技術HDSSによるクリアなサウンド
NUARL
「NT01」(1万5930円)
米国のTBI社が提唱するHDSS技術を完全ワイヤレスに採用することで、どのような環境下でも歪みの少ない音を再現する。鳥のさえずりといった環境音の再現性などでは抜群の効果を発揮。
連続再生時間:約5時間、Bluetooth規格:5.0、コーデック:AAC・SBC
、防水規格:IPX4相当
▲Bluetooth5.0、5時間再生、片方の重さ5gとスペック面でも充実。スタビライザーでぴったりフィット
本記事の内容はGoodsPress5月号74-77ページに掲載されています
(取材・文/加藤亮介 写真/湯浅立志<Y2>)
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