名門テクニクスのヘッドホンは2ウェイドライバー
&GP / 2015年10月11日 21時0分
名門テクニクスのヘッドホンは2ウェイドライバー
オーディオファンなら誰もが知っているTechnics(テクニクス)。かつて松下電器が手掛けていたオーディオブランドは、アンプやレコードプレーヤーで高い人気を誇っていた。2016年に新しいレコードプレーヤーが発売になるとアナウンスされ、心待ちにしているファンも多いだろうが、それに先駆けて、ファンならずとも気になる「ステレオヘッドホン」が登場する。
■ふたつのドライバーを搭載したハイレゾ対応ヘッドホン
パナソニックから発売となる密閉型オーバーヘッドホン「ETH-T700」は、ハイレゾ音源の圧倒的なリアリティを再現するため、新形状 MLF(Multi Layer Film)振動板を採用した大口径50mmダイナミックドライバーと、100kHz超高域再生専用のアルミ振動板14mmスーパーツィーターを搭載。
ふたつのドライバーは角度をつけて配置され、気になる音のばらつきもなく、自然なサウンドが楽しめる。50mmドライバーは制振素材を介して強固にマウント、音の濁りを排除していることも効果があるようだ。価格は9万7200円と、ハイスペックぶりが伺い知れる。
オーバーヘッドホンタイプは頭のサイズ、耳の位置が決まらないと落ち着かないが、「ETH-T700」の装着感は、バンドの長さ調整に加え、イヤーパッドを前後に動かせる「HSアジャスト」により非常に快適な着け心地。低反発クッション採用で、耳を優しく包み込んでくれる。
デザインは高級機らしく、強度と制振性に効果あるアルミをメインに採用。アルマイト処理された表面は美しく、ハンガー上部にアルミ鍛造品が使われるなど、堅牢性にもこだわったつくりが特徴だ。
Technicsのロゴはレーザー刻印に色入れを施すなど、高級感を演出。所有欲を刺激する。高い質感と使いやすさ、そして圧倒的なリアリティーを再現するサウンドを、一度体験してほしい。
(文/&GP編集部)
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