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まだマウス操作で消耗してるの? いまさら聞けないChromeのちょいテク

&GP / 2018年6月8日 21時0分

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まだマウス操作で消耗してるの? いまさら聞けないChromeのちょいテク

インターネットブラウザー世界シェア1位の「Google Chrome」は、動作が軽快で拡張機能もあるため、&GP読者でも愛用している方が多いのではないでしょうか? そのまま使用しても良いのですが、「Google Chrome」はショートカットキーを覚えることでさらに使いやすくなります。

たとえば、Googleページの検索窓に文字を入力してマウスで検索ボタンをクリック、ウェブサイトを閉じるときに、ウィンドウの×マークをマウスで再びクリック……という煩わしいマウス操作も、ショートカットキーを駆使することでぐっと減らすことができます。

そこで、いまさら人には聞けないGoogle Chrome(以下、Chrome)のちょいテクに注目! 今までマウスでおこなっていた動作をキーボードでそつなくこなす方法は……?

■Chromeのショートカットキー 「ウィンドウとタブ操作編」

Google Chromeにはキーボードだけで操作ができる便利なショートカットキーが多く用意されています。これらを上手に活用すれば、マウス操作をする頻度もぐっと減り、快適なブラウジングが楽しめますよ。

「ブラウザのウィンドウを閉じる」という動作も、ショートカットキーで操作可能です。Windowsの場合は「Alt+F4」キーを押すことで、現在開いているChromeのウィンドウを閉じることができます(Macの場合は「Command+Shift+W」)。ウィンドウではなく、タブのみを閉じるには「Ctrl+W」(Mac:「Command+W」)です。

逆に、新しいウィンドウを開きたい場合は「Ctrl+N」(Mac:「Command+N」)、新しいタブは「Ctrl+T」(Mac:「Command+T」)で開くことが可能です。

<Windowsの場合>
・Alt+F4 ブラウザのウィンドウを閉じる
・Ctrl+W タブを閉じる
・Ctrl+N 新しいウィンドウを開く
・Ctrl+T 新しいタブを開く

<Macの場合>
・Command+Shift+W ブラウザのウィンドウを閉じる
・Command+W     タブを閉じる
・Command+N     新しいウィンドウを開く
・Command+T     新しいタブを開く

ちなみに、ウェブブラウジング中のよくあるミスとして、閉じたくないタブを間違って閉じてしまうことがあります。再び開く場合は、履歴のなかから該当するページを見つけてマウスでクリック……というアクションが必要ですが、ショートカットキーなら「Ctrl+Shift+T」(Mac:「Command+Shift+T」)を押すだけで、直前に閉じたタブを再度開けるのでとても便利です。

また、常にタブを複数開いて、そのタブを切り替えながらブラウジングをされる方もいると思います。タブの切り替えに、いちいちマウスをポチポチするのはあまりスマートではありませんね。

これもショートカットキーで解決できます。使用するキーは、「Ctrl+Tab」(Mac:「Command+Option+右矢印キー」)。現在のタブから見て右側のタブへ移動できます。左側のタブに移動するには、「Ctrl+Shift+Tab」(Mac:「Command+Option+左矢印キー」)を押しましょう。

<Windowsの場合>
・Ctrl+Shift+T
直前に閉じたタブを開く
・Ctrl+Tab
現在のタブから見て右側のタブへ移動
・Ctrl+Shift+Tab
現在のタブから見て左側のタブへ移動

<Macの場合>
・Command+Shift+T
直前に閉じたタブを開く
・Command+Option+右矢印キー
現在のタブから見て右側のタブへ移動
・Command+Option+左矢印キー
現在のタブから見て左側のタブへ移動

■Chromeのショートカットキー 「ブラウジングサポート編」

ウィンドウとタブ操作の基本をマスターしたら、次にウェブブラウジングをよりスピーディに閲覧するためのショートカットキーをご紹介。

Chromeで検索をする際、上部のアドレスバーをマウスでクリックして検索したいキーワードを入力している方も多いはず。

▲上の赤枠の部分が、検索のアドレスバーです。通常はマウスでクリックすることで、文字が入力できるようになります

これもキーボードで操作可能です。「Ctrl+K」もしくは「Ctrl+L」(Mac:「Command+L」)を押せば一瞬でアドレスバーに移動できます。あとはキーワードを入力してEnterキーを押せば、瞬時に検索! 非常に便利かつ使用頻度の高いショートカットキーです。

いま開いているタブの「一つ前のページに戻る」「次のページへ移動する」というのも、よく使う操作だと思います。「Alt+左or右 矢印キー」(Mac:Command+左or右 矢印キー)」を使うことによって、いま開いているタブの閲覧履歴に残っている前後のページに移動できます。

Chrome限定ではありませんが、webページを上下にスクロールしたいときは「space(下にスクロール)」、「Page Up(上にスクロール)」、「Page Down(下にスクロール)」のキーで操作可能。「Home」キーを押せば、ページのトップまで一気に戻ることができるので、マウスホイールやスクロールバーを操作するよりも楽ですよ。

<Windowsの場合>
・Ctrl+KもしくはCtrl+L
アドレスバーに移動
・Alt+左or右 矢印キー
一つ前のページに戻る(左矢印キー)、一つ後ろのページに進む(右矢印キー)

<Macの場合>
・Command+L
アドレスバーに移動
・Command+左or右 矢印キー
一つ前のページに戻る(左矢印キー)、一つ後ろのページに進む(右矢印キー)

まれにウェブブラウジングをしていると、ウェブページの読み込みがうまくいかず、Chromeの更新ボタンをクリックすることもありますよね。これもキーボードなら、「F5」(Mac:「Command+R」)でサクッと更新できます。

▲マウスで更新ボタン(赤枠)をクリックしなくても、F5のワンボタンで更新可能です

<Windowsの場合>
・F5キー
ページの更新

<Macの場合>
・Command+R
ページの更新

また、ウェブページを閲覧しているときの悩みといえば、文字の大きさが小さくて読みづらいページがあること。こういった場合には、「Ctrl+プラス(+)キー」(Mac:Command+プラス(+)キー)」でページの拡大、「Ctrl+マイナス(−)キー」(Mac:「Command+マイナス(−)キー」)で縮小して、自分好みのサイズに調整できます。拡大・縮小をリセットしたい場合は、「Ctrl+0」(Mac:「Command+0」)で100%表示に戻せるので一緒に覚えておくと◎。

<Windowsの場合>
・Ctrl+プラス(+)キー
ページの拡大
・Ctrl+マイナス(−)キー
ページの縮小
・Ctrl+0
拡大・縮小表示をリセット

<Macの場合>
・Command+プラス(+)キー
ページの拡大
・Command+マイナス(−)キー
ページの縮小
・Command+0
拡大・縮小表示をリセット

■ワンボタンで「シークレットモード」を呼び出し

▲シークレットモード中は、ブラウザのタブの色が黒くなります。以前は注意書きとして、「背後にいる人にも注意」というようなユニークな説明文がありました

「ウェブの閲覧履歴を残したくない」というときに使用する「シークレットモード」も「Ctrl+Shift+N」(Mac:Command+Shift+N)のショートカットキーで呼び出し可能です。

<Windowsの場合>
・Ctrl+Shift+N
シークレットモードのウィンドウを開く

<Macの場合>
・Command+Shift+N
シークレットモードのウィンドウを開く

ちなみにこの機能を知らない方に説明させていただくと……、「シークレットモード」は、表示したウェブサイトの履歴や入力した個人情報などをChromeに“保存させない”ための機能。共有のPCなどで、自分のSNSアカウントやオンラインショップにログインしたり、趣味のウェブサイトにアクセスをおこなったりしても、ページの閲覧履歴が保存されないので、他人に“どんなページを見ていたか”がバレることはありません(シークレットモードにしても、ウィルスなどに感染する可能性はあるので、閲覧するウェブサイトにはご注意を)。

キーボードとマウスをいったり来たりしながら操作するのは、腕も疲れてしまうし、作業効率もあまり高くはありませんよね。1回のショートカットキーの利用で時短できるのは1秒未満かもしれませんが、チリも積もればなんとやら……。キーボード操作をマスターして、日々のウェブブラウジングを快適&爆速化されば、仕事の業務効率もあがって、昇給しちゃうかも!?

 

(写真・文/奈古善晴「考務店」)

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