キヌア＋コンビニ食材でボリューミーな「タコのキヌア・サラダ」【ソトメシのススメ】

この間、春になったと思ったら、一気に梅雨に突入。じっとり湿気でムシムシする日はなるべく火を扱いたくない…。それは自宅でもキャンプでも同じです。

そこで今回は、日持ちがして、冷めてもおいしいキヌアを使ったサラダ。「サラダなんて」と思うかも知れませんが、そもそもキヌアは南米で生産されている雑穀。キヌアをごはんがわりにしている人もいるんです。高タンパクで必須アミノ酸も多く、ダイエットや美肌に役立つと健康食品好きの間では非常によく知られた食品なんですね。

キヌアは1.5〜2倍の水で10〜15分ほど炊くだけで食べられます。水を計るのが面倒なら、多めの水で茹でて、最後に水を切るという方法でもよく、米を炊くよりも簡単ですね。

あとはコンビニで手に入るサラダや刺身なんかと混ぜて味付けするだけ。手間がかかりませんし、キャンプ好きの女子や奥様にサッと作ってサーブすれば「ステキ♡」と見直してくれることでしょう。

 

■作り方

キヌアは硬い殻に包まれているので、よく洗って水に浸けておきます。

キヌアの1.5〜2倍の水を入れて、弱火で炊きます。水がなくなったらOK。このとき、塩やコンソメをほんの少し加えて味を付けてもおいしいんです。炊き上がったら、火から下ろして冷ましておきましょう。自宅で炊いて、クーラーボックスに入れて持って行ってもいいですね。

好きな野菜を用意します。コンビニで手に入るサラダで十分なんですが、一応手を掛けてみました。刻んだキャベツとナス、エリンギです。ナスとエリンギは軽くいためてあります。

キャベツとエリンギ、ナスのほかに、コンビニで購入したチキンサラダ、タコブツ、そしてモヒート用に育てているものの消費しきれないミントを加えました。ほかにもトマトやキュウリ、タマネギ、アボカドなんかを加えてもステキです。

キヌアが冷めたら野菜に加え、味付けしていきます。1/2個分のレモン汁をかけ、塩、胡椒をふります。

チューブいりのニンニクを2cmほど、そしてオリーブオイルを回しかけます。好みでクミンパウダーやカレー粉を加えてもおいしい！　レモンやクミンパウダーなんかを用意するのが面倒なら、市販のドレッシングを使ってもいいんです。

調味料が均一になるよう、容器ごとよく振って、最後に味をみて整えます。

食器に盛って完成。ミントやレモンを添えて見栄えよく仕上げましょう。そのまま食べてもいいですし、パンやクラッカーに載せてもおいしいですよ。

 

（取材・文／大森弘恵）