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【今日から始める「メルカリ」講座⑤】即購入禁止、専用etc 知っておきたい非公式ルール

&GP / 2018年6月16日 18時0分

【今日から始める「メルカリ」講座⑤】即購入禁止、専用etc  知っておきたい非公式ルール

【今日から始める「メルカリ」講座⑤】即購入禁止、専用etc 知っておきたい非公式ルール

フリマアプリ「メルカリ」には、メルカリユーザーが独自に作った非公式ルールが存在します。公式には認められていないものの、スムーズに取引するには知っておいたほうが安心です。

短期連載最終回となる今回は、そんなメルカリの独自ルールについて紹介しましょう。

■「即購入禁止」と書かれたプロフィールに注意

商品の詳細情報を読んでいくと、「即購入禁止」と書かれていることがあります。また「プロフィール必読」と書かれているときにも注意が必要です。

これは、マナーの悪い購入者を排除する目的や、他のフリマアプリなどでも出品されている商品の場合、重複購入されるのを防ぐ目的などがあります。

本来、気になった商品はすぐに購入できるのがメルカリの公式ルールではあるものの、メルカリのヘビーユーザーはこのルールを設けている人が多いのが事実。メルカリで購入する際は、出品者のプロフィールを確認してからにしましょう。

また、プロフィールを見ることで、出品者の評価を確認できるという利点もあります。評価が低い出品者とのやり取りはトラブルが起きる可能性もあるので、できるだけ高評価な出品者から購入するよう心がけましょう。

 

■「〜様専用」と書かれた商品は購入NG

メルカリで出品されている商品を見ていくと、「〜様専用」と書かれたものが見つかります。公式ルールとしては、メルカリは誰でも即購入していいのですが、こう書かれた商品は交渉が成立した購入者のために、出品者が他の人に買われないよう作ったものなのです。

たとえば、商品の代金を支払えないときに取り置きをしてもらう場合や、「複数の商品をまとめ買いするから値引きしてほしい」という交渉が成立したときなどにも使われます。

ただし、専用ページが作られたにも関わらず音信不通になったりすることもあるので、実際に専用ページを作る際は注意しましょう。

 

■コメント欄で交渉中の商品は経過を見守る

メルカリではコメント欄を使って値引きの交渉をします。リアルなフリマでも「値下げしてもらえませんか?」という交渉はあるので、決してメルカリ独特の流れというわけではないのですが、交渉中にいきなり購入したり、交渉を中断させるようなコメントを投稿するのはマナー違反です。

気になる商品があったものの、交渉が進んでいる場合は、「いいね!」を付けて経過を見守るのがベター。「いいね!」を付けた商品はコメントが投稿されると通知が届くので、一旦交渉が終わった段階で新たに値段の交渉や購入したい旨を伝えるコメントをしましょう。

また、現在、インテリア・住まい・小物カテゴリの商品のみ「オファー」という機能が追加されています。これは出品者に値下げをお願いする機能で、24時間以内に承諾されるとその価格で購入できます。

▲値下げ交渉したい場合は「オファー」をタップする(写真左)。オファーしたい価格を入力し、「オファーする」をタップ(写真右)

出品者以外にこのやり取りは見られないので、積極的に活用してみてもいいかもしれませんね。ただし、出品者によっては商品の詳細情報に「オファーお断り」と書いている場合があるので気を付けてください。

 

■お気に入りのハンドメイド作家はフォローを

メルカリでは不用品だけでなく、自分で作ったアクセサリーや服などを販売しているハンドメイド作家の人もいます。毎回その人のアカウントチェックしに行くのは面倒なので、「フォロー」しておくのがおすすめ。

▲気になるユーザーのプロフィールを開き、「+フォロー」をタップする(写真左)。自分のプロフィールページを開き、「フォロー」をタップすると、フォローしているユーザーが確認できる(写真右)

フォローしておけば、自分のプロフィールページ内の「フォロー中」一覧から、フォローした人のページを簡単に閲覧できるようになります。ハンドメイド作家だけでなく、自分と趣味の合うユーザーなどもフォローしておくといいでしょう。

 

■本やCDの最安値は「メルカリ カウル」でチェック

メルカリで手軽に購入、出品できるのが本やCD、DVDでしょう。とくに本は、古本屋で売っても最新のものでない限りなかなか高値で売れませんが、メルカリは送料込みでも最低価格が300円となっています。

300円で売ると、実際には手数料が差し引かれて270円になりますが、匿名配送を諦めてゆうメールなど割安な配送方法を活用すれば、1冊100円前後の利益が生まれます。

本、CD、DVD、ブルーレイを出品・購入する際に併用したいのが、「メルカリ カウル」という姉妹アプリ。最安値がスピーディーに調べられ、商品購入の基本的な流れはメルカリと同じです。むしろ、取引メッセージのやり取りなど購入後の操作はすべてメルカリで行います。

商品のバーコードをアプリでスキャンするだけで出品できるのも魅力です。また、カウルに出品するとメルカリにも同時に出品できます。

 

■通知が来すぎて煩わしいなら設定を見直そう

メルカリは細やかな通知機能が便利ではあるものの、就寝中に通知がたくさん届くのは避けたいですよね。また、仕事中に邪魔だと感じることがあるかもしれません。

そんなときは、メニューの「設定」を開き、「お知らせ設定」を見直しましょう。「コメント」や「取引関連」「いいね!した商品の値下げ」「いいね!した商品へのコメント」はオンにしておいたほうが便利ですが、これらも必要に応じてオン・オフを切り替えたほうが快適に使えます。

 

■わからないことは「メルカリガイド」を参照しよう

メルカリを使っていてわからないことが出てきたときは、「メルカリガイド」を参照しましょう。ここにはメルカリ公式が用意したさまざまな質問に対する回答が出ているので、疑問点を解決できるはずです。

▲メニュー内の「ガイド」をタップすると、メルカリガイドのトップページが表示される。キーワード検索にも対応する(写真左)。細かい質問の回答も出ているので便利(写真右)

また、「公式Q&Aメルカリボックス」では、ユーザー同士で解決方法を教え合うこともできます。メルカリガイドで解決できないことがあった場合は、ここで質問してみましょう。

メルカリはサービスが開始して5年のまだまだ成長中のサービス。独自ルールがたくさんあって面倒に感じるかもしれませんが、基本的には丁寧なやり取りを心がければ問題ありません。メルカリライフをぜひ楽しんでくださいね。

>> メルカリ

 

>> [連載]今日から始める「メルカリ」講座

(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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