LINEよりも簡単? iPhoneにも対応した画像も送れるSMS「+メッセージ」とは

&GP / 2018年7月5日 7時30分

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LINEよりも簡単? iPhoneにも対応した画像も送れるSMS「+メッセージ」とは

「+メッセージ」って、ご存知ですか? 「+」は「プラス」と読みます。スマホで利用できる新しいメッセージサービスです。

SMS(ショートメッセージサービス)と同じように、携帯電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りします。そしてSMSとの大きな違いは、送受信できる文字量が多く、写真や動画も送れること。「LINE」と同じようにスタンプも送信でき、“既読”もわかります。

■「SMS」と「+メッセージ」の違いとは

「+メッセージ」はNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3社が共同で開発したサービスです。SMSに続く次世代のコミュニケーションサービスとして、世界各国の通信事業者が導入に取り組んでいる「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」をベースにしています。しかし「+メッセージ」は今のところ、3大キャリアのスマホとタブレットでしか利用できません。ワイモバイルやMVNO(格安SIM)では使えないので注意しましょう(2018年7月現在)。

▲SMSと「+メッセージ」の違い。SMSは送信側にだけ送信料が課金されたが「+メッセージ」は送受信の双方が課金対象となる

 

■まずは専用アプリをダウンロード

「+メッセージ」を使うには、「+メッセージ」という専用アプリが必要です。

5月以降に発売されたAndroidスマートフォンには、「+メッセージ」というアプリがプリインストールされています。もしくは、アプリのダウンロードページにアクセスできるショートカットアイコンが用意されているはずなので、それをタップして、ダウンロードしましょう。

それ以前に購入したAndroidスマートフォンで「+メッセージ」を使う場合、キャリアによってアプリの入手方法が異なります。ドコモのスマホは「dメニュー」アプリで「+メッセージ」を検索すると、「+メッセージ」アプリのダウンロードページに進めます。auのスマホは「au Market」からダウンロードできます。ソフトバンクのスマホは「Playストア」からダウンロードしましょう。

▲ドコモ向け「+メッセージ」アプリをダウンロードできるページ

なお、6月21日からiPhoneでも+メッセージが使えるようになりました。iPhone用の「+メッセージ」アプリは「App Store」からダウンロードできます。

▲iPhone向けの「+メッセージ」アプリは3キャリア共通

 

■初期設定は「LINE」より簡単!

「+メッセージ」を使うには、「+メッセージ」アプリを起動して、初期設定を行う必要があります。「設定」と言っても、画面に表示される説明を読んで「次へ」や「許可」「OK」をタップしていくだけです。最後に表示される「利用条件等」(iPhone向けアプリでは「利用規約」)を読んで、「同意する」をタップすると、もう使い始められます。

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▲ドコモのAndroid向けアプリの初回起動画面

▲iPhone向けアプリを起動すると、この画面が表示されるので「次へ」をタップして初期設定に進もう

▲初期設定の途中にWi-Fi接続を解除する必要がある。モバイル回線がつながる場所で設定を行おう

▲ドコモのAndroid向けアプリでは、このような画面が表示される。「+メッセージ」アプリでSMSも送受信できるので「変更」をタップしよう

▲最後に表示される「利用条件等」画面で「すべて同意する」をタップ。iPhone向けアプリでも同様の画面が表示される

「+メッセージ」は、専用アプリを使ってメッセージや写真、スタンプなどを送受信できます。スマホユーザーに広く普及している「LINE」に似たサービスともいえます。LINEに比べると、初期設定が簡単なので、おそらくシニア世代でもスムーズに使い始められるのではないかと思います。

 

■使い方は「LINE」とほぼ同じ

メッセージを送信する際は、「+メッセージ」アプリから、「連絡先」や「電話帳」を参照して、送信先を選べます。その際、相手が「+メッセージ」を受信できる場合は、アイコンが表示されるので、ひと目でわかります。表示されない人にも全角70文字までのSMSは送信できます。

▲Android向けアプリで、「新しいメッセージ」の作成に進むと、「連絡先」を参照できる。+メッセージを送信できる宛先にはアイコンが表示される

▲宛先を選択すると、すぐにメッセージを送信できる画面に進む

▲iPhone向けアプリも使い方はほぼ同じ。LINEのトークのように、ひとつの画面にやり取りしたメッセージが表示される。チェックマークが「既読」を示す

使いこなしのポイントとなるのが「マイページ」です。「+メッセージ」で使う自分の名前を設定でき、「+メッセージ」でやり取したい人を招待したりもできます。また、「スタンプストア」にアクセスして、使いたいスタンプを購入することもできます。まだ始まって間のないサービスということもあり、2018年7月現在配信されているスタンプはすべて無料です。

▲Android向けアプリでは、「メッセージ」画面右上のメニューアイコンをタップし、「マイページ」をタップすると、マイページを開ける

▲「+メッセージに招待する」を選択すると、友人や知人に招待メッセージを送れる。そばにいる人とか「QRコード」でつながることも可能

▲iPhone向けアプリでは、画面右下の「マイページ」をタップすると、マイページを開ける

▲「スタンプストア」から使いたいスタンプを選んでダウンロードできる

 

■「+メッセージ」のインストールは必須?

LINEよりも簡単に初期設定ができて、LINEと同じように操作できる「+メッセージ」ですが、まだ使っている人は多くはありません。すでに、多くの人はLINEに慣れ親しんでいるので「+メッセージ」を使う必要性を感じない人のほうが多いでしょう。

「+メッセージ」が本格的に普及するのは、「+メッセージ」アプリを初期搭載するスマホが増えて、ワイモバイルやMVNOでも使えるようになってからでしょう。さらに「+メッセージ」を使うことでユーザーが得するような、LINEに勝るメリットも必要でしょう。

ですが、スマホユーザー全員がLINEを使っているわけではありません。SMSには、電話番号しか知らない人にメッセージを送れるという優位性がありますが、「+メッセージ」ではそれに加えて画像を送ることもできます。利用者が減少傾向にあるキャリアメールとは逆に、徐々にユーザーが増えていくことも期待できます。アプリを入れておけば、役立つ状況に出くわすことがあるかもしれませんよ。

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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