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【イベントレポ】随所にロータリーエンジン押しの演出。マツダ三次試験場50周年記念ファンミーティング

&GP / 2015年11月18日 21時0分

【イベントレポ】随所にロータリーエンジン押しの演出。マツダ三次試験場50周年記念ファンミーティング

【イベントレポ】随所にロータリーエンジン押しの演出。マツダ三次試験場50周年記念ファンミーティング

東京モーターショー2015が閉幕して10日余りが経ちました。今回、来場者の注目を独り占めしていたのは、なんといってもマツダのコンセプトカー「RX-VISION(アールエックス・ビジョン)」でしょう。アンベールされて以降、初日から最終日まで、RX-VISIONの前には二重三重の人だかりができるほど高い注目を集めました。

さらに、世界で初めて量産型ロータリーエンジンを搭載した「コスモスポーツ」も出展。まさに、東京モーターショー2015のマツダブースは“ロータリーエンジン押し”の内容だったわけです。

今回のモーターショー、事前から「マツダがロータリーエンジン搭載のスポーツコンセプトを出展する」とのウワサで持ちきりだったのですが、ロータリーエンジン復活の気運は、モーターショー以外の場面でも高まっていました。今年、開業50周年を迎えたマツダの三次自動車試験場で開催された「三次試験場50周年マツダファンミーティング」も、今思い返せば、やけにロータリー押しの内容だったのです。

 ■すべてはRX-VISION発表の伏線だった!?


広島県は三次市にあるマツダのテストコース=三次自動車試験場は、コスモスポーツ(1967年デビュー)を開発するためにわざわざ建設された、ともいわれるマツダファンのまさに聖地。

開業当時、自動車メーカーのテストコースとしては国内最大級のスケール。全長4.3kmの、ロータリーエンジンの“ローター”を模したかのような、おむすび型の高速周回路と、全長1.8kmの水平直線路、そして、テクニカルなワインディングコースを備え、これまで多くのマツダ車が走りを磨き込んできました。

 

いつもは立ち入れない試験場内で行われた同イベントには、全国から1047台のマツダ車と、1864名のファンが集結。もちろん、ロータリーエンジン車のオーナーも、多数来場していました。

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懐かしい歴代のマツダ車を展示するスペースで最も注目を集めていたのは、やはり、ロータリーエンジンを積んだ往年の名車。ロータリーエンジンはマツダのDNAであることを実感させられました。

 

そして、会場にいた人々すべてが心待ちにしていたのは、同イベントのハイライトともいうべき「787B」のエキシビション走行。

長年、ロータリーエンジンを搭載したマシンでル・マン24時間耐久レースを戦った寺田陽次郎さんがステアリングを握り、1991年のル・マンを制覇した787Bが、ロータリーエンジン特有の快音を響かせ、高速周回路を疾駆したのです。これには皆さん、大喜び! 迫力満点のサウンドを、皆さんもお楽しみください(音量にはご注意を!)。

 

ロータリーエンジン誕生50周年となる2017年にも「また三次試験場でイベントをやろうよ!」というマツダファンの声が多数聞かれた今回のイベント。会場を歩いていて「かなりロータリー押しだなぁ」と感じたのは、すべてはRX-VISION発表の伏線だったのでしょうか!?

真相は定かではありませんが、マツダのスポーツカーを語る上で、ロータリーエンジンは決して外せない存在。三次自動車試験場で走りを磨き込んだRX-VISIONが市販へとこぎ着け、ロータリーエンジン復活のシンボルとなることを『&GP』としては期待するばかりです。

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(文/&GP編集部、写真/小野光陽[GoodsPress編集部]・マツダ)

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