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1.98mmの極薄ムーブメント「キャリバー6870」は芸術品だ

&GP / 2018年8月9日 22時0分

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1.98mmの極薄ムーブメント「キャリバー6870」は芸術品だ

薄さわずか1.98mm。国内はもとより世界的にも最高レベルの薄さと精密さを持つ薄型手巻きムーブメント、セイコーが世界に誇る「キャリバー6870」です。実用時計としての精度と性能はもちろん、工芸的な価値や美しさの追求にも日本人らしい矜持を感じさせる逸品です。

この秋、この「キャリバー6870」誕生25周年を記念した特別なモデルが25本の数量限定で発売決定。“飛翔”をテーマに、古くから繁栄を願って描かれてきた鳳凰の姿を表現した「<クレドール>シグノ 螺鈿ダイヤル キャリバー6870 25周年記念限定モデル」(250万円/税別)です。

▲「<クレドール>シグノ 螺鈿ダイヤル キャリバー6870 25周年記念限定モデル」

「キャリバー6870」の基本設計が生まれたのは1969年、以来セイコー高級ドレスウオッチブランド・クレドールをはじめ多くの高級機械式時計に搭載されてきました。その後一時的な開発中断を経て、1993年にクレドールの機械式時計として復活。その第1号として開発されたムーブメントが、ほかならぬ「キャリバー6870」です。

今年25周年を迎えた「キャリバー6870」の更なる飛躍をイメージして選ばれたのは、風を切って大空に翔け上がる鳳凰のモチーフ。漆塗りのダイヤルに、クレドールのマークと光り輝く鳳凰を堂々とレイアウト。この大胆な意匠を手がけたのは世界的にも名高い漆芸家・田村一舟氏です。

図案を漆で盛りあげた上から金粉を蒔く「高蒔絵」と呼ばれる技法は、熟練の技と高い集中力を要するもの。また鳳凰のはばたきととともにたなびく雲や風の動きは短冊状の螺鈿と蒔絵で表現。一見長い直線に見える線状の蒔絵は、目を凝らすと金粉とプラチナ粉が一粒ずつおかれた点の集合体であることがわかります。緻密で繊細、かつ力強い表現は、まさに田村氏の真骨頂です。

ケースは高級感の中に甘さを漂わせる18Kピンクゴールドを採用。シースルーバックからは、初代と同じく華やかな金色の「キャリバー6870」を覗かせる、まさに芸術品というべき1本です。発売は10月12日。

▲「<クレドール>シグノ 螺鈿ダイヤル レギュラーモデル」

また同じく漆塗に高蒔絵と螺鈿細工を施しつつ、シャープでモダンに仕上げたレギュラーモデル(85万円/税別)も登場。こちらはムーブメントに小秒針の付いた「キャリバー6898」を搭載。

12・3・9時のインデックスには螺鈿細工を、それ以外のインデックスには手書きの高蒔絵を配置。手描き蒔絵において美しい直線を歪みなく描くことは最も難しい技術のひとつ、さりげなさの中に本物だけが持つ技術が光ります。 発売は11月9日となっています。

>> セイコー クレドール「<クレドール>シグノ 螺鈿ダイヤル キャリバー6870 25周年記念限定モデル」

 

(文/&GP編集部)

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