ラジオ＋カセット＋α！本当に使えるのはこんなラジカセかも

シルバーの筐体中央に堂々鎮座するプレーヤー、上部に並ぶ大きなボタン、手動で周波数に合わせる選局ダイヤル…昭和生まれにとってはあまりに親しみやすいルックスですが、こちらはまぎれもない新製品。

サンワダイレクトから登場した「カセットプレーヤー 400-MEDI027」（5480円）は、カセットテープとラジオ、USBメモリーの3つの音源が楽しめます。

いまや店頭でも珍しくなったラジカセですが、「400-MEDI027」はシンプルなラジカセ機能に、USBメモリ対応機能を搭載したカセットプレーヤー。AM・FMラジオの聴取やお気に入りテープの再生など、シニア世代が使い慣れた方法で手軽に音楽を楽しむのにぴったりのアイテムです。

左側面に搭載のUSBポートを使えば、USBメモリー経由でMP3データの再生も可能。「流行りの曲を楽しみたい」「孫の発表会の演奏を聴きたい」というリクエストにも手軽に応えられます。

またちょっと注目したいのが、カセットテープへの録音機能です。いまやスマホアプリでいつでもどこでもラジオが楽しめる時代、繰り返し聞けるアプリのタイムフリー機能もいいけれど、放送内容を録音して手元に残すとなると案外選択肢がなかったりしますよね。「400-MEDI027」の録音機能は、基本的に従来のラジカセと同じで、ボタン操作ひとつで放送音声をカセットに録音できるというもの。

手法としてはかなりアナログですが、一時的に手元に残して楽しむのが目的なら十分、特にアプリ操作が苦手な人なら、このシンプルさがむしろちょうどいいかもしれません。内蔵マイクで集音した音を録れるので、楽器や歌の練習にも使えそうだし、USBメモリーに収録したMP3音源をアナログ音声としてカセットに録音し直して楽しむことも可能です。

本体サイズは、幅274mm×奥行56.5mmで、高さ100mm。AC電源以外に単三乾電池4本でも稼働できるので、屋外での使用もOKです。

>> サンワダイレクト「カセットプレーヤー 400-MEDI027」

 

（文／＆GP編集部）