ますます使い勝手の上がったダイソン2製品Newポイントはココ!
&GP / 2018年9月20日 6時30分
ますます使い勝手の上がったダイソン2製品Newポイントはココ!
ダイソンは先日、ファン、ヒーター、空気清浄機の3役を1台で担う「Dyson Pure Hot + Cool 空気清浄ファンヒーター」と、デスクやフロアで使用する「Dyson Lightcycle タスクライト」の新モデルを発表しました。発売時期は、空気清浄ファンヒーターが10月17日、タスクライトが10月3日から。ダイソン公式オンラインストアや直営店、家電量販店でオープン価格にて販売予定です。
■アプリで簡単に空気の状況を管理
夏はファンで涼しく、冬はヒーターで暖かく、そしていつでもきれいな空気を吸えるよう開発された「Dyson Pure Hot + Cool(ダイソンピュアホット アンド クール) 空気清浄ファンヒーター」。
▲本体サイズは、高さ764×幅248×奥行248mm。重さは5.7kg。カラーは、ホワイト/シルバーとアイアン/ブルーの2種類。首振りは、0度から350度まで調整可能。Wi-Fi接続対応
前モデルとの違いは大きく2つ。ひとつ目が、LCD(液晶ディスプレイ)の搭載です。自動で検知した空気中の微粒子や有害なガス、温度・湿度などを画面に表示します。
ふたつ目が、「送風モード」に追加された「ディフューズドモード」。以前は、清浄された空気を正面から送風し、扇風機として利用する「送風モード」だけでしたが、正面ではなく、後面から弱い送風をワイドに送り出すモードに対応しました。
これは、「冬に空気清浄機能を使うときに、寒いので風を出さないでほしい」というユーザーの声を反映した結果。実際に試してみると、ディフューズドモードに切り替えると風が弱まり、前面から風を感じませんでした。
また、有害なガスや煙を吸収する活性炭フィルターを従来モデルのフィルターより3倍以上に増加するなど、吸収効率を高めています。
Dyson Pure Hot + Cool 空気清浄ファンヒーターは、専用アプリ「Dyson Linkアプリ」でスマホなどから操作ができ、部屋の外からオンオフも行えます。また、室内外の温度と湿度、空気の汚染具合なども確認可能です。
▲アプリ画面。現在の温度や湿度のほか、過去の履歴も確認可能
フィルターの交換目安は約1年。フィルターの寿命は、アプリからも確認できます。交換用フィルターの価格は、グラスHEPAフィルターが4000円(税抜、以下同)、活性炭フィルターが3000円です。
■現在地と時間に合わせて光が変化
作業や生活習慣に適した光を照らす、卓上用の「Dyson Lightcycle デスクライト」は 、白とオレンジのLEDを3個ずつ搭載し、7角形のリフレクターでLEDを覆うことで、均一に混合した光を作り出しつつ、光源を隠して目を保護します。
▲「Dyson Lightcycle デスクライト」。おしゃれな見た目はそのままに、性能が向上。上下左右にスライドして位置を調整可能。ライトのアームは取り外しでき、左右両方の向きで使えるリバーシブル仕様。Bluetooth対応。人感センサーにより、周囲1m以内に近づくと自動で点灯。2分間離れると減光し、消灯する
Dyson Lightcycle デスクライトの最大の特長は、現在地の自然光に合わせた色温度と明るさをもとに、ライトの光を自動で調節すること。
朝は暖かいオレンジ系の明かりを、日中には白系の明かりを、そして夕方から夜にかけて柔らかいオレンジ色の明かりを発することで、自然の太陽光の特性を再現しながら使用する時間に適した光を照らします。なお現在地は、Dyson Linkアプリを通して設定します。
▲ボタンを押してモードの切り替えが可能。このボタンと反対側の上面で、ライトの明るさや色を手動で調整できる
Dyson Lightcycle デスクライトに直接触れて、照明の明るさや色温度を調整するほか、Dyson Linkアプリには「学習」「リラックス」「作業」「ブースト」の4種類のモードが用意されています。
▲使用時刻に応じて適した光を調節する「学習」モードでデモンストレーション。読書には、暖かみのあるオレンジの光を放つ「リラックスモード」を、手元で細かい作業を行う際は、寒色の光でより鮮明に照らす「作業モード」を。短期で集中する作業時には、明るい寒色の光で20分間照らす「ブースト」モードが向く
カラーは、ホワイト/シルバーとブラック/ブラックの2種類です。そのほか、床に置く「Dyson Lightcycle フロアライト」も同時に展開。直販限定モデルとして発売します。
▲「Dyson Lightcycle フロアライト」
■「日本の住居はアジアのなかでも特殊」と語る
新製品発表に際し、グローバルカテゴリーディレクター 空調家電カテゴリーのサム バナード氏に、日本で展開するにあたって開発で工夫した点を伺いました。
▲グローバルカテゴリーディレクター 空調家電カテゴリー サム バナード氏
開発時に日本の住居を研究したと話すバナード氏は、「アジア地域の住居を研究してきたが、日本の住居は他国とは違うと気づきました。以前は、天井にシーリングファンのある環境でテストをしていたが、日本でシーリングファンはあまり使用されていなかったのです」。
そのため、日本用のテスト標準を新たに設定し、日本のリビングの大きさに合わせた実験室を用意したり、シーリングファンを置かないなどの工夫をしたとのこと。
「既存のテスト方法だと部屋の中央に置かれたセンサー1つに対し、センサーを9つ配置してテストを行い、部屋のすみずみまできれいな空気が行き渡るようにした」と、試行錯誤の結果、日本の家屋でも性能が十分に発揮できるようになったのだと語りました。
* * *
季節家電の扇風機とヒーターを、空気清浄機と合わせ、年中使える家電とした「Dyson Pure Hot + Cool 空気清浄ファンヒーター」。そして、自然光に近い光でやさしく照らす「Dyson Lightcycle タスクライト」。実際の使用感や光の具合を試しに、一度店頭に足を運んでみてはいかがでしょうか。
>> dyson
(取材・文/中川美紗)
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