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さすがB&O!驚きのデザインと技術のスピーカー「BeoLab 90」

&GP / 2015年11月5日 17時46分

さすがB&O!驚きのデザインと技術のスピーカー「BeoLab 90」

さすがB&O!驚きのデザインと技術のスピーカー「BeoLab 90」

バング&オルフセン史上、最高のスピーカー「BeoLab 90」が登場した。創業90 周年を記念してつくられた、最高級の素材とクラフツマンシップ、革新的なテクノロジーを結集した究極のホームユース用スピーカーだ。発売日は創業日である11 月17 日。

■変わったデザインには理由がある!

さすがはバング&オルフセン、まずそのデザイン性の高さに目を奪われる。カーブを描くウッドベースと全体を覆う黒いファブリックカバー、360度どこから見ても美しい。

しかしこのフォルムには見た目だけでない意味がある。360度指向性を広げるため、18 個のスピーカーユニットを各方向に設置しているのだ。さらに、バング&オルフセンが開発した最新のICEpowerアンプを14個搭載。なんと、スピーカー1 台あたり 8200ワットのパワーを要するという。

beolab-90-bang-olufsen-vision-of-sound

 

このスピーカーに搭載された、実に革新的な3つの技術を紹介しよう。
まず、「Active Room Compensation」は、従来の、環境に合わせて低音を補正する「Automatic Bass Calibration」を進化させた技術。

独立したマイクがその位置における音響特性をリスニングポジション毎に測定することで、低音に加え中高音も補正できるようになった。スピーカーの位置ではなく、リスニングポジションに合わせて補正するので、バンドメンバーや映画俳優の立ち位置まで把握できるような臨場感のある音場を実現してくれる。

さらに、スピーカー自身のボディやユニットからの反射音や、もう片方のスピーカーからの反射音も把握し、自動的に双方で補正する機能も。

「Beam Width Control」は、音の範囲をコントロールする技術。NARROW、WIDE、OMNIの3種類のモードが選択でき、スイートスポットで視聴する場合には±45°の範囲に音を広げるNARROWを、多人数で音楽を楽しむ場合には±90°の範囲に音を広げるWIDEモードを、ホームパーティーなど360°部屋の隅々にまで音を届けたい時にはOMNIモードを選択、シチュエーションに合わせた最適なサウンドを再生できる。

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「Beam Direction Control」は、音の指向性をコントロールする技術。リスニングポジションに合わせ、望む方向に向けてクリアな音を再生できる。スピーカー上部の円形のLEDライトが指向性の範囲を表し、視覚的にも分かりやすい仕様だ。

専用スマホアプリも用意。BeoLab 90のセットアップ、リスニングポジションの変更、指向性の変更などを管理、複数のリスニングポジションをプリセットとして保存しておくことも可能だ。また、測定用マイクも同梱し、スピーカーの位置の変更の際や部屋の模様替えの際などは、簡単にカリブレーションできる。

価格は1069万2000円! 最上級のサウンドを追求したい人のみが手に入れることを許される、至高の芸術作品だ。

デザイン:Frackenpohl and Poulheim
材質:アルミニウム、ファブリック、オーク材
サイズ(W x H x D): 23.5 x 125.3 x 74.7 cm
重量: 各 137 kg

(文/&GP編集部)

 

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