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日本では今秋リリース!? Galaxy Note9の発売を待つべき5つの理由

&GP / 2018年10月2日 6時30分

日本では今秋リリース!? Galaxy Note9の発売を待つべき5つの理由

日本では今秋リリース!? Galaxy Note9の発売を待つべき5つの理由

新しいiPhoneが発売されて、どのモデルを買おうかと迷っている人も少なくないでしょう。ですが、今年の秋は、その新型iPhoneに対抗するAndroidスマートフォンも続々とリリースされそうです。その中でも、機能やスペックで頭ひとつリードしそうなのが「Galaxy Note9」です。

「Galaxy Note」シリーズは、大画面ディスプレイをペンで操作するというスタイルで、世界的にコアなファンを持つモデル。最新のNote9は、2018年8月に米ニューヨークで発表され、すでに海外では発売されてます。日本では、おそらくドコモとauが秋冬モデルとして発売することになるでしょう。

▲6.4インチの大画面ディスプレイを搭載しているが、横幅は76.4mmとさほど太くはなく、持ちやすかった

そのGalaxy Note9を、いち早く使ってみる機会を得ました。ただし、日本での使用を許可する“技適マーク”がないグローバル版だったので、ドイツ・ベルリンで開催されたIFA(国際的な家電展示会)の取材期間中に持ち歩き、使い勝手をチェックしてみました。

先に感想を言っちゃいますが、新しいGalaxy Note、かな〜りイイ感じでした。スマホの買い替えを考えている人は、ちょっと待ったほうがいいかもしれませんよ。その理由を述べさせてください。

【理由1】紙とペンがなくてもメモが取れる

Galaxy Note9の最大の特徴は、付属のSペンでメモを書いたり、イラストを描いたりできること。このSペンの書き心地がいいんです。鉛筆やサインペンで紙に文字を書くときと同じような摩擦が感じられ、自分の力加減の手応えも感じられるんです。筆者はiPad Pro+Apple Pencilも使っていますし、市販のスタイラスペンも使ったことはありますが、いまのところ、Sペンの書き心地が最もアナログに近いと感じています。

▲付属のSペンは、本体に格納されていて、カチッと押して、さっと取り出せる。カラバリは4色あるが、筆者が使用した「Ocean Blue」には、黄色のSペンが付属している

Sペンは本体から抜き出して使うのですが、画面オフの状態でも、すぐにメモが書けるんです。メモしたいことがあるが、手元に紙がないというときに、すぐに書けるんです。で、書いたメモは自動で保存されるので、紙のメモように、あとで “あのメモ、どこにいったっけ?” てなこともありません。

▲Sペンを抜き出すだけで、このようにメモが書ける。Sペンの色と同じく黄色で書けて、くっきりとして読みやすかった

 

【理由2】手帳よりも見やすく整理できる

Galaxy Note9には専用のノートアプリがプリインストールされています。6.4インチの大画面とはいえ、手帳としてはコンパクトなサイズです。1ページにさほど多くの文字を書けないと思っていました。ですが、便利な機能があるんです。Sペンで書いた文字がやや小さくリサイズされ、整列して記録される機能があるんです。

▲画面下方の枠内に書いた文字が、キレイに整列されるので、あとで読むときの視認性も向上する

しかも、手書きのメモを、手書きの文字で検索することもできるんです。例えば、「&GP」用のネタや取材メモなどに「&GP」と書き添えておけば、「&GP」と書くだけで、それらのメモを探し出せるわけです。これは、もはや紙の手帳よりも便利かもしれません。

▲保存したメモを、手書き文字でも検索可能

▲スクリーションショットに文字を書き込みたいときにも便利

 

【理由3】デジカメが要らなくなる

カメラは背面が1200万画素のデュアルカメラで、前面が800万画素。

▲背面にはデュアルカメラと指紋センサーを搭載。なお、生体認証によるセキュリティーロックは、指紋認証のほかに、顔認証と虹彩認証にも対応しているので万全だ

デュアルカメラは広角+望遠の組み合わせで、明るい場所ではF値2.4で、暗い場所ではF値1.5に切り替わる機能も備えています。つまり、夜景撮影の画質などで高い評価を得ているGalaxy S9+と同じ性能を備えているんです。

▲曇りの日に撮影した作例

▲青空も明るくナチュラルな色で撮れる

▲薄暗い教会の中では、F値1.5に切り替わった

▲暗い場所でも、F値1.5で効率よく光を取り込むため、明るくシャープに撮れる

実は、ベルリン滞在中に最も役立ったのはカメラ。画角が広いので、発表会や展示ブースなどでも撮りやすく、ワンタッチで光学2倍ズームに切り替えらるのも重宝しました。

▲一般的なコンデジよりも広角で撮れるので、撮影位置を変えられない状況で重宝した

▲望遠側に切り替えると、ここまで近づける

▲「Bixby」というサムスン独自のAI機能があり、カメラをかざすだけで情報検索できるのも便利だった

【理由4】ストレスがなくなる

スマホを使い続ける中で、ストレスの原因となりがちなのが “動作性” と “電池持ち” ではないかと思います。

CPUやRAM(メモリ)のスペックは、販売する市場によって異なるそうですが、サムスンの最新フラッグシップとして、最高クラスの仕様になっています。画面を分割表示にしたり、スローモーション動画を編集したりといった負荷が重そうな操作をしても、カクカクした動きになったりすることなく、なめらかな操作感を維持できました。

▲Sペンの多彩な機能を使っても、サクサクと操作できた

多機能なハイエンドモデルでは、長く使っていると本体が熱くなったり、それが原因でカメラが起動できなくなったりということもありますが、Galaxy Note9では、そういう事象も発生せず、安定していました。

4000mAhの大容量バッテリーを搭載していることも魅力。初めてのベルリンということもあり、毎日カメラを使うことが多かったのですが、外出時にモバイルバッテリーが必要となることはありませんでした。

▲電池持ちの良さは特筆できるレベル

 

【理由5】ビジネスエリートになれる!?

Sペンには、新たにリモコン機能が追加されています。本体とBluetoothで繋がって、さまざまな遠隔操作ができる仕組みです。

▲Sペンは自分が使いやすいように設定できる

▲Galaxy Noteをワイヤレスで操作できるリモコン機能が追加された

誰にでも役立ちそうなのは、カメラのシャッター。例えば、セルフィーを撮るときに、Galaxy Note9を卓上などに置いて、少し離れた場所からシャッターが切れるんです。

▲Sペンリモコンで自撮りをしてみた。手持ちで撮る場合と違って顔がどアップにならないのがいいかも

Galaxy Note9には、パソコンなどと連携する「DeX」という機能があるのですが、これを用いてプレゼンテーションを行う際のスライド操作にも使えるそうです。さらに、ボイスレコーダーや動画プレーヤーの遠隔操作もできるようです。

新機能ではありませんが、外国語のウェブページの閲覧時にSペンをかざして翻訳するといった機能もあります。これもドイツで役立ちました。

▲Sペンで指定した文字の翻訳が表示され、音声も聞ける

IFAの会場でもGalaxy Noteを使っている人は多く見かけましたが、慣れた感じでSペンでメモを取っていたりすると、かっこいいんですよ。“仕事ができる人” って感じで。実際はどうなのかはわかりませんが、僕もGalaxy Note9を使っている間は、ビジネスエリートになったかのような気分を味わえました(笑)。

ただし、Galaxy Note9、お値段もそれなりです。アメリカでは128GBモデルが約1000ドル(約11万3000円)。日本では、いわゆる2年縛りの購入サポートが適用されるのでしょうが、やはり、それなりの価格になることは覚悟しておきましょうね。

>> Samsung「Galaxy」

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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