最新iPhoneに機種変更する前に知っておきたいデータ移行術【Apple Pay＆Suica編】

iPhone 7以降のモデルを使っているiPhoneユーザーであれば、Apple Payを活用している人も多いはず。Apple Payにはクレジットカードやプリペイドカードを登録できるだけでなく、交通機関だけでなくコンビニなどでの決済にも便利なSuicaも使えます。

第3回では、そんなApple Pay及びSuicaのデータ移行方法を紹介しましょう

 

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［特集］最新iPhoneに機種変更する前に知っておきたいデータ移行術

第1回　LINE編
第2回　iCloud＆iTunes編
第3回　Apple Pay＆Suica編
第4回　ゲームデータ編

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■Suicaは複数端末での利用はできない

まずはSuicaの移行方法からみていきましょう。

Suicaは複数の端末での同期はできないので、必ず移行作業が必要です。その際、新旧のiPhoneで同じApple IDを使うことが大前提となっています。また、iCloudの「Wallet」の項目がオンになって同期されているかどうかも確認してください。

 

ー旧iPhoneでやっておくことー

【Suica編】削除してもデータはiCloudに残る

旧端末で「Wallet」アプリを起動し、登録したSuicaを選択します。画面右下の「…」ボタンをタップするとカードの詳細画面が表示されます。

▲「Wallet」アプリを開きSuicaを表示したら「…」をタップ（写真＝左）。「情報」をタップする（写真＝右）

「情報」タプの一番下にある「カードを削除」をタップします。「削除すると消えてしまうのでは？」と思うかもしれませんが、iCloudに保存されるので心配無用です。

▲「カードを削除」をタップ（写真＝左）。確認画面が表示されたら「削除」をタップする（写真＝右）

 

ー新iPhoneでやるべきことー

【Suica編】データを呼び出すだけでOK

続いて、新端末で「Wallet」アプリを起動して、画面右上の「＋」をタップしてカードを追加します。

▲「Wallet」アプリを起動し、画面右上の「＋」をタップ（写真＝左）。「続ける」をタップする（写真＝右）

「カードの種類」の選択画面で「Suica」をタップすると、以前のiPhoneで使っていたSuicaカードの情報が読み出されます。

▲「Suica」を選択する（写真＝左）。以前のiPhoneで使っていたSuicaの情報が表示される。問題なければ「次へ」をタップ（写真＝右）

あとは「次へ」をタップして、エクスプレスカードの説明画面を確認したら「完了」をタップするだけ。思った以上に簡単に移行できましたね。

 

【Apple Pay編】クレジットカードもiCloud経由で復元可能

クレジットカードを引き継ぐ場合は、Suicaのように旧端末から削除しなくて構いません。新端末で「Wallet」アプリを開き、「＋」をタップします。

「クレジットカード／プリペイドカード」を選択すると、以前のiPhoneで登録していたクレジットカードが表示されます。あとは、追加するクレジットカードを選び、各クレジットカードのセキュリティコードを入力すると登録は完了です。

▲「「クレジットカード/プリペイドカード」を選択する（写真＝左）。登録済みのクレジットカードが表示されるので、「続ける」をタップ（写真＝右）

新しいiPhoneでも快適にApple Payを活用しましょう。

 

（取材・文／今西絢美）

いまにしあやみ／エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。