コンセントがあれば即充電!カフェで活躍するモバイルバッテリー5選【ACアダプタ内蔵モデル】
&GP / 2018年10月8日 21時0分
コンセントがあれば即充電!カフェで活躍するモバイルバッテリー5選【ACアダプタ内蔵モデル】
スマートフォンをはじめ、タブレットやデジカメと外出時に「やばい! 充電しなきゃ!!」となるデジタルデバイスは数多い。だが、世の中で売られているモバイルバッテリーは、それこそ星の数ほど存在し、どれを選べばよいか迷うところ。そこで今回は、主に何を充電したいかを考えた上で、オススメのモバイルバッテリーを紹介していく(全6回)。
モバイルバッテリーを持って出かけたものの、バッテリー自体の残量がゼロだった……なんて悲劇はよくあること。さらにバッテリーを充電するためのケーブルを持っていなかったという場合も。
そこで今回は、ACコンセントプラグが内蔵されたモバイルバッテリーを紹介する。最近のカフェのようにコンセントがあれば即座に充電できるのはもちろん、バッテリー本体にUSBケーブルをつなげれば、AC充電器としても役立つ。就寝時に、バッテリーとスマートフォンなどを別々に充電する必要がないのも嬉しいところだ。
■最大3Aの出力で、スマホもタブレットも高速充電!
Anker
「PowerCore Fusion5000」(2899円)
容量:5000mAh
出力:3A
コンセントに直差ししてスマホ本体を充電しつつ(2.1A)、同時にバッテリー本体も充電できる2 in 1のモバイルバッテリー。ケーブルは本体とスマホを繋ぐ1本のみで済むから見た目もスマート。もちろんコンセントに差さずに持ち運んで使用することも可能だ。約72x70x31mm/約189g/USB×2、MicroUSB×1
■接続機器を見分けて最速で充電してくれる
AC充電器一体型モバイルバッテリー
「DE-AC01-N5824シリーズ」(2万5920円)
容量:5800mAh
出力:2.4A
ほんわかフェイスに癒されるコンセント直差しタイプ。出力は最大2.4Aで、iPhoneやAndloid端末を自動で見分けて最速で充電してくれる。もちろんモバイルバッテリーとしてもAC充電器としても利用可能。USBポートを2つ搭載し、2台同時の充電も可能。85mm×25mm×73mm/約195g/USB×2
■本体を振るとバッテリー残量が確認できる
サンワサプライ
「700-BTL028シリーズ 」(3980円)
容量:10000mAh
出力:2.1A
10000mAhの大容量モデルなのでサイズは少し大きく感じるが、約230gと軽量で持ち運ぶのには問題なし。タブレットの充電にも対応し、iPadを約1回分フル充電できる。ボタンレスを追求したデザインは美しく、電池残量もボタンを押すのではなく、本体を振って確認する。約58×28×105mm/USB×2
■ACコンセントプラグ付きのスタンダードモデル
センチュリー
「Eco Talk 3000」(3000円前後)
容量:3000mAh
出力:2.1A
本体の裏面にACコンセントプラグが収納されている。モバイルバッテリーとして使う時の出力は2.1Aで、AC充電器として使う時の出力は1.5Aとなる。バッテリー本体と同時にスマートフォンなどの充電も可能。USBケーブル(Type-A)とType-C変換アダプターが付属する。コンビニで販売されている。90×160×49mm/USB×1
■ACプラグを内蔵しつつバッテリーは10000mAhと大容量
磁気研究所
HIDISC
「HY-MB10000AC」(6000円前後)
容量:10000mAH
出力:2.1A
本体に収納できるACコンセントプラグを搭載。10000mAhと大容量でUSBポートを2つ備える。microUSBケーブルのほか、Type-C充電ケーブルも同梱。AC充電器としても使え、バッテリー本体と同時にスマートフォンへの充電も可能。104×58×29mm/約217g/USB×2
■家電ライター・藤山 哲人さんに聞くモバイルバッテリーの豆知識
Q.「モバイルバッテリー選びの注意点とは」
A.ちょっと分かりづらいのですが、バッテリーのセル(電池の構成単位のひとつ)が日本製かどうかというのは、ひとつの基準になります。中国製、といってもひとくくりにはできませんが、4-5回くらい充電すると、充電容量が半分くらいに落ちちゃうものもあるんですよね。
そうした意味で、日本製は製造時に検査されているので品質のバラツキがなく、高品質だと言えます。ただ、中国製でもAnkerやRavPowerなどは性能が高いので安心です。
あとは、何を充電するかによって出力を確認しておく必要があります。多くはスマートフォン充電が想定されています。タブレットやノートPCを充電したい場合には注意が必要です。今はほぼ気にする必要もありませんが、タブレットであれば出力2.4A以上はほしいところ。
ノートPCの場合はさらに複雑で、各ノートPCに合った電圧(PCの必要としている電圧以上でも以下でもダメで、完全一致すること)、なおかつノートPCが必要としている電流以上を出力できるかのチェックが必要となります」
藤山 哲人(ふじやま・てつひと)
フリーランスのエディター・ライター。Webメディアでは、家電製品のマニアックなテストで知られ、ソーラーパネルを持って街を歩き回り、どれだけスマートフォンを充電できるか実証したことも。『マツコの知らない世界』では、モバイルバッテリーをはじめ、扇風機、ロボット掃除機などの回で出演している。
(取材・文/河原塚英信、菊地野々子 写真/湯浅立志)
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