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音楽や映画に新体験を!重低音で震えるヘッドホン「Crusher 360」が発売に

&GP / 2018年10月12日 15時0分

音楽や映画に新体験を!重低音で震えるヘッドホン「Crusher 360」が発売に

音楽や映画に新体験を!重低音で震えるヘッドホン「Crusher 360」が発売に

米国初のライフスタイル・オーディオブランドであるスカルキャンディは11日、東京・原宿の直営店で、この秋発売の最新ヘッドホン「Crusher 360」「Venue」を発表しました。

▲東京・原宿にあるSkullCandy直営店で発表会が開催された

 

■全世界限定1万9000台の振動ヘッドホン

「Crusher 360」は、日本でも大ヒットとなった音楽に合わせて振動するヘッドホン「Crusher」「Crusher WIRELESS」の後継となるモデルです。今回の新製品は全世界で1万9000台限定で発売されます。

▲“体感する”ワイヤレスヘッドホンの「Crusher 360」

▲キャッチコピーは「SURROUND YOURSELF WITH BASS」

最大の進化点は、音楽に反応してヘッドホンが振動するシステムの高精度化です。「Crusher」では、通常の音楽再生用ドライバーに加えて振動専用の“ハプティックベースドライバー”を搭載し低音を増幅して振動していましたが、今回の「Crusher 360」は“センサリーベース”として左右のチャンネルの“Stereo Haptic Driver”を独立して動作する形で搭載。音楽や映画に含まれる音の位置に連動して振動し、臨場感を生み出します。これで“体感する”試聴体験をもたらす、というわけです。

▲“センサリーベース”により音が振動する解像度を向上

振動するヘッドホンの帯域も拡大しています。「Crusher」は45Hzから75Hzの周波数に反応していたものを、「Crusher360」では20Hzから100Hzまでをカバー。音として聴くことができない重低音、そして従来より高めの音にも反応するようになっています。また、DSPも用いることで音楽再生用ドライバーとハプティックドライバーの間を正確にコントロールし、これまで以上に正確な重低音のレスポンスを確保しています。

そしてドライバーユニットには、1963年にNASAによって発売されて以来、高価格帯のオーディオ製品で採用実績にある強磁性流体(Ferrofluid)を採用。ドライバーの不要な歪や擦れを防ぎ、振動体験を高めています。

重低音を気持ち良く体感できるので、音楽を聴くだけでなく、NetflixやAmazonプライムといった映画やドラマの視聴にもピッタリですね。

▲振動は左イヤーカップの静電容量タッチパネルで調整可能。画像のヘッドホンに表示されている矢印はシールなので剥がせる

バッテリー駆動時間はBluetoothの接続で29時間。10分充電で3時間使用の急速充電機能にも対応します。また形状記憶のイヤークッションを採用し、折りたたみ対応ボディになっています。

▲電源ボタンを押すとバッテリー残量をLEDで表示

▲アンバサダー契約をしているモデルの古川優奈さんも「Crusher 360」を装着

高品質レザーに金属製アーマチュアとヨーク、さらにはダイヤモンドカットしたエッジと高級感満載。特徴的なBLACK/TANカラーで展開します。

「Crusher 360」は全世界で1万9000台限定で日本の割当台数は2500台を予定。11月2日に3万3800円(税別)で発売されます。

 

■1万9800円で購入できるノイズキャンセル・ヘッドホン「Venue」

同時に発表されたもうひとつの新製品が、スカルキャンディとして初のなるノイズキャンセル(ANC)対応のワイヤレス・ヘッドホン「Venue(ベニュー)」です。1万9800円(税別)での発売となります。

▲スカルキャンディ初のノイズキャンセルヘッドホン「Venue」

▲キャッチフレーズは「ALL MUSIC NO NOISE」

「Venue」が搭載するANC(アクティブノイズキャンセル)の特徴は、左右の内外にひとつずつ搭載したマイクと共に、新たにANC回路を「Venue」専用設計で開発、日常生活のなかでのノイズキャンセル性能を重視していることです。

一般的なノイズキャンセル製品は“飛行機のビジネスクラスでぐっすり眠りたいビジネスマン”に向けた製品であるのに対して、「Venue」は人の会話などの帯域にあたるミッドレンジの帯域の精度を高めていて、ANCのパフォーマンスは299~399ドルで販売されている競合製品と同等であるとしています。

周囲の音を少しだけ聞いて、「Venue」を装着したまま買い物等もできる“モニターモード”にも対応します。

▲より高価な競合他社製品に匹敵するノイズキャンセル性能を実現

連続使用時間は、Bluetooth接続とANCを有効にした状態で24時間。ANCのみなら40時間の連続仕様可能です。さらに10分充電で5時間再生できる急速充電にも対応しています。

▲VICE/WHIE/CRIMSONカラー

▲スカルキャンディのロゴの位置がズレているのも特徴

ユニークな機能として、落とし物をBluetoothでトラッキングできるスマートトラッカー「FIND Tile」をヘッドホンとして初めて搭載。紛失時にはアプリを通して地図を表示して追跡ができます。

▲スマホアプリから紛失物をトラッキングできる「FIND Tile」を内蔵

▲「Venue」を装着した、アンバサダーでモデルの吉田顕栄郎さんと森本流那さん

重低音を“体感する”「Crusher 360」と、低価格でも高精度のノイズキャンセルに対応した「Venue」。ライフスタイル・オーディオブランドのスカルキャンディらしい、この秋注目の新モデルです!

>> スカルキャンディ

 

(取材・文/折原一也)

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