バッシュの王道、エアジョーダン 33に秘められたテクノロジーとは

「エア ジョーダン」といえば、バスケットボールシューズの代名詞的存在。デザイン、機能ともに進化を続けてきたが、11月2日に発売される新作「エア ジョーダン 33」（2万1600円）には、シリーズで初めて “ファストフィットテクノロジー” を採用している。

“ファストフィットテクノロジー” は、アスリートの足元を素早くフィッティングできるように開発されたシステムで、シューレースの結びなおすプロセスを大幅に減らす工夫が施されている。前足部のストラップを引っ張ることでスニーカー内部のケーブルを締め、かかとから足首まで360度固定。またサイドループを引っ張るだけでケーブルが緩み脱ぎやすくなっている。脱ぎ履きの動作を簡略化をすることで、よりパフォーマンスに集中できるようにデザインされたのだ。

裏部分には、ジョーダン ブランドのフライトスピード・テクノロジーの最新版と、ナイキ ズーム エアユニットが用いられており、アーチの下部分の丸くくり抜いた部分で、このシステムの作動状況を見られるのも、遊び心を刺激される。

▲"ファストフィットテクノロジー"が「エア ジョーダン 33」のアーチ裏に

宇宙服の外見と機能を参考にしたというデザインは、機能性と実用性を兼ね備えている。最新のイノベーションを取り入れながらも、ヒールタブの “Nike Air” はクラシックなグラフィックを踏襲するなど、しっかりと「エア ジョーダン」のDNAを受け継いでいる。プレイヤーでなくても持っていたくなる、伝統と革新が凝縮された王道の一足だ。

>>  NIKE「エア ジョーダン」

 

（文／＆GP編集部）