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家でも外でも使えるセンゴクアラジン「ポータブル ガス ストーブ」【アウトドア銘品図鑑】

&GP / 2018年10月20日 9時0分

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家でも外でも使えるセンゴクアラジン「ポータブル ガス ストーブ」【アウトドア銘品図鑑】

イギリス生まれ、青い炎で人々を暖めてきたアラジンより、この秋、新ブランド「センゴクアラジン」が誕生しました。

ラインナップの第1弾はポータブル ガスシリーズ。カセットボンベを使うコンロやストーブなんですが、なかでも注目したいのが「ポータブル ガス ストーブ」(3万2400円)です。

サイズは32×33.5×H39cm、約5.7kg。コロンとした愛嬌のあるデザインは、どこかアラジン伝統のストーブ「アラジン ブルーフレーム」を思わせるノスタルジーな雰囲気。足下にこんなストーブがあると、キャンプサイトのステージが上がりそうです。

この「ポータブル ガス ストーブ」のすごいところは“室内、ベランダ、キャンプなどどこにでも連れて行ってね”と公式Webサイトで謳っているところ! ガス、灯油に限らず多くの暖房器具では、「室内用」は屋外での使用不可、反対に「屋外用」は室内での使用はできないと明示されています。まれに室内用をキャンプ場で使っているキャンパーを見かけますが、それは自己責任。室内用の暖房機は風や気温などの影響を受けるので、期待通りのパフォーマンスが得られるとは限りません。むしろ室内用は屋外用以上に安定感など火災予防を万全にしています。これが屋外用を部屋の中で使うことが危険だとされる理由です。

「ポータブル ガス ストーブ」の安全装置は4つあります。

まず、赤く丸いパーツの辺りにあるのが「圧力感知安全装置」。カセットボンベが異常に熱せられて高圧になると、自動的にガスが止まり、消火されます。

▲圧力感知安全装置

自動着火装置の脇にあるのが「不完全燃焼防止装置」。室内の酸素濃度が低下して不完全燃焼となる前に、自動的にガスを遮断して消火します。

▲不完全燃焼防止装置

下の写真ではストーブの上半分に銀色のプレートがかけられていますが、プレートの右側あたりに「転倒時消火装置」、左側には「立ち消え安全装置」を装備しています。倒れる、強い衝撃が加わる、風などで火が消えたときなどに、ガスを遮断して自動的に消火するんです。

▲転倒時消火装置、立ち消え安全装置

こうして何重にも「まさか!」に備えているというわけ。かわいい見た目なのに案外しっかり者。モテ要素満載です。

 

■使い方

使用するのは、専用の低温時対応カセットボンベ。カセットボンベは安価ですし、コンビニでも手に入る便利な燃料ですが、低温時にパワーが出なくなることが多いんです。必ずセンゴクアラジン専用カセットボンベを用意しましょう。

ちなみに、ずいぶん欧米でも手に入りやすくなりましたが、カセットボンベが手に入りやすいのはやはり日本ほかアジア諸国です。この「ポータブル ガス ストーブ」は新ブランド「センゴクアラジン」を冠していますが、これは信頼のアラジンブランドと製造元である千石の技術をコラボさせた日本発のブランドであるためなんです。当然、海外展開も視野に入れているそうです。

底に2カ所、フックが付いているので解除して、上部をソッとはずします。

カセットボンベの切り欠きを上にして、レバーを押し込めばセット完了。レバーを押し込む際、少し硬く感じるかもしれませんが「ガチャッ」と音がするまでしっかり押し込みます。

上部を元通りにセットしたら、シルバーのつまみを左側に回して着火。

「カチャッ」と気持ちのいい音とともに青い炎がゆらめきます。自動着火なのでマッチやライターは不要。使い始めはガスが届いていないためか、少し時間をおいてからのほうがスムーズに着火できます。

▲ガラス窓から見えるブルーフレーム!

■機能

20本の火口から、トルネードのように炎が上がります。使用状況により大きく変わりますが、連続燃焼時間は最短で1時間40分、最長で4時間20分。発熱量は2.0〜0.8kW(1700〜690kcal/h)。夕暮れ時や早朝など、冷えがこたえるときに、この柔らかなぬくもりはありがたいですね!

ガラス窓のある円筒部分は、工具なしで簡単に開くんです。

完全燃焼の青い炎ではそうそう汚れませんが、くもりが気になったら柔らかな布で拭き取って。手をぐいっと入れられるのがいいですね。

地面にぺたんと設置しているのではなく、ほんのわずか浮かんでいるように見えます。

小さな石や枝なら、問題なく置けますし、少しくらい濡れた地面でもクリアランスがあるため設置に抵抗がありません。

カラーはレッドとイエローが定番で、落ち着いた印象の限定色(ホワイトとグリーン)も。さらにショップとコラボした限定カラーもあるそうで、どれにするか悩みます!

秋冬のキャンプはもちろん、ガレージやベランダ、書斎などどこでも持っていきたくなります。それに、電気を使わないから災害時にも役立ちそう。一家に1台、あるといいかもしれません。

>> アラジン

 

>> [連載]アウトドア銘品図鑑

(取材・文/大森弘恵

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