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予定を読み上げてくれるスマート目覚まし時計「Link Time」を使ってみた

&GP / 2018年10月27日 23時0分

予定を読み上げてくれるスマート目覚まし時計「Link Time」を使ってみた

予定を読み上げてくれるスマート目覚まし時計「Link Time」を使ってみた

「スマート○○」と聞いて何を思い浮かべますか? 「スマートスピーカー」「スマートテレビ」「スマートウォッチ」など、答えは数多くあります。そもそも、スマホだって略さず言えば「スマートフォン」。このように、〝スマート化″される製品は続々と増えてきています。

そんななか、キングジムは10月26日(金)より、Wi-Fi対応の目覚まし時計「Link Time」を発売しました。Wi-Fi接続により、外出中でもスマホやPCからアラームを設定でき、また予定や天気予報を読み上げる「ボイスメモ」機能を搭載しています。いわば、「スマート目覚まし時計」「スマートクロック」と呼べそうなこの時計。価格は1万3200円(税別)です。

今回は、発売前に「Link Time」を実際に使う機会を得たので、その機能や使い勝手について紹介していきます。
 

■アラームを鳴らす日を細かく設定できる!

スマホで操作するには、専用アプリ「Link Time App」が必要です。Link Timeを電源に接続し、アプリをスマホにインストールしたら、画面指示に従いながらアカウントやWi-Fi接続の設定を行っていきます。

▲完了すると、時刻が表示される。時刻はタイムゾーンでの設定が可能

Link Time最大の特長は、スマホからアラームを詳細に設定できるところ。なかでも便利だったのが、日によって異なるアラーム時刻を設定できる点です。

まず「繰り返し設定」からは、「毎日」「隔日」「休日」など、アラームを鳴らす日を細かく設定できます。休みの日は目覚ましを鳴らしたくない!という場合は、「平日」に設定しておくと、土日祝日はアラームを鳴らさないように設定が可能です。

▲選択できる日や周期は豊富。「指定日アラームOFF」は、アラームをオフにする日を個別に指定できる

月や週表示のカレンダーからアラームを登録することもできます。毎日起きる時間が異なる人でも、その日その日のアラーム時刻を登録できるので、就寝前にいちいち設定する手間もなくなります。

▲日や時間帯をタップして、その日だけのアラーム時刻を登録できる

筆者個人としては、早朝からの取材などの急な予定変更があったときでも、その日だけいつもより早い時間に設定できたので便利でした。その場ですぐにスマホから設定できるので、目覚ましのセットし忘れも防げます。また、「鳴らさない日」が設定できるのもありがたかったです。

▲複数のアラームを登録しても、色やアイコンを個別に設定できるので管理もしやすい

▲本体上部中央の「スヌーズボタン」。左にあるのは「アラームオフスイッチ」

▲ディスプレイ下のLEDは、次に鳴るアラームと同じ色に光るようになっている

 

■ボイスメモ機能が便利!

スマホから設定できるほかに、これぞ「スマートクロック」といえるのが、「ボイスメモ」機能です。天気予報や、自分で設定したテキストを音声で読み上げることで、「情報」を届けてくれます。

たとえば、「資料を忘れずに」「燃えるごみの日です」などとテキストを設定しておけば、忘れてしまいがちな予定や用件をリマインドしてくれます。また、そのテキストをアラーム音にすることも可能です。

読み上げる項目は、入力/録音したテキスト、Googleカレンダーの予定、天気予報などから選択できます。

▲アラームの設定画面から、ボイスメモの設定が行える

そうなんです。Link TimeはGoogleカレンダーとの連携が可能です。これがとても便利でした。アラームを止めると、「今日の予定は○件です…」というように、そのままその日の予定の件数と内容を知らせてくれます。わざわざスマホで確認する手間が省けるし、スマートスピーカーに尋ねるよりも速いかもしれません。

ただひとつ悩ましいのは、「共有している予定」が読み上げられないところ。社内で共有している打ち合わせや会議といった予定は、筆者が試した限りでは読み上げられませんでした。

アプリのヘルプを確認すると、「Googleアカウントと同名のカレンダーのみが対象となります」との説明がありました。自分で登録し、かつ共有されていない予定にのみ、ボイスメモ機能が適用されるようです。

このボイスメモ機能による読み上げは、アラームだけでなく、本体のボタンを押したときにも行われるように設定できます。家を出る前にもう一度予定を確認したり、アラームを止めたときは天気予報を、ボタンを押したときはその日の予定を通知するように分けて設定したりするのもいいでしょう。

▲ボタンプッシュ時のボイスメモ機能は、「端末の設定」から設定できる

ボイスメモ機能は日本語のみ対応とのこと。実際に「Good morning」などいくつか英文を試してみましたが、『グッド、モーニング』とかなり棒読みの調子で、「グッドモーニング」とカタカナで入力した方がまだ自然な話しぶりでした。認識できる単語の数も少ないようです。

 

■家族の見守りにも使える!

Link Timeもうひとつの特長は、アラームを止めた履歴を共有できるところ。アラームを止めたことをメールで知らせたり、専用ページで確認したりできます。

▲アラームを止めたことがメールで通知され、専用ページでは詳細な履歴が見られる

通知用のメールアドレスは、登録するアラームごとに複数設定でき、専用ページも複数人で共有可能なので、離れて暮らす家族の見守りにも使えます。目覚ましとしてだけでなく、「薬の服用」や「運動」といった健康面の管理としても活用できそうです。

ディスプレイとLEDの明るさが調節が可能で、睡眠中に明るさやボイスメモの音量を抑える「夜間モード」も搭載しています。また、今後はスマートスピーカーとの連携など、機能を拡充していく予定です。

筆者自身、久しぶりに「置き時計」を使ってみましたが、スマホに手を伸ばすこともなく、ふっと顔を動かすだけで時間が確認できるのは、思っているよりも楽でした。スマホから設定できるのも簡単だし、予定をリマインドしてくれるのも、忙しい朝には助かります。

これからの寒い季節、なにかとバタバタしがちな朝を、Link Timeでスマートに過ごしてみてはいかがでしょうか。

>> キングジム「Link Time」

 

(取材・文/友納一樹<ゴーズ>

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