光発電エコ・ドライブはここから始まった！44年の時を超え蘇るプロトモデル

毎日何気なく使っているだけで、内蔵されたソーラーセルが自ら発電し時計を動かしてくれる、シチズンの光発電技術「エコ・ドライブ」。ユーザーを電池交換の煩わしさから解放、腕時計のあり方を大きく変えた画期的な技術でした。

この「エコ・ドライブ」につながるアナログ式光発電クオーツウオッチが誕生したのは1976年ですが、実はその2年前、前身に当たるものとして太陽電池搭載ウオッチのプロトタイプが発表されていました。残念ながら商品化されなかったその幻のモデルデザインが、この秋最新のエコ・ドライブ技術を搭載して蘇ります。

▲「スタンダードモデル BM8541-82L」

今回登場するのは、1974年に発表されたプロトタイプ「太陽電池搭載ウオッチ」のデザインを継承しつつ、最新の光発電エコ・ドライブを搭載した新モデル。

▲「スタンダードモデル BM8541-91E」

まず開発当時の手書き図面を参考に、特徴的な意匠を再現した「スタンダードモデル」（各2万5000円／税別）。滑らかなカーブを描く独特のケース形状、高さのあるカットガラス、さらに6分割された文字板、立体的なインデックスなど70年代らしいレトロなデザイン。それでいてどこか近未来感を思わせる、不思議な魅力を放つモデルです。

▲「5351POUR LES HOMMES モデル BM8545-81E」

さらに、この斬新なデザインを生かしたコラボレーションモデル3点も同時発売。「5351POUR LES HOMMES モデル」（2万7500円／税別）は、鏡面仕上げのダイアルに、メタリックなインナーリングと秒針でシャープな質感を強調。

▲「BEAUTY&YOUTH モデル BM8545-90A」

「BEAUTY&YOUTH モデル」（2万7500円／税別）は、ホワイトの文字板にネオンカラーの6分割ラインを合わせた遊び心が楽しい。

▲「JOURNAL STANDARD モデル BM8545-73E」

一方「JOURNAL STANDARD モデル」（2万7500円／税別）は、マットブラックのカラーで全体をまとめたモードな1本。同一デザインをベースにしながらまったく印象が違うことにも驚かされます。

いずれも発売は11月下旬を予定。なお「BEAUTY&YOUTH モデル」はBEAUTY&YOUTH各店、「JOURNAL STANDARD モデル」はJOURNAL STANDARD各店のみでの取り扱いです。

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（文／&GP編集部）