お買い得度No.1！高スペックな ZTE本気のSIMフリースマホ

国内外のスマホメーカーが続々とSIMフリー市場に参入しています。今月から本格的に参入するのは中国のZTE。「あれ？ ZTEって、もうSIMフリースマホを出していたんじゃなかったっけ？」と気付いたあなたは、かなりのケータイ通。2015年の春に「gooのスマホ」第1弾として発売されたSIMフリースマホ3機種もZTE製でした。

ZTEは、まだ日本では知名度が低いメーカーですが、グローバルではメキメキと実績を伸ばし、2015年前期のスマホの出荷シェアは世界5位。

■他メーカーのハイエンドモデルに並ぶスペック！しかも安い！

11月11日に、筆者の記憶に間違いがなければZTEジャパン初の新製品発表会が開催されました。そこでお披露目された新モデルは2機種。ひとつは、5.2インチのフルHDディスプレイを搭載した「AXON mini」。miniといいつつ大画面なのですが、狭額縁設計により横幅は70mmに抑え、厚さは7.9mm。

 

手にした感触としては、大画面のわりにはコンパクトでスリムという印象です。

 

 

AXON miniの背面には、指紋センサーが搭載されています。加えて、眼の静脈認証と音声認証にも対応。つまり、3種類の生体認証機能を備えているんです。

 

 

カメラは背面が1300万画素で、前面が800万画素。背面カメラは、F2.0の明るいレンズを採用し、0.1秒の高速オートフォーカスを実現しています。

 

 

キャリアが販売するハイエンドモデルに匹敵するスペックを備えながら、実売価格は4万円前後になる予定。発売は12月以降になるとのこと。

もう1台は、5インチのHDディスプレイを搭載する「Blade V6」。

多彩な撮影機能を備えた1300万画素カメラを除けば、これといった目立つ機能はないのですが、実売価格は2万6800円程度を予定しているとのこと。アルミとガラスを使った筐体で、必要十分な機能が揃っており、コスパは抜群。11月下旬には量販店に並ぶ予定です。

 

 

 

（文／村元正剛）