日帰りツーリングは250ccアドベンチャーが最適!【男の道楽モノ新定番100】
&GP / 2018年11月23日 11時0分
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日帰りツーリングは250ccアドベンチャーが最適!【男の道楽モノ新定番100】
ツーリングに適しているのは、その名の通り “ツアラー”と呼ばれるバイクが定番だが、ここ最近はネイキッドとオフロードのクロスオーバーモデル “アドベンチャー” にも人気が集まっている。そこで三度のメシと同じくらいにツーリングが好きな、モデル兼ライターのライダー・山下晃和が、スズキの「Vストローム250」を相棒に、紅葉狩りツーリングにいざ出発!
■今回の相棒!
スズキ
「Vストローム250」(60万2640円)
街中はもちろん、ワインディングや高速道路など、どんなシチュエーションでも楽しく走れるアドベンチャーツアラー。エンジンは扱いやすさとパワフルさの両立のため徹底的に分析し、低中速域のトルクを重点的に高めている。ABSモデルも用意。
SPEC DATA
・全長×全幅×全高:2150×880×1295mm
・シート高:800mm
・装備重量:189kg
・エンジン種類:水冷4ストローク2気筒SOHC
・総排気量:248cc
・最高出力:24ps/8000rpm
・最大トルク:22N・m/6500rpm
・燃費:31.6km/L(WMTCモード値)
※クラス2、サブクラス2-2、1名乗車時タイヤサイズ:110/80-17(F)、140/70-17(R)
■スズキ「Vストローム250」と箱根路へ!
▲紅葉を探して箱根方面へ。峠を登り広がる絶景スポットでひと休み。ところどころ色付いていたが、パノラマの紅葉はもうちょい後かも
▲途中のお茶屋さんは江戸時代初期から脈々と受け継がれている。温かい甘酒とずんだ餅が、胃袋をほっこりさせた
▲思いのほか楽しかった箱根ビジターセンター、まるで空から眺めているかのような山々のジオラマに見入ってしまった。次はハイキングもしたい
▲小田原から真鶴に向けて海沿いを流し、相模湾が一望できるレストランにて海鮮を。山も海も楽しめるのが、箱根ツーリングの良いところ
▲小田原エリアは、実はみかんも有名なんですよ
■「Vストローム250」のココがイイ!
その1:大型スクリーンで疲れ知らず
250ccとは言え、高速道路を含めた長距離ツーリングでも身体がラクだったのは、このスクリーンのおかげ。
その2:電源も確保できナビも使える
DCソケットの電源を備え、付属品があればスマホなどを充電できる。ナビやGPSの後付けも可能。
その3:キャリア&サイドパニア積載
250ccクラスながらハードタイプのサイドパニアのマウントが付いていて、荷物が多くても安心。
その4:ナックルガードは手の守り神
意外と大事なのがナックルガード。冬の寒さを軽減し、枝葉から手を守り、転倒時のレバー折れを防いでくれる。
その5:17Lの大容量タンクは異次元
大型ツアラーと変わらない大容量タンクで航続距離が長く、燃費も良好。長距離ツーリングの安心にも繋がる。
■250ccアドベンチャーがツアラーの代わりに
ツアラーも確かに良いが、日帰り程度のツーリングであれば “トゥーフィフティー”(250cc)のアドベンチャーも同じくらい良い。軽量で取り回しがラクな上、アップライトなポジションはツアラー同様疲れにくい。さらに燃費も良く、維持費の面では税金面も含めトゥーフィフティにアドバンテージがある。数日に渡る超長距離ツーリングであれば大排気量ツアラーが一番だが、片道100kmくらいならむしろ分があると、スズキの「Vストローム250」とともに箱根を走り、それがよく分かった。
特にスクリーンの優秀さは際立っていて、高速道路の走行ではとにかく身体への負担が少なかった。大排気量車であってもスクリーンがないと疲労度は一気に増すが、フォルムを崩さない小ぶりなスクリーンでありながら、その高い効果に驚いた。
今回は日帰りだったのでトップケースやサイドパニアを装着しなかったが、相当な量の荷物が積めるので、キャンプツーリングも試してみたいところ。未舗装路のフラットな林道であれば、きっと「Vストローム250」の範囲内。そう思うと、今後のトゥーフィフティーアドベンチャーは、ツアラーに代わるツーリングのスタンダードになる可能性を秘めていそうだ。
山下晃和
本業はファッションモデル。2輪雑誌に連載を持つライターとしても活動中。普段はオフロードバイクに乗っていて、林道やキャンプが大好物。林道日本一周走破、台湾、ハワイを走ったことも。日本屈指のタイヤオタク
>> 男の道楽モノ新定番100
本記事の内容はGoodsPress12月号64-65ページに掲載されています
(取材・文/山下晃和 写真/山岡和正)
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