手首を返すとホイールが回転！その奥になんと針が！

文字盤全面をまばゆく覆うチタニウム製ホイール。スナップを効かせて手首を振れば、精緻なホイールが瞬時に高速で回りだし、やがて姿を見せるホイールの陰に隠れていた時分針……。

独創的なデザインとともに、手首を返して時間を確認するというユニークなギミックで人気を博したアーティア「RACEコレクション」に、歴史的な名車に捧げる特別なバージョンが登場。「1962年フェラーリ 250 GTO」にインスパイアされた最新モデル、その名も「RACE（レース）250GTO」（215万円〜／税別）です。

フェラーリ社の数ある名車の中でも、歴史を刻むアイコニックな存在として知られる「フェラーリ 250 GTO」。2014年、当時の自動車オークション史上最高額の約3800万ドルで落札された「1962年製フェラーリ 250 GTO ベルリネッタ」は、世界的なニュースとしてその名を大きく報じられました。

このアイコン的なマシンにインスピレーションを受けて誕生したのが、今回の特別限定モデル「RACE 250GTO」。ムーブメントにはCOSC認定された同社製自動巻きムーブメントAIONを採用。ケース部分は316Lハイグレードスティールで、側面にカーボンファイバーがインサートされています。

精巧な動きのホイール部分は全てハンドメイド、ゆえに生産本数は世界でたったの9本！　カラーやデザインをそれぞれ異なるものとするユニークピースモデルとして製作される予定。その巧みな技と動きは、まさに芸術品です。

>> アーティア

 

（文／＆GP編集部）