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“全天球”で死角なし!アクションカムにもなる多機能モデル【最強ドラレコ診断②】

&GP / 2018年12月18日 19時0分

“全天球”で死角なし!アクションカムにもなる多機能モデル【最強ドラレコ診断②】

“全天球”で死角なし!アクションカムにもなる多機能モデル【最強ドラレコ診断②】

動画配信やニュースなどで話題のドライブレコーダー(通称ドラレコ)。“あおり運転” などでも注目され、いまや安全ドライブの必需品ともいえるカー用品。今回は、車両前後(サイド)の状況を克明に録画できる最強モデルとりそろえ、カーグッズプレス編集部がその実力を徹底チェックした! 今回はカーメイトのドラレコを紹介しよう。

■全天球録画+フロント録画のデュアルレック機能を搭載

カーメイト
「d'Action 360 S(ダクション 360 S)」(実勢価格:6万4500円前後)

【SPEC DATE】
● 液晶サイズ:ー
● microSD:ー
● フレームレート:27.5fps
(動作モードや温度によって変動)
● 駐車時記録:オプション対応
● 視野角:水平360度 垂直360度
● GPS:○
● 画像補正:WDR

【総合評価】 
画質:★★★★ 画角:★★★★★ 操作性:★★★★
設置性:★★★★ 多機能性:★★★★★

▲本体の前後に360度の範囲を映せるカメラが搭載された個性的なボディ。底面には威嚇用のLEDランプを内蔵

▲専用ブラケットからは手軽に着脱ができる。充電池が入ったままだと装着できない安全機構を備えている

▲アクションカメラとして使用する際にはスーパーキャパシタとバッテリーオプションの充電池を入れ替える。自撮り棒にも簡単装着

 

【CHECK1】操作

▼無線LAN接続により、スマホですべてのコントロールが可能になる。任意に手動録画も行える。

▼スマホで操作をするのが前提のため、本体のスイッチは3つだけ。手動録画や無線LAN接続設定時に使用。

【CHECK2】設定

▼ドライブレコーダーの各種設定はスマホアプリ上で行う

▲マイクロSDカードに記録されたファイルはサムネイル画像で確認ができ、その中から必要なものを選んで無線LAN経由でスマホにダウンロードする

▲ドライブモード、ドライブアクションモード、駐車監視モード、アクションモードそれぞれカスタム可能

【CHECK3】画質

▼高感度センサーの採用により夜間も明るい映像を捉えられる。オリジナル映像からアプリで後から明るさを上げることもできる。

▲一部分を拡大する「アングルカット」の車内向き

▲「アングルカット」の車外向き

▲「サークルイン」は全天周映像の中に反対側全天周映像をレイアウト

▲2つの全天周映像が並ぶ「オリジナル」

▲横長に見せる「パノラマカット」

▲全天球映像とフルHD映像を同時記録

 

■アクションカメラにもなるドライブレコーダー

カーメイトの「d‘Action(ダクション)360」シリーズは、ドラレコとしてもアクションカメラとしても活躍する独自のスタイルを持つ。最新モデルでは、スマートなボディの中に360度の画角を持つレンズを2台搭載。

水平360度/垂直360度の死角がない “全天球” 映像を実現した。車内全体と窓から見える車両周囲の状況を一度に録画できる。専用アプリをインストールしたスマホ(無線LAN接続)でコントロールができ、機能設定のほかマイクロSDカード(専用品を別売り)に記録された映像のダウンロードも可能だ。

記録映像はフロント、リアそれぞれの全天周映像(オリジナル)で、これを専用アプリ(無料・iPhone用、Androidスマホ用あり)で再生すると一部分を拡大できる「アングルカット」、横長平面画像の「パノラマカット」、全天周映像の中に小さな全天周映像を組み込んだ「サークルイン」などの表示に画像変換して確認可能。

さらに日本初のデュアルレック機能にも注目。これは全天球映像とフルHDの高解像フロント映像を同時に記録し、全体の状況を広く映すとともに一般的なドラレコのような映像も録画できる。前方を走行する車両のナンバーも確認できる。

また、充実の駐車監視機能が利用できる(駐車監視オプション接続時)点も見逃せない。エンジンを止めてから最長30分間もの常時録画&衝撃録画ができるため、ボディへの人の接触や当て逃げの瞬間だけでなく車両が逃走する姿まで捉えられる。駐車監視中に衝撃を検知するとLEDが光るなどセキュリティシステムのようにも動作する。

ほかにもドライブアクションモードを使えばビデオカメラのように連続録画が行えたり、約3000万画素の超高画質な写真撮影ができたりするなど使い勝手に優れた機能も備える。

そしてアクションカメラとして使用する際には、バッテリーオプションの充電池とスーパーキャパシタを入れ替えれば準備OK。手持ちだけでなく自撮り棒や自転車用スタンドなどにも取り付られるのは便利だ。

>> カーメイト

>> 最強ドラレコ診断

 

本記事の内容はCar GoodsPress87号54-55ページに掲載されています

(レポート/浜先秀影 撮影/澤田和久)

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