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デザインも機能性もバツグンな新作アウトドアギア5選<駆け込みレビュー付き>【2018年まとめ⑦】

&GP / 2018年12月29日 7時0分

デザインも機能性もバツグンな新作アウトドアギア5選<駆け込みレビュー付き>【2018年まとめ⑦】

デザインも機能性もバツグンな新作アウトドアギア5選<駆け込みレビュー付き>【2018年まとめ⑦】

<[特集]2018年を振り返る【アウトドアギア編】>

2018年もたくさんのアウトドアギアが登場しました。有名メーカーからガレージブランドまでいろいろな新作を目にしてきた中で、「個人的に買いたい」と思った5つのギアをご紹介。

なお選んだモノは、“オートバイやコンパクトカーでのソロキャンプ向き” という、超軽量に特化するわけではないけれど、比較的コンパクトな道具に偏っています。

■ありそうでなかった軽くて重いペグハンマー

ムラコ
「カラジャス・ペグハンマー」(3900円/税別)

グッドルッキングで実用的、モテ要素満載だと話題のペグハンマーです。

ステンレス削り出しのヘッドは従来のT型ではありません。片側が平らになっていて、ここが打撃面。単純ですが、収納性がよく、軽快に打ち込めます。

ペグハンマーはある程度重いほうが作業がはかりますが、こちらの「カラジャス・ペグハンマー」の重量は236g。そこまで重くはありませんが、この中心が肉抜きされたヘッドのおかげで、アルミ製のハンドルを持つとズシリと感じます。肉抜きされていないヘッドだと、重さが際立って扱いづらくなりますし、重いヘッドに見合うようにするには重いハンドルにするしかありません。このユニークな形状は、「軽いけど適度に重い」という絶妙なバランスを実現しているんですね。

ヘッドの中心が空洞なのでこんな風にペグを抜けるんです。太めのペグだったら、差し込まずにペグの横にハンマーのくりぬき部分を添えて前後に揺らして抜くこともできます。

ストレートなデザインなのでペグ袋から出し入れしやすい! T型だとハンマーだけを取り出したいのに、いろんなものがひっかかって出てきました。「カラジャス・ペグハンマー」ならそんな心配は不要ですし、なんならテントにくるっと丸めて持っていくこともできます。

アルミペグ専用設計で、鍛造ペグには対応していないのが唯一、残念。いつか、ストレートなデザインの鍛造ペグ用ハンマーが誕生することを期待してしまいます。

>> ムラコ

 

■よりあたたかく眠れるクローズドセルマット

ニーモ
「スイッチバック ショート」(5000円/税別)
「スイッチバック レギュラー」(6200円/税別)

なんてことないクローズドセルマットです。が、本国ではマットの評価が非常に高いニーモのこと。革新的なモデルとしてデビューしました。

ショートサイズではありますが、厚み2.3cmのマットなのに収納サイズは13×10.75×51cm。レギュラーサイズでも13×14×51cmです。R置は公表されていませんが、スイッチバックの参考使用温度は7℃まで。厚み2cmで同サイズのライバルと同じ厚みです。

写真上のように突起同士がぶつかることなく、ピタッと組み合わさるようデザインされています。オレンジ色のところだけを見ていると薄く感じますが、サーマルフィルムを貼り付けたシルバーの部分までがマットの厚み。

六角形をベースとしたデコボコは独立しているわけではなく、連結されています。デコボコの高さが際立つので体重をかけるとぺたんこに倒れて冷たく感じるのでは…と思いますが、意外にしっかり感があるというか、地面の冷たさは伝わりにくい! メーカーによると、蜘蛛の巣状に連結することで剛性を高め、底付きを軽減しているとのことです。もちろん、空間を保持できるのであたたかな空気をため込むことができるんですね。値段設定もいい感じです。

>> NEMO

 

■よりパワフルになったジェットボイル

ジェットボイル
「フラッシュ」(1万4800円/税別)

見た目はなんの変わりもありません。高出力のバーナーとフラックスリング付きの専用クッカーのおかげで抜群に効率よく湯を沸かす、あのジェットボイルです。でも、2018年夏に登場したモデルは出力2269kcal/h! 先代が1134kcal/hなのでほぼ倍となっているんですね。

クッカーの中に、カートリッジとスタビライザー、バーナー、ゴトクが入るという構成は変わりません。

気温5℃で500mlの湯を沸かしてみました。明るいのでよくわかりませんが、驚くほど早くフラックスリングの中央が赤くなりました。

1分過ぎで湯気が出はじめ、2分になる前にボコボコと沸騰。公式サイトでは「最速100秒で500mlが沸騰」とありますが、偽りはありません。「そこまでスピードにこだわる必要はあるの?」と疑問に思っていましたが、気温が低い季節にオートバイでキャンプ場に到着したら、何はともあれ温かいお茶やスープで身体を温めないと作業が進みません。1分の差、これが大きいんです。

2018年8月にはレシピ本が登場! ジェットボイルは“素早い湯沸かし”のイメージがありますが、じっくり煮込み料理やスイーツだって作れるとのこと。楽しみです。

>> ジェットボイル

■ゴトク付きでも超軽量の焚き火台

パーゴワークス
「ニンジャファイアースタンド」(1万3000円/税別)

重量、わずか280g。メッシュを用いた焚き火台はいくつかありますが、「ニンジャファイアースタンド」はこの軽さでありつつゴトク付きなんです。

構造はとってもシンプル。スタンドにはわずかに出っ張りがあるので、そこにメッシュの火床が引っかかって、それ以上落ちません。上部にゴトクをはめ込むので、上から抜けることもなし。よく考えられています。

火床は1辺36cmで、約40cmの薪は斜めに置けます。全体にスタンドもゴトクも華奢ですが、薪やクッカーを載せると安定感が増します。耐荷重は3kgなので、薪の重さを考慮すると1〜3人用の小さめクッカー向きといったところでしょう。

>> パーゴワークス

 

■スマホ充電もできる防水ライト

「LUMENA 2(ルーメナー2)」(1万4800円/税別)

2017年に登場し、バッテリーとして日常的に持ち歩きができると爆発的ヒットを飛ばしたLEDライト「ルーメナー7」。キャンプで使うには唯一、防水ではないことが不満でした。ルーメナー2は、IP67という防水・防塵規格! オートバイで山道を走るときも、これなら安心です。

付属のケースには、カラビナとマグネットハンガー、充電用ケーブルが同梱されています。

光の色は3種類。電源ボタンを押すごとに点灯→明るさが4段階で変わります。色を変えるには、電源ボタンを2秒ほど押すだけ。ちなみに電源ボタンを5秒ほど長押しすると緊急信号モードとなり点滅します。

明るさは「ルーメナー7」が260〜1300ルーメンに対して、ルーメナー2は100〜1500ルーメンと幅が広がりました。ソロキャンプならこれひとつで十分です。

バッテリー容量はルーメナー7と同じ10000mAh。インジケーター付きになり、安心してスマホに充電できますね。

待望の防水・防塵! 端子部分にカバーが付いているので、カバーをした状態で水深1mまで30分以内であれば浸水しないとのこと。突然の雨でも安心です。また、1.8mの高さから落としても壊れないタフさも併せ持っているので、オートバイで走行中に、山道ですっころんでも安心です。

「ルーメナー7」とは違い、ネジ山が付きました。なので、三脚やライト用スタンド、カメラのストロボがわりにもなるんですね。2019年にはバッテリーを強化した「ルーメナー+」が登場予定とのこと。どのモデルを選べばいいか…うれしい悩みがつきません。

>> LUMENA

 

>> [特集]2018年まとめ

(取材・文/大森弘恵)

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