違う場所への返却も可!「ChargeSPOT」でモバイルバッテリーを借りる方法
&GP / 2018年12月27日 20時0分
違う場所への返却も可!「ChargeSPOT」でモバイルバッテリーを借りる方法
出先でスマホのバッテリーが切れそうになって困ったことは誰しもあるでしょう。いろんな充電方法が存在しますが、「レンタルのモバイルバッテリーを使う」というのが最近登場した選択肢です。
12月26日には、イオンの店舗などで、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」の提供が開始されました。早速このサービスを試してみたので、その使い方をご紹介したいと思います。
「ChargeSPOT」は、INFORICH(インフォリッチ)が提供するモバイルバッテリーのシェアリングサービスです。本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」、そしてイオンモバイル八重洲など約170店舗に設置されたスタンドから有料でモバイルバッテリーをレンタルできます。なお、スタンドが設置してある店舗は、専用のアプリから確認可能です。
利用手順(1)デボジットを支払う
まずはアプリをインストールしておきます。最初に電話番号認証による本人確認があるので、画面指示に従って済ませましょう。
▲「ChargeSPOT」アプリをインストールして、SMS認証を済ませよう
最初に、1980円(税込2139円)のデポジット(端末保証代金)を支払う必要があります。これは、使用したモバイルバッテリーを返却すれば返金されます。
▲「支払う」をタップし、支払い情報を登録してデポジットの支払いを済ませる
支払いにはApple Payも利用できたので、今回はそちらを選択しました。
利用手順(2)スタンドまで行く
デポジットを支払い終えたら、アプリ内に表示される地図を頼りにスタンドがある場所を見つけます。「C」のアイコンを見つけてタップすると、スタンドにセットされているバッテリーの数と、返却できるスタンドの空きの数が表示されます。
▲地図でアイコンをタップすると、モバイルバッテリーの貸出、返却可能な数がわかる
地図を頼りにスタンドまで向かいましょう。ChargeSPOTのスタンドはこんな感じ(↓)。小さいタイプだと10個、大きいタイプだと20個のモバイルバッテリーを収納できるようです。
▲こちらがスタンド。右側面に見えるのがモバイルバッテリーだ
利用手順(3)QRコードを読み取ってモバイルバッテリーを取り出す
アプリ画面にある「QRスキャンして貸出」をタップし、スタンドのディスプレイに表示されているQRコードを読み取りましょう。
▲QRコードを読み取った後の画面
「借りる」をタップすれば、スタンドの横からモバイルバッテリーがニョキッと飛び出るので、それを取り出します。
▲使用時間はアプリ上で確認できる
このモバイルバッテリーには、USB Type-C、Lightning、microUSBの3種類のケーブルが備わっているので、ケーブルを持参する必要はありません。
▲モバイルバッテリーの出力は5V, 2Aで、容量は5000mAhとなっている。iPhoneなら1回ちょっと充電できる程度だ
利用手順(4)モバイルバッテリーを返却する
モバイルバッテリーを返却する際には、スタンドの横にあるスロットに差し込むだけでOK。向きが決まっているので、間違えないようにしましょう。
▲この向きでセットする
スマホの画面、スタンドのディスプレイにそれぞれ返却完了の通知が表示されるので、それを確認してください。
▲今回は1時間以内の利用だったので100円(税込108円)支払った
利用手順(5)デポジットの返金操作について
使用が終わったので、デポジットの返却手続き。アプリ内のMyウォレット画面から操作していきます。
▲左上の「C」アイコンをタップし、「Myウォレット」から「デポジット」を選択
▲デポジット返金をタップすればOK。なお、今回の手順ではチャージを行なっていないので、デポジットから使用料金108円が引かれ、その差額が返金される仕組み。利用明細画面(右)をみると差額が差し引かれているのがわかる
これで一連の利用手順は終了です。
* * *
買い物中に移動しながらスマホを充電できるという意味で、従来の設置型の充電器よりも使い勝手が良さそうです。また、モバイルバッテリーは、必ずしも同じスタンドに返さなくてもOK。A店で借りたものをB店のスタンドに返却することもできます(ちなみに、あまり利用することはないと思いますが、東京で借りて海外のスタンドに返却することも可能とのこと)。
利用料金は、1時間以内に返却すると100円(税込108円)、その後48時間までに返却すると200円(税込216円)です。
また、48時間以内に返却しないと、1980円(税込2138円)のデポジットは返却されませんのでご注意を。この場合には、利用中のバッテリーを購入した扱いになり、以降自分のものとして使うことができます。
>> ChargeSPOT
(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
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