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2018年 &GP編集部員はこんなモノ買いました【後編】

&GP / 2018年12月30日 21時0分

2018年 &GP編集部員はこんなモノ買いました【後編】

2018年 &GP編集部員はこんなモノ買いました【後編】

各々の個性が見られる「2018年&GP編集部員はこんなもの買いました」企画。本記事は前編(>> 2018年 &GP編集部員はこんなもの買いました【前編】)に続く、後編です。

この企画では編集部員がそれぞれ購入したモノだけでなく、【2018年気になったモノ】【2019年注目モノ】も紹介しています。普段どういったモノにアンテナを張っているのかも、ぜひご注目ください!

■高見澤海人が購入したモノ

▼Apple「Apple Watch Series4」(5万9800円)+「WAfeel 本革交換ベルト」(2980円)

普段はまったく腕時計をつけていない自分が本当に使うのかという自問自答を3ヶ月くらい繰り返し、最終的には結婚式と二次会の間に勢いで購入しました(笑)。購入後、その心配は杞憂で、仕事中から趣味のロードバイクに乗っているとき、睡眠中も大活躍です。心拍記録機能によって毎日の体調管理もできるし、各種メッセンジャーをすべて手元で見られるので、圧倒的にスマホを見る機会が減りました(導入前に比べ-3時間/週!)。バンドの付替えも飽きが来ない一因で、Apple製品よろしくラインナップも豊富なので、Hermesっぽいデザインの本側ベルトを購入。ファッションに合わせて次はどれを買おうかなとニヤニヤしています。

>> Apple「Apple Watch Series4」

▼ambie「ambie wireless earcuffs<pop sky>」(1万2960円)

イヤホン・ヘッドホンはたくさん買ってきたのですが、僕の場合は職場での使用に限定しており、常にデスクに置いていっています。耳を塞がずに音楽を楽しむ「ながら」イヤホンという感じで、隣の周囲のメンバーとの会話はもちろん、遠くからの呼びかけにも問題なく気付けます。気になる音漏れも最大音量で聞かなければ静かな職場でもノープロブレム。ワイヤータイプもありますが、やっぱり今はワイヤレスでしょ。それどうなってるの?と聞かれることも多く、その度にこれはね…と教える楽しさはモノ好きの読者の方なら誰しもわかるのでは?(笑)

>> ambie「ambie wireless earcuffs(pop sky)」

▼Chums「Mini Banana Shoulder」(4104円)

小物が好きでいつの間にかアイテムが増えてしまいました。札入れ・小銭入れ・キーケース・パスケース・ワイヤレスイヤホン・スマホ…。冬場はコートのポケットだけでも入るのですが、夏場の軽装にはキツイ。使ってみると夏はもちろん、冬場厚着してもダウンやパーカーとの相性がよく重宝しています。そんなに高くないので気兼ねなくどこへでも持っていけますし、汚れたらすぐに洗濯して清潔に使い続けられるのもいいですね。男女ともにウケが良いのもお気に入りのポイントです(笑)。

>> Chums「Mini Banana Shoulder」

【2018年気になったモノ】サコッシュ・ボディバッグ

元は1日200kmを走る自転車のレース中に、補給食を受け取るために使っていたところからファッション用途に発展し、だいぶ受け入れられたように感じます。最初は自転車のイメージが強く、「サコッシュ?」という印象でしたが、いまや結婚式の引出物カタログにも載るくらい、今年1年でファッションアイテムとしての市民権を得たように思います。手ぶらコーデにこだわるあまり野暮ったくなったり、ワントーンコーデに飽きたりしている人にこそ、ファッションの外しとしてぜひ視野に入れてほしいものです。

【2019年注目モノ】ディスクロード

これまでキャリパーブレーキが主流だったロードバイクにも、マウンテンバイク発祥の技術であるディスクブレーキの波がついに来ました。本気で競技を行う人達の間では、大本命としてSPECIALIZEDのVENGEが噂されていますが、主要メーカーはどこもディスクロードをリリースし、今年は本格的にディスクロード元年となるのではないでしょうか。本気で結果を求める層から、安全に街中を走りたいライト層まで、これまでのロードバイク勢力図が変わるのでは?とワクワクする1年です。

■円道秀和が購入したモノ

▼パナソニック「プライベート・ビエラ UN-19FB8」(実勢価格:4万5000円前後)

最近はとんと地上波テレビを見なくなりました。映像コンテンツといえば、サブスクリプションサービスやネット動画。地上波はもっぱら録画したものを。それらを好きな場所で好きな姿勢で見られるのが魅力で購入。モニター部分のバッテリーは2時間はもつので、映画1本なら問題なし。裏側にHDMI端子が付いているので、ゲーム機などをつなげられるのですが、すでに持っていたAmazonの「Fire TV Stick」をつなげられるじゃん!と思ったのもつかの間、あ、「Fire TV Stick」の電源を取らなきゃいかんから、コードレスにはならないぞ、と気付きまして…。でもこのビエラ自体がサブスクリプションサービスに対応しているので、Amazon Prime Video以外はコードレスで楽しめました。Amazon Prime Video以外はね…。Amazonさん、Fire TV Stickをつないだ機器から電源取れるようにできませんか?

>> パナソニック「プライベート・ビエラ UN-19FB8」

▼カリタ「ナイスカットG」(実勢価格:2万1000円前後)

朝起きたら、まずは目覚めのコーヒーを淹れるのが日課です。「今日はどの豆にしようかな」と、その日の気分で豆を選んだら、次は豆を挽く作業。手挽きのコーヒーミルを使っていたんですが、粗く挽くのがマイブームになった時に、挽いた豆の粒度がどうやってもバラバラになってしまうことに耐えられず…。思い切って、以前から憧れていたカリタの名機「ナイスカット」の後継機である「ナイスカットG」を購入。使ってみて感じたのが、とにかくラクということ。まぁ寝ぼけ眼でガリガリやるのもいいんですが、スイッチひとつで終わることを知ってしまうともう戻れません。そしてやはり、粗挽きの粒度がそれまでとは段違いに揃うことが大きい。豆が挽かれた状態を見ただけでも、十分価値はあるなと。さらには勢いで調温機能付きの電気ケトルまで買っちゃったものだから、朝の日課がとにかくラクになりました。アフリカ系の豆を粗挽きでサラッと淹れた1杯を堪能する毎日です。

>> カリタ「ナイスカットG(クラシックアイアン)」

▼アシックスタイガー「GEL-YETI TOKYO」(1万800円)

今から20年近く前に、アシックスから「GEL-YETI」というシューズが発売されました。キャンプ時のテント周りで履くためのブーツで、なんだか不思議なカタチ。シューレースを後ろにキュッと引っ張れば締まり、脱ぐ時にユルめるのもワンタッチ。カッコいいなぁ、そのうち買おうかなぁ、なんて思っていたら、いつの間にか終売に。その後「GEL-YETI INDY」など後継モデルも出ていたそうなんですが、それには気付かず…。そして今年、「あれ、なんか見覚えあるなぁこのスニーカー」となったのです。これまでとは違い、ハイカットからローカットに変わってしまいましたが、シューレースのシステムや、なんだか不思議なカタチは変わらず。思わず渋谷の直営店に行って、買ってしまいました。20年越しの「GEL-YETI」ゲットだぜぃ!

>> アシックスタイガー「GEL-YETI TOKYO」

 

【2018年気になったモノ】完全ワイヤレスイヤホン

2017年にソニーの「WF-1000X」を1週間試してからは、イヤホンは早晩、ほとんどが完全ワイヤレスになるなと思っていたら、2018年に入り、あっという間に完全ワイヤレスだらけになりました。普及が始まると、価格もこなれてくるもので、中には1万円を大きく割り込む価格のモノも。また無線方式も、左右をBluetoothではない方式でつなげるNFMIや、プレーヤー(スマホなど)から左右両方に飛ばすQualcommの「TWS(TrueWireless Stereo)Plus」など、途切れないための新たな技術が出てきて、実装されたモデルもいくつか発売されました。TWS Plusはスマホなども対応チップ搭載が必須になりますが、2019年は低遅延かつ途切れ知らずのモデルが多数出てくるのではないでしょうか。と予想したので、購入するのは2019年になってからと思い、ずーっと我慢しています(笑)。

【2019年注目モノ】セラミックバッテリー

スマホやノートPC、モバイルバッテリーなどに入っているリチウムイオンバッテリー。効率などを考えると現状、小型バッテリーはこれ1択なんですが、発火のおそれがあったり、薄くするには限界があったりと、まだまだイノベーションの余地はあるよなーと思っていました。おそらくですが、次はセラミックバッテリーではないかと。すでに2017年にはソフトバンクC&Sが搭載した製品を発売しましたが、先日発売された第二弾のバッテリー搭載バッグ(>> 次世代モバイルバッテリー標準搭載のPORTER!もちろん内装はオレンジです!)を見て、もしかすると2019年はもっと他に利用できるジャンルが増えるのではないかと思ったんです。0.38mmと極薄なことから、カードに入れて電波を発する、ないしは自力で通信できるカード型の何かとか、折り曲げられることから、球状のモノ(ボールとか)に入れてデータをリアルタイムで計測するとか…。まぁあまり大したことは思い浮かびませんでしたが、次世代バッテリーを搭載したおもしろい製品の登場に期待したいですね。

■澤村尚徳が購入したモノ

▼TOYMOCK(トイモック)「レギュラー」(1万1000円)

前々から欲しかったハンモック。とはいえ、自宅の梁に金具を取り付けて吊り下げるのはちょっと…。そんな時、横浜で開催されていた「Local Green Festival」で出店していた自立式のハンモック「TOYMOCK」に再会。まだ夏の名残がある季節だったため、「これを海辺に持っていきたい!」と衝動買い。折り畳み式で組み立ては簡単。慣れれば3分ほどで設営できるし、キャリングバッグに入れて持ち運べる。張りや高さを好みに合わせて3段階に設定できるから、本をゆったり読むにはちょうどよくてお気に入り。これを持って海辺でゆっくりするのが最高!なはずなんですけど、錆びるのが嫌で、結局海には持って行ってないんですよね。

>> TOYMOCK

▼ジャンニ キアリーニ「トートバッグ」(3万7800円)

普段はジーンズにパーカなど、ラフな格好で仕事をしているものの挨拶回りとか発表会とか、ちょっとカチッとした服装で行かなければならない場がたまにあります。そんな時スーツを着ていくのですが、どうもイマイチしっくり来るバッグがなかったんです。ビジネスバッグだと仕事っぽいし、クラッチバッグだとカジュアルすぎるし。だからパソコンが入って、肩掛けできるトートを狙っていました。購入したのは、今年、銀座に路面店を出店した「ジャンニ キアリーニ」のトート。13インチのMac book Proがちょうど入る小さめサイズで、開口部にファスナーもついているし、肩にもかけられて、独特のフォルムも気に入ってます。

>> ジャンニ キアリーニ

▼パタゴニア「メンズ イスマス・ジャケット」(2万8080円)

やっぱり冬は寒い。去年はアウターを購入していなかったし、今年こそ!と自転車を飛ばしたのがパタゴニア本店。気になるウエアを片っ端から試着して決めたのがコレ。選びの基準はワードローブにないタイプで、ガンガン使えるもの。購入したものの、個人的にはデザインがボテッとしているのでどうかなと思いましたが、“耐風性を備え悪天候に対応する多用途型”というだけあって暖かい。しかもフラップ付きのポケットとハンドウォーマー付きポケットがWで装備されているから、モノを落としがちで手を突っ込みながら歩く人には最適!

>> パタゴニア「メンズ イスマス・ジャケット」

 

【2018年気になったモノ】フルサイズミラーレス一眼

久しく停滞していたデジカメ市場に、新たな潮流が生まれました。それがフルサイズミラーレス一眼。これまでソニー「α」シリーズの独壇場だったが、キヤノンとニコンが相次いで参入。それぞれ「EOS R」と「Z6」「Z7」を発売しました。パナソニックも2018年9月に、ドイツのケルンで行われたフォトキナで「S1」「S1R」の開発を発表。2019年中には出荷が開始される予定です。採用するライカ、パナソニック、シグマの3社協業の「Lマウント」も見逃せません。となると、同じフォーサーズ陣営のオリンパスの動向も気になるところです。徐々に作例がそろい、使い勝手の検証が進んだフルサイズミラーレス一眼から目が離せません。

【2019年注目のモノ】

市場規模約4400億といわれるアウトドア市場。一般的なキャンプ道具だけでなく、パップテントや陣幕、薪ストーブなど使いこなすのにコツがいるアイテムを使う人も増えてきました。キャンプスタイルも、ベランピングやサウナキャンプ、冬キャンプなど多様化が進んでいます。そんなニーズに合わせてより機能を追求した新たなキャンプ道具や、まだ一般的に広まっていない「Mucaco」をはじめとする日本のブランド、これまであまり知られていなかった韓国の「ミニマルワークス」やメキシコの「オーチョキャンプ」などの海外ブランドには注目です。なお「2019年注目のアウトドアブランド」企画を予定しておりますので、お楽しみに。

 

>> 2018年 &GP編集部員はこんなもの買いました【前編】

(文/&GP編集部 写真/松山勇樹)

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