2018年に見つけた「ちょっとヘンなアイテム」ランキングTOP20
&GP / 2018年12月30日 23時0分
2018年に見つけた「ちょっとヘンなアイテム」ランキングTOP20
今年も&GPはたくさんのモノを紹介してきました。オシャレなものから便利なものまでさまざまですが、実は「ん?一体ナニコレ?」と首をかしげるアイテムもあるわけです。そんな“ちょっとヘンなアイテム”を編集部の独断と偏見でノミネート。そこから記事を執筆したライターさんにも投票を募り、ランキング化してみました。その上位20アイテムを、「編集部員はなぜこれをピックアップしようと思ったのか…」という理由(言い訳)付きで一挙ご紹介します。
■堂々の第1位に輝いたのは世界的プロボクサーの「あれ」
<第1位>
「History of MANNY PACQUIAO(限定パッキャオモデル)」
選考理由:「パッキャオだよ!ボクシング界の伝説だよ!でもなんで腕だけ?」(編集部員E)
ボクシング史上2人目となる6階級制覇王者、マニー・パッキャオ本人の「左腕」から型を取って作成したオブジェ。888個のうち、シリアルナンバーがキリ番(000~777番・888番はパッキャオに進呈)のプレミアオブジェで、価格は何と100万円(税別)。土台に輪島塗りを採用し、表面には24金メッキが施されています。すごい、本当にすごいんだけど、いまいちパッキャオ自体のすごさが入ってこない…。
<第2位>
選考理由:「このワケのわからなさがクセになる」(編集部員N)
“エヴァ”ほどのタイトルなら、どんなグッズであろうとも、それなり以上の人気と注目を集めることは想像に難くない。だからといって、初号機の肩の部分だけをクッションにしてみたら面白そう、という発想は百歩譲ってまあヨシとしても、せめて両肩に乗せられるよう2個セットにすべきだったのでは…(笑)。あ、クッションの寝心地は至極快適っす。
<第3位>
選考理由:「やりすぎ感がすごい」(編集部員M)
志村けんなら間違いなく効果音付きで二度見するであろう、出オチにパラメータを全振りした「足の形の氷」を作ることができるアイストレー。あまりに独創的すぎる形ゆえ、完成に漕ぎ着けるまでに約3年の月日を費やしたというところも含めて、バカすぎる(誉め言葉)アイテムである。そんな苦労の甲斐もあってか、クラウドファンディングでは目標金額の約159倍という多大なる支援を集めたそうな。再販してくれないかなあ。
<第4位>
選考理由:「ハイクオリティなのにバズらなかったのが惜しい」(編集部員M)
筋肉の表現や表情、フィギュア全体から感じられる力強さなど、原型師・阿門氏の「千代の富士」に対する敬意とこだわりがとてもよく伝わる素晴らしい出来のフィギュアです。クラウドファンディングでは惜しくも目標額に届かず終了してしまいましたが、何と原型師のホームページで、このフィギュアの購入が可能。現役時代の千代の富士を見てきた、相撲好きのお爺ちゃん&お婆ちゃんへのプレゼントに最適ですよ。…というか、これ何を書けば正解になるんですかね。圧がすごい。
<第5位>
選考理由:「時は来た!って言いたかっただけ」(編集部員E)
よく考えたら、たった一本のキーしか収められないキーケースなのに、ここまで仰々しいものにする仕様と潔さにまずは敬意を表したい。それでも記事で「伝説の剣に重ね合わせることで、カギの大事さを改めて認識させてくれそう」と評したのは、やっぱり盛り過ぎるにも程ってものがあるのではないかと。はい、大いに反省してます。
■上位10傑入りのアイテムはやっぱりクセが強かった
<第6位>
「サバトモ」
選考理由:「流行りには乗るスタイル」(編集部員E)
サバ缶の中のサバをキレイに取り出せる、煮汁とサバの身を楽に分けられる、サバ缶のプルタブを安全に開けられるという、3つの便利機能を備えたトングです。今年は空前のサバ缶ブームで、スーパーから在庫が消えて品薄状態なことも。もう、むっか~しからある常用食が、いちいちブレイクするのにも「またかよ」感がありますが、サバ缶に罪はないからね! 間違いなくうまいし。
<第7位>
選考理由:「これはヤバイ。使ってみたい。でもどこで?」(編集部員S)
組み立て式ながらストーブを使った本格的なスチーム式サウナが楽しめるというのは非常に魅力的なんですが、なぜか販売元のメーカーは「大自然の中でやるサウナは最高」を猛烈にプッシュ。確かに最高だとは思いますけど、そのためにはキャンプ道具と合わせて総重量12.8kgの装備一式と、水辺以外のキャンプ地だとスチームのための水9リットルも持っていかなければならないんですよね。すいません、自宅の庭で楽しんでもいいですか?
<第8位>
選考理由:「マスクそのものが芸術品の域に達している」(編集部員M)
初代タイガーマスクのマスクを専属で製作し、現役覆面レスラー着用のマスクも制作しているというプロの職人が自ら手作りで作り上げたという、ある意味芸術品の域に達しているマスク。販売価格が9万1800円とプレミア感が高いこともあり、とてもじゃないけど被ることなんてできないよなあ…って、よく考えてみたら、このマスクを被るというシチュエーションが思い浮かばなかったわ。
<第9位>
選考理由:「使うのがもったいないクオリティ」(編集部員E)
ガンダム関連のコラボアイテムは星の数ほどあれど、まさか南部鉄器とまでコラボしてしまうとは。実はこの鉄瓶、南部鉄器の職人が手作業で作り上げるという伝統工芸品レベルのもの。これからのおもてなしは、ザクでやりましょう。
<第10位>
選考理由:「故人を偲ぶ…ワンカップ大関で…」(編集部員E)
線香の原料に「ワンカップ大関」の日本酒を配合し、線香を炊くと日本酒の香りがほのかに漂うという、老舗ローソクメーカーのカメヤマが販売しているコラボアイテム“故人の好物シリーズ”のひとつです。もし自分が亡くなった後にお供えをしてくれるのであれば、「カレーの香りのミニ寸線香」と「カップヌードルキャンドル」をお願いしたいです。
■勇気があれば使えないことはないアイテムたち
<第11位>
選考理由:「使う直前の期待感が一番のピークだった思い出」(編集部員N)
これ、実際に買って使ってみました。スマホだけでなくデスクトップPCのモニターにも接続できて、耳の中の様子を鮮明に映し出してくれます。ただ、モニターを見ながら耳掃除をするのが難しい(モニター上では動かしたい方向とは逆方向に動くように見える)のと、スコープ部分が太くて耳の奥の方にまで入れることができないんです。その辺りを改良してくれたら、かなり使い勝手がよくなると思いますよ。
<第12位>
選考理由:「フィギュアっつーか、もう本物の仏像なのでは…」(編集部員E)
国宝像の不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)立像を、何と12年(!)の歳月を費やして開発&商品化。そりゃ海外から「日本人はクレージーだな」って賞賛もされますよ。全体の造形から金箔の禿げ方に至るまで、非の打ちどころが本当にない。ちなみに価格は21万円(税別)なんですが、その金額と同等で買える本物の仏像より、ご利益がありそうな気さえします。
<第13位>
選考理由:「ネーミングセンスにしびれた」(編集部員N)
平成も来年で終わりを迎えるというのに、昭和時代の出前用配送ボックス「岡持ち」を甦らせるというアイデア。悪くないどころか、ネーミングセンス込みで目の付け所が素晴らしいと思います。とにかく頑丈で容量もそれなり以上、取っ手も付いて持ち運びも楽なのはいいですが、自分の足を含めてあちこちにぶつけてしまいそう。本来の使い方ではなくなりますが、ミニサイズのオシャレな収納棚として使うのが最適なのかもしれませんね。
<第14位>
選考理由:「冷蔵庫に入れて置きたくなる完璧なフォルム」(編集部員M)
なぜこんなフォルムの蛍光マーカーを作ろうと思ったのか、不思議でしょうがないです。ペン立てに入れてもトレイに入れても、とにかく邪魔になるんですよねこれ。ただ、見た目のインパクトでいえば大成功であることは間違いなし。マーカーとしての実用性はちゃんとありますし、忘年会や新年会のビンゴ用景品には持って来いのアイテムではないでしょうか。
<第15位>
選考理由:「好きなんスよ、この“内臓シリーズ”」(編集部員E)
「なにそのシリーズ?」と真顔で聞いてしまいましたが、マンタの内部構造を見る機会なんて、地球上でも極わずかの限られた人だけにしか与えられないものですよね。にも関わらず、このプラモデルには「これがマンタの中身なのか」と納得してしまうリアルさと説得力があります。ただ、自室で飾ろうという気は全く起きません。
■上位ランカーに比べればまともに見えてしまう不思議
<第16位>
選考理由:「見た目とは裏腹に実用性が備わっているアンバランスさが面白い」(編集部員S)
非日常を絵に描いたようなフォルムですよね、トゲっとしているところとか。それでいて拡大鏡が普通に使えて、サングラスのレンズも2色あったりとか、実用性がちゃんと備わっているアンバランスさが面白いです。これ付けて仕事したら、周囲へのアピール度がすごそうですよね。何がどんな風に伝わるのかが全く予測できませんけど。
<第17位>
選考理由:「え?スケジュールは手書きなの?」(編集部員S)
例えば試験に向けての勉強やトレーニングなど日々ストイックな生活を送る人、夏休み中の子どもの生活リズムをきっちりかっちり過ごさせたい親御さんなんかにとっては、間違いなく有用な時計だと思います。ただ、「時計と自作の表で何とかなるのでは」といった意見については、敢えてスルーさせていただきます。
<第18位>
「サブマリンテント」
選考理由:「ニッチアイテムここに極まれり」(編集部員E)
極寒の氷上という環境下でも快適に釣りができるという、ワカサギ釣り好きにとってまさに理想のギアです。とはいえ、ここまで使う機会が限られる上に転用が利かないとなると、やはり普通のキャンプでも使えるように、オプションで床部分を用意してほしかった! でもこの発想、好き。
<第19位>
選考理由:「無性に都こんぶが食べたくなってしまう」(編集部員E)
2種類あるアイテムのうち、パッケージをそのままデザイン化した「A4クリアファイル」は、ちょっと小洒落た雰囲気があっていい感じなんですが、もうひとつのアイテム「マスキングテープ」が何というか、クセが強すぎ(笑)。 “パッケージと白い粉まで再現した都こんぶが交互に現れる”って、ちゃんと説明できているのに「何を書いてるんだ!?」と思われそうなのがもう。ちょっとコンビニに行って、都こんぶ買ってきます…。
<第20位>
選考理由:「甘くておいしいプロテインはママの味」(編集部員N)
プロテインの人気ブランド・ビーレジェンドと、洋菓子でお馴染みの不二家とのコラボにより誕生したプロテイン。ミルキー風味の「ペコちゃん」に続いてココア風味の「ポコちゃん」も登場しています(本当)。作ろうと思えばこれだけ美味しくできるんですから、プロテイン業界さんは普通のプロテインの味をもうちょっと何とかしてください。
* * *
以上、とてもとても長くなってしまいましたが、2018年&GPで見つけた「ちょっとヘンなアイテム」ベスト20でした。バカバカしいなどと勝手に言い放題ではありましたが、メーカーさんの愛がこもったプロダクトの数々。「モノ」づくりの懐の広さを感じる振り返りになりました。また来年も、さまざまな楽しいモノに出会えることを願いまして、ここまで読んでくださった読者の皆様にお礼申し上げます!
(文/&GP編集部)
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