本田圭佑選手が監修。スポーツウエアと西陣織のコラボジャケット

ミズノが“遊び心のある大人”をターゲットに展開しているスポーツアパレルブランド「SuperStar」が、西陣織の老舗「細尾」とコラボレーション。ブランドキャラクターを務める、サッカー日本代表でACミラン所属の本田圭佑選手が監修に携わった「プレミアムジャケット」が12月上旬に発売される。

身頃の部分には西陣織の生地を、袖の部分には競技用のスイムウエアに使用されている布帛を採用。日本が誇る伝統工芸とスポーツテクノロジーを融合させたハイブリッドなデザインとなっている。

■さすが本田選手！超個性的なデザインに刮目

 

12万9600円

©HONDA ESTILO

 

「細尾」は、1688年に京都西陣で創業した老舗中の老舗。人間国宝による帯や着物など、格調高い作品を生み出す一方で、西陣織による革新的なファブリックの開発にも注力し、メゾンブランドへの提供なども行っている。

「プレミアムジャケット」に使われている素材も通常の西陣織とは少し異なっている。本来、西陣織はその素材にシルクを使用しているが、今回のコラボレーションのために、ポリエステルで織る技術を開発。水洗いが可能となっている。

また、つつじ、紗綾型（さやがた）、カモフラージュの3柄を織り込みながら、高い通気性を確保。「SuperStar」ブランドで発売するにふさわしい機能性を備えている。ボディは見た目の印象よりも軽く、袖の部分はストレッチが効いているため、着心地は軽やかだ。

日本をテーマに、MADE in JAPANにこだわって作られた「プレミアムジャケット」。Lサイズのみ50着限定での展開となる。

（文／神津文人）