雨も晴れもOKのスニーカー「オールウェザー」
&GP / 2016年1月18日 8時14分
雨も晴れもOKのスニーカー「オールウェザー」
雨でも長靴は大げさかも……という天気は多い。午後から晴れるかもしれないし、電車や地下鉄に乗れば、あとは駅までの道を少し歩くだけということも。雨仕様のビジネスシューズも登場しているが、いつもの靴だとびしょ濡れ。なによりファッションと合わせるのが難しい。
そんな時にちょうどいいスニーカーが、アウトドアシーズンでも人気を集めた、ムーンスター「オールウェザー」。
■昔ながらの製法でつくるニッポンブランド
地下足袋の誕生からゴム産業の発展により栄えた福岡県久留米で、140年以上もの間こだわりの靴作りを続けてきた「ムーンスター」(旧・月星化成)。人気のハイカットシューズ「オールウェザー」(1万5120円)の新色ベージュが12月に登場している。
新色のベージュ。他にカーキ、ブラウンがある
初期不良に対して六か月製品保証を設けるなど、その誠実なモノづくりに定評のあるムーンスター。「Made in KURUME」を掲げ、すべてのプロダクトを久留米の自社工場で製造、昔ながらのバルカナイズ製法などを用いて、足馴染みの良い上質なシューズを生み出している。
「オールウェザー」は、手作業で張り合わせたラバーが雨に弱いキャンバス生地の弱点を補い、名前のとおり雨天時にも気軽に履ける一足に仕上がっている。新色のアイボリーは23 cmから29cm(ハーフサイズなし)の展開。
また、アッパーキャンバス部分に特殊なコーディング材を染み込ませた生地「PARAVUL COAT」を使用した「オールウェザーC」も。生地の強度とゴムとの接着力がさらに高く、コーディング材による独特の質感も特徴的。こちらはチャコールとベージュの2色、23.0㎝から28.0㎝(ハーフサイズなし)の展開で1万7280円。
「オールウェザーC」 チャコール、ベージュ
バルカナイズ製法とは、アッパーと靴底を張り合わせる工程で未加硫のゴム片を挟み、特殊な窯で熱と圧力を加えて化学変化させ結合、同時に本底を成型する製法。固定力が高いため底が剥がれにくく型崩れしないうえ、しなやかで柔らかいソールと美しいシルエットが出来上がる。
アメリカ発の伝統的なスニーカーの製法だが、職人の手作業を必要とするゆえ大量生産に合わず、現在では国内でもこの製法を守り続けているのはごく僅かな工場だけだ。
(文/&GP編集部)
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