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その発想さすがです!ウェアラブルEXPOで見つけた“ナニコレ”ガジェット6選

&GP / 2019年1月22日 7時30分

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その発想さすがです!ウェアラブルEXPOで見つけた“ナニコレ”ガジェット6選

ウェアラブルデバイス、使ったことありますか? 手首に装着する活動量計だけがウェアラブルではありません。世の中、いろんな製品が存在しているんです。

1月16日から18日にかけて開催された「第5回ウェアラブルEXPO」では、さまざまなガジェットに出合いました。まだ粗削りなやつもいるけれど面白そうだから試してみたいーー。そんな期待感を込めて、ウェアラブルEXPOで出合った変わり種製品たちを紹介していきましょう。

【1】デザインも良くなった骨伝導イヤホン

昨年のウェアラブルEXPOでも話題になった骨伝導イヤホン「earsopen(イヤーズオープン)」から新モデルが登場。昨年末に発売が開始されているイヤーフックタイプに加え、春に登場予定の新モデルも展示されていました。旧モデルに比べると格段にデザインが良くなった気がします。

▲BoCo「WR-5 HK-1002」。昨年末より家電量販店などで販売中。耳の裏に骨伝導スピーカーがあたり、耳の穴を塞がずに音を聴ける。なお、一部スマートフォンでは出力が足りないので、小型高出力アンプ(要充電)との併用がおすすめとのこと

骨伝導スピーカーのメリットは、耳の穴を塞がずに音を聴けること。例えば、ランニング中に利用すれば、周りの車の走行音を聞き逃しません。どちらの製品も装着感は良く、頭を振ってもズレたりしませんでした。

▲春に登場予定の新モデルBoCo「FIT BT-1」。こめかみにスピーカーを当てるようなデザインになっていて、首の後ろをバンドがぐるっと回るカタチになっている。2サイズを展開予定とのこと

 

【2】ランドセルにカメラを付けて見守る

カメラ型の見守り端末「親カメ」は、クラウドファンディングサイトのMakuakeで先行販売中。4月に一般販売を予定しています。

▲「親カメ」は端末小売価格2万9800円(予定、以下同)。別途初回契約料(3000円)と月々のサービス料(1800円/月)もかかる。専用アプリでスマートフォンと連携し、対応機種はAndroid OS 5.0以上。iOS版は2019年夏頃リリース予定で、iOS 10以上に対応する予定

同機のカメラは、自動で静止画を撮影。30秒に1回、画像と位置情報などが保護者のスマートフォンへと送られます。また、子どもが「ヘルプ」ボタンを押した場合には、こうした情報とともに即時アラートが送られます。

▲アプリから送られた写真を位置情報と合わせて確認できる。アラートが送信される際には、10秒間の音声も録音され共有されるという

また、大きな音声や強いショックを検知した時や、あらかじめ設定されたエリアの外に出た時にも保護者のスマートフォンにアラートが届きます。犯罪予防的な効果も期待されるとのこと。

維持費はそこそこかかりますが、約30秒に1回画像を送信することを考えると意外と通信費は高くないかもしれませんね。

 

【3】連続20時間再生の完全ワイヤレスイヤホン

ファノームの完全ワイヤレスイヤホン「F2」は、連続再生時間が20時間というタフさを実現。高さ4mからの落下に耐え、防滴性も備えます。

▲ファノーム「F2」は2019年1月下旬に発売予定。クアルコム社 BT-ICチップ QCC3020を搭載し、左右のイヤホンそれぞれがスマートフォンにBluetoothで接続するTWS Plus方式を採用

ボタンを2回プッシュすると、SiriやGoogleアシスタントに接続できる機能も搭載。検索やボリュームの変更などをボイスコマンドで操作できます。ちなみに、後継機も開発中とのことでした。

【4】喉に貼るいびき解消デバイス

ウェザリー・ジャパンが取り扱ういびき解消デバイス「Snore Circle」も注目されていました。低周波EMSを発していびきを解消するデバイスは、なんと喉にペタッと貼り付ける仕様。専用のシールを舌の付け根くらいに貼り付け、そこにカチッとデバイスを装着します。

▲VVFLYが開発し、ウェザリージャパンが取り扱う「Snore Circle」の新モデル。トレーニングモードが搭載されているのが、他のいびき解消製品との大きな違いだという

同製品は、国内では2月頃に登場予定。同ブランドからはイヤホンタイプとアイマスクタイプも出ており、こちらは既に販売されています。

 

【5】Apple Watchを充電するバンド

Apple Watch用のバンド「Artenix Bands」もユニークです。バンド部分にリチウムイオンポリマー電池をベースにしたフレキシブルな構造のバッテリーが備わっており、Apple Watchを装着すると充電できます。

▲韓国LiBESTが開発し、EFGが取り扱う「Artenix Bands」。Apple Watchを腕に装着したまま充電をしている様子

▲Apple Watchを取り外すと、充電バンド本体はこんな感じに。バンドは複数のデザインが展示されていた。担当者いわく、安全性のチェックにも抜かりはないとのこと

同製品は、まず2019年春にクラウドファンディングサイトに登場し、支援を募る予定とのことです。

 

【6】血圧を測定できるスマートウォッチ

オムロンは、スマートウォッチ型の血圧計を参考展示していました。正面から見た感じ、スマートフォンに接続できる普通のスマートウォッチ。しかし、側面のボタンを押して、腕を心臓の高さにキープしておくと、血圧を測定できます。

▲オムロンの「スマートウォッチ型ウェアラブル血圧計」。米国では「HeartGuide」という商品名で発売済み。外形は直径48mm、暑さ14mm、重量約115g

横から見るとカラクリが分かります。通常のバンドの内側に血圧を測定するためのバンドがもう一つ。ここが測定時にプクッと膨らみ、腕を圧迫するんです。

▲血圧はオシロメトリック法で測定される

血圧計は医療機器認定が必要になるため、国内での登場はもうしばらく先になるでしょう。オムロンとしては、年内の承認を目標にするそうです。

 

(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。

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