1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「トレーニングチューブ」と動画アプリでカッコいい肩を鍛える!【筋トレ道具の使い方⑤】

&GP / 2019年1月30日 20時0分

「トレーニングチューブ」と動画アプリでカッコいい肩を鍛える!【筋トレ道具の使い方⑤】

「トレーニングチューブ」と動画アプリでカッコいい肩を鍛える!【筋トレ道具の使い方⑤】

パーソナルトレーナーにレクチャーしてもらう【連載:筋トレ道具の使い方】も第5回目。今回ご紹介するトレーニングは、ゴムチューブを使って、意外と重要な「肩」を鍛えるやり方。今や筋トレのアイテムとして一般的に認知された「トレーニングチューブ」で、大きく張り出した肩を作り上げましょう!

<今回のトレーニングギア>

▲セラバンド「トレーニングチューブ チューブタイプ」(実勢価格:2000円前後)

今回もパーソナルジム「REAL WORKOUT」を展開する「株式会社WORKOUT」の土屋耕平氏と高田大輝氏に、体作りについてのお話を伺っていきます。また、同社で展開しているトレーニングアプリ「1minWORKOUT」についてもインタビューしています。動画で分かりやすくトレーニングを解説してくれるアプリを活用し、正しいフォームを習得しましょう!

▲左:パーソナルトレーナーの高田大輝氏、右:WORKOUT代表取締役、土屋耕平氏

■肩を鍛えると脂肪燃焼の一助にもなるんです!

「肩の三角筋は丸くなっていますが、開くと実は胸よりも大きい筋肉なんです。なので、ここに刺激を入れると脂肪がすごく燃えやすくなるし、三角筋のサイドを鍛えることによって、体のアウトラインがすごくキレイに見えるようになります」と、高田トレーナー。そう聞くと、肩のトレーニングにも力が入りますね!

【基本】

足を腰幅程度に開き、両端を持ったチューブを踏んで立ちます。ここから腕を上げ、肩の高さまで持っていくのが「サイドレイズ」。基本的なトレーニングです。

このとき、チューブの長さによって負荷が変わってきますので、自分に合った負荷になるような長さになるように持ちます。チューブの端を拳に巻き付けるようにして調整しましょう。「自分に合った負荷」とは、10~20回上げられるぐらいの強さをメドにしてください。

このサイドレイズで、「高田式」と言えるオススメはヒジを少し曲げ、拳の小指側を少し上に向けて上げるやり方。

▲「小指側を上に向けることで、筋肉の収縮率がすごくよくなります」とのこと

上まで上げたときに肩甲骨は寄せずに開いたままで。また僧帽筋を上げず、肩をストンと落としたままの状態で、肩の動きだけで上げるように意識しましょう。大事なのはスピードではなく、「肩だけで上げる」ことを念頭に置いて丁寧にやること。

 

【注意点】

手の甲がヒジより上に来てしまうのはNG。肩に負荷が乗りにくくなってしまいます。また手首は水平にせず、落としたままにします。握力を使わず、肩だけをピンポイントに狙うためです。

 

【肩の裏側】

前傾してチューブを短めに持ち、手を真上に引き上げるようにします。前回、ダンベル編でご紹介した「リアレイズ」に似た動きですが、こちらはヒジから下を動かさず、肩の力だけで上げるものです。この動きによって肩の裏側、背中側が鍛えられ、肩全体を丸く盛り上げることができます。

このとき、背中を反らさず丸めたままで行いましょう。背中が反ると刺激が背中に入ってしまいます。

▲背中を丸めたまま肩の力で引き上げる

▲背中を反らすのはNG

 

■アプリで正しいトレーニングをサポート! 「1minWORKOUT」とは?

──アプリ「1minWORKOUT」開発の経緯と目的についてお教えください。

土屋:開発の動機は、「ジムに行く人は増えてきているのにジム通いが長続きしないのはなぜだろう?」と疑問を持ったことです。僕自身も、1カ月通い放題の一般的な総合ジムに入会して通っていたことがあるのですが、最初はやる気満々で通っていたにも関わらず、熱が冷めるとすぐにやめてしまいました。

▲無料でダウンロード可能なトレーニングアプリ。豊富なメニューから、自分に合った方法を探すことができる

その理由を深掘りして行くと、効果が出る、出ない以前に、そもそも「正しいやり方が分からない」ということでした。

最初は、周りの人のやり方を見よう見まねでやってみるものですが、時間もお金(コスト)もかけて通っているのに効果が出ないと、人間って徐々に不安になってくるんですよね。その上、周りの人をジロジロ見てるのも申し訳ないという気持ちになったりもして(笑)。

それで、だんだん通うのが面倒になってしまい、いつの間にか辞めているみたいな。それって、たぶん多くの人が感じてるのではないかなと思い、「ワークアウト(筋トレ)の正しい知識をきちんと誰にでも分かるように」と、開発に着手しました。

──ジムの運営会社でアプリを提供しているところは珍しいですよね。

土屋:僕らの最終的なゴールはアプリを作ることでも、ジムを運営することでもなくて、「フィットネスを通して多くの人々の生き方をハッピーにし、世界中の人々を笑顔にしていく」ということです。

フィットネスって自己実現の連続で、やればやるほどさまざまな体験を手に入れることができます。

僕自身も20キロ近く減量をしたことがありますが、その体験を通して、体型が変わると生活が変わり、思考が変わり、いつの間にか毎日見ていた景色すらも変わっていく変化はとても貴重な体験でした。

それは唯一無二のテクノロジーでも特別なノウハウでもなく、「変わりたい!」という気持ちをどれだけ応援できるかってことだと思っていて、その手段(HOW)として、今はアプリで確かな“知識”を多くの方々に供給し、ジム運営では実際に出会った方々に確かな“体感”をしてもらうという2つの軸で、挑戦する人を全力で応援していきたいと思っています。

知識を与えることで、ワークアウトに関係する人を増やし、ジムを通して体験者を増やして、最終的にはこの素晴らしいワークアウトをブームではなくカルチャーにしていきたいと考えています。

 

■パーソナルトレーナーが動画でレクチャーしてくれるから、自宅でも正しいフォームが分かる!

▲実際にトレーナーが登場し、動画で動きをわかりやすく伝えてくれる

──このアプリでは、どんなことができるんでしょうか。

土屋:タイトルの通り、1分のトレーニング動画を見ることでワークアウトの手順を知ることができます。1人でふらっとジムに行った場合でも効果的なトレー二ングができるように、動画に辿り着くための検索軸を複数設定しています。

まずは、投稿されているHOW TO動画の全てを、各店舗に在籍するトレーナー自らが出演してトレーニング内容を解説しています。なので、お気に入りのトレーナーを見つけて行くのも面白いと思います。

またトレーナー以外の検索軸もいくつかありまして、鍛えたい9つの筋肉部位×マシーンの名前で種目を探したり、逆に、マシーンに名前×鍛えたい部位でも種目を検索することもできます。ジムに行った時にあらゆるシーンでストレスなく種目を検索できるよう心がけています。

またこの業界は種目名も耳馴染みない言葉が多かったりしますので、一度聞いた種目名で検索できるようにもしました。最近追加した機能では、シーンで探すということも注力してまして、ジム内だけではなく、比較的女性ユーザーに人気の高い“宅トレ動画”も追加し、シーンごとに探せるようにも機能追加を行いました。

筋トレを始めてみた人の第一ステップになって、動画を見ながらどんどんステップアップしていってもらえたらうれしいなと思っています。

■今後は食事や栄養面のサポートもアプリで行う!

▲筋トレ道具からの検索法も可能

──アプリ内では多くのムービーが公開されていますね。今後も増えていくんですか?

土屋:はい、今後もさまざまな動画が増えていく予定です!

あまり長期的な計画は考えていませんが、自分たち、トレーナーの間で使っていても、「コレ、めっちゃいいね!」って思える動画にこだわっているので、その都度いいタイミングで、適切な動画を配信していきたいと考えています。

また今後、食事や栄養などユーザーの役に立つさまざまな企画にも、このアプリの中でチャレンジしようと思っています。

──会員さんなど、反響はいかがですか?

土屋:今は実際に弊社のパーソナルジムに通ってくださるお客様中心に、「ジムに来れないときはこれを見て練習してみてください!」と言ってDLいただくと、「その場にパーソナルトレーナーがいなくても予習・復習ができる」と喜んでいただいています。

また、トレーニングも慣れてくると、どうしても「できること」や得意な部位に偏ってしまいがちですが、動画の種類を多く提示すればするほど選択肢も増えるので、新しい発見を楽しんでいただいたりしています。

──確かにこのアプリを併用することで、トレーニングの幅が広がりそうですね。

土屋:今までこのアプリについて、あまり広告やPRはしてこなかったのですが、これからは徐々にみなさんに知ってもらえるよう努力しますので、たくさん使っていただいて、皆様のお声をたくさんお聞かせいただけるとうれしいです!

YouTubeなどで動画を検索し、トレーニングのフォームを確認している人は多いと思いますが、このアプリならその手間も省け、内容の正確さも保証済み。どんどん活用してください!

※翌日アップ予定の【筋トレ道具の使い方⑥】に続く

>> 取材協力:WORKOUT

(取材・文/高崎計三 写真/下城英悟)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください