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[Gear Maniax #117] 単3電池1本でも明るい!高質感&お手頃価格な良作ヘッドライト

&GP / 2019年2月16日 21時0分

[Gear Maniax #117] 単3電池1本でも明るい!高質感&お手頃価格な良作ヘッドライト

[Gear Maniax #117] 単3電池1本でも明るい!高質感&お手頃価格な良作ヘッドライト

今回は、新進気鋭の中国系メーカーACEBEAMから。非常に興味を惹かれるライトです。それがこちら「H40」。

コンパクトなヘッドランプです。ACEBEAMは他社と違い、数字が大きくなった際にモノが小さくなる命名基準が多いように思います。そして“エイチ〇〇”という型番は他社にも多く、混乱をきたしそう…。

 

パワーソースは単3電池1本。SUREFIRE Eシリーズのボディサイズほどしかありません。実に小さく感じます。表面処理の品質は従来のACEBEAM、並み居るメーカーの中でも非常に高品質に感じられます。オレンジのスイッチカバーはしっかり目立つため、ヘッドランプとしては良いカラーリング。それにオレンジのロゴを掲げるACEBEAMのコーポレートカラーですしね。

小型のライトには珍しく、3本タイプのヘッドバンドが付属。ヘビーデューティな使途を想定しているようです。本体が小さく軽いため、2本タイプのバンドでも十分かと思いますが、3本であれば非常に安心感が増します。

クールホワイトタイプとニュートラルホワイトタイプの2種類があります。クールホワイトは知名度の高いXP-L、ニュートラルはSST-20というLEDが使用されており、CRI95の超高演色。超高演色レベルのLEDがハンドライトやヘッドライトにバンバン乗る時代になってきましたね。

公称光量は1050ルーメン。14500リチウムイオンバッテリーを使用しての明るさですが、このサイズとしては驚くほどの明るさ。高演色のSST-20に関しては600ルーメンと公称されています。一般的なアルカリ乾電池やニッケル水素充電池でのMAXは250ルーメン(ニュートラルホワイトは180ルーメン)。単三電池としては十分に明るい。

▲クールホワイト

▲ニュートラルホワイト

配光はLEDの発光面積を反映して、クールホワイトの方がワイド、ニュートラルホワイトの方がスポットです。ちょっと珍しいかもしれません。好みもあるかとは思いますがどちらも標準的な配光なので実用上の差はそれほどないように感じます。集光には非常に浅いリフレクターを使用しているので、周辺光はとてもワイドです。広い周辺視界を確保しつつ中心部には奥行きを持たせています。

足元を照らしてみても歩きやすいですね。ややスポットがはっきりしているタイプなので。

今どき、このクラスのLEDライトではもはやハズレを引く方が難しいかもしれませんが…。広い周辺光による視界の広さは、木の枝などの高い位置の障害物を見つけやすい利点があります。狭角のヘッドランプやハンドライトの場合、頭上がお留守になる傾向はあるかと思います。

おもしろいのは、点灯中に長押しをすると20~230(150)ルーメンの範囲を無段階調光できること。自分が好む明るさをドンピシャで決められるというわけです。明るさにこだわりたい方にはオススメです。ターボを使用したい場合はダブルクリックでジャンプします。

堅牢コンパクトなボディと品質の良いLEDが合わさり、さまざまなジャンルで活躍しそう。登山やキャンプはもちろん、防災にも使えます。ライトマニアの普段使いとしても十分対応できる仕様かと思います。

単三電池1本で大変明るく、操作性に優れた高品質なボディ。ACEBEAMらしい一本です。このところ単三電池機種の新製品が少なく残念に思っていましたが、H40は期待に応える魅力があります。(アカリセンター価格:3713円)

>> 連載[Gear Maniax]

 

(文・写真/アカリセンター

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