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プロが伝授!買い足し&ちょいテクでアウトドア部屋を作る11のアイデア!【理想のアウトドアリビングをつくる。】

&GP / 2019年3月7日 19時0分

プロが伝授!買い足し&ちょいテクでアウトドア部屋を作る11のアイデア!【理想のアウトドアリビングをつくる。】

プロが伝授!買い足し&ちょいテクでアウトドア部屋を作る11のアイデア!【理想のアウトドアリビングをつくる。】

【特集】理想のアウトドアリビングをつくる。

リビング、寝室、ベランダの3箇所をアウトドアテイストにすべく、プロがとっておきのテクニックを紹介。ポイントさえ押さえておけば、自宅があっという間に理想のアウトドア部屋に大変身!

 

インテリアスタイリスト・窪田俊さん
Sisusta 主宰。広告・カタログ・雑誌のインテリアスタイリングを中心に活動。モデルハウスのインテリアコーディネート、店舗のデコレーションなども行う。近年はインテリアに関するコラムの執筆、セミナー講師なども務める。

■ソト感のあるアイテムをMIXして都会的なアウトドアリビングに

▲Petromaxのランタン/2万7000円、ランタントップ/6480円、BasShuのキャビン/1万8144円、キャビンカバー/2万4840円、ブランケット/2万1600円、ランドリーバッグ/ 1万260円(フレーム)・5184円(バッグ)、カーテン/1万5120円、ランチョンマット/1728円、PUEBCOのテントマット/6480円、ファイアーウッド キャリアー/2592円、トートバッグ/3024円、フェイスタオル/864円、REMBASSYのローテーブル/14万400円、INOUTのチェア/25万9200円、コーヒードリッパー/2万1600円、木製ボックス/2万8620円、マグカップ/各3888円、ほかスタイリスト私物

今から2〜3年ほど前、アウトドアリビングという言葉が出てきた頃は、キャンプ用品などを部屋でも日常的に使い、家具などすべてのインテリアをアウトドアテイストにすることが主流だった。しかし現在のアウトドアリビングは、趣向が変わってきていると、インテリアスタイリストの窪田さんは話す。

「もちろんキャンプが趣味の人なら、ギアをそのまま家で使うのもアリだと思います。でも普通はハードルが高いので、アウトドアギアをピンポイントで取り入れ、普通の家具にミックスさせるのが今っぽい。アウトドア感のあるアイテムを1点加えるだけでも、部屋の印象は変わります。簡単だし面白いのでおすすめです」

また、これまでのようにソトの物をナカで使うのではなく、折り畳みできる家具や堅牢なアイテムなど、ソトでも使えるナカの物を取り入れると効果的だという。

「キレイめな家具より、少しキズがあるような木製家具のほうがアウトドア感を出せます」

では、実際にリビングをアウトドアテイストにするコツは?

「ソファやテーブルは普通のものでいいので、それっぽいイスを一脚加えてください。あとは、ミリタリー感を強調できるカーキのアイテムを取り入れると◎」

窪田さんのアドバイスを参考にすれば、日常生活を快適に過ごせて、いやらしくない理想のアウトドア部屋を作れるはずだ。

■アウトドア感のあるリビングを作るポイント

【1】ランタンを吊してメイン照明に

ランタンはデザインも光も美しく、アウトドア感もたっぷり。

「小型ランタンは間接照明に、大型ランタンはメイン照明として使うのもアリ!」

もちろん換気と取り扱いには充分注意を!

 

【2】カーキが放つミリタリー感を活用

ミリタリーテイストのカーキは、ソト感を出せる便利アイテム。

「クッションカバーやブランケットをカーキにするだけでも効果大!」

 

【3】流木を束ねて無造作にレイアウト

本来ソトにあるアイテムをナカで使うと、たちまちアウトドア感が増す。

「1本ではなく複数本を、無造作に立てかけるだけでOKです」

 

【4】手作り感のある木製家具は効果的

クラフト感のある木製家具を加えると、ロッジのような雰囲気が出せる。

「デニムもソト感のある素材で、山より海のイメージになります」

 

【5】ソト感を意識したアイテム選び

ラグ代わりにテントマットを敷き、ヘリンボーンの木製テーブルでウッド感を強調。

「ソト感のあるアイテムだから、汚れやキズも気になりません(笑)」

【ベッドルーム編】

■ファブリックを吟味すればロッジ風の寝室に

▲BasShuの枕カバー/5184円、掛け布団カバー/1万9440円、キルトカバー/1万9440円、クッションカバー/5940円(チェック)・4860円(白)、マルチクロス/1万9440円、ALUTECのコンテナ/2 万2680円、CLARINのチェア/2万3760円、PITPALのテーブル/5万8320円、PUEBCOのスリッパ/2592円、a. depecheの木製スツール/1万5984円、ほかスタイリスト私物

べッドルームや一人暮らしのワンルームを、アウトドア部屋に変えるテクニックを紹介。部屋の大部分を占めるベッドが、やはりカギとなる。

「ベッドで使うファブリックを、ソト感のあるチェックや柄モノに変えるだけでOK。逆に、無地や白っぽいシーツだとアウトドア感は出せません」

このほか、木製家具とシルバー系の鉄製家具をミックスするのがおすすめだとか。

「チェック+ウッドは王道。そこにシルバーを入れることでコントラストが出て、都会的な印象になります。相性がいい組み合わせで、今っぽさも出せますよ」

 

■アウトドア感のあるベットルームを作るポイント

【6】アウトドアな雰囲気を持つチェック柄とキルティング

ネルシャツのようなチェック柄はアウトドアな印象を与える。

「キルティングもアウトドア感があるアイテムなので、カバーとして使うと効果的です」

【7】チェック柄や木製家具に合うシルバーをプラス

木製家具だけでなく、シルバー系の鉄製家具も取り入れると◎。

「シルバーをミックスすることで、やりすぎ感のない都会的なアウトドア部屋になります」

【8】ソトでも使えるナカの家具はアウトドア部屋に効果的

テーブルとイスは折り畳み式で、アウトドアシーンでも活躍。

「ソトに持ち出せるアイテムは、作りが丈夫で見た目も武骨。アウトドア感が満載です」

【ベランダ編】

■リビングを拡張するイメージでナカでも使える家具を配置

▲INOUTのフォールディングチェア/3万9420円、木製ボックス/2万1600円(天板)・2万8620円(上段)・2万3220円(下段)、ビアカップ/3456円、マグカップ/3888円、DrinkTanksのグラウラー/2万9700円、BELLBETのチェア/4万3200円、a. depecheの木製スツール/1万5984円、BasShuのカーテン/1万5120円、ランチョンマット/1728円、REMBASSYのローテーブル/14万400円 PUEBCOのテントマット/6480円、ほかスタイリスト私物

家のナカにあってソトにある、そんなベランダを活用しない手はない。ベランダで楽しむアウトドアは「ベランピング(=ベランダ+グランピング)」と呼ばれ、カフェテラス気分を味わえるなど人気が高い。

「リビングと地続きにレイアウトするのがコツ。ナカの家具を置いてもいいし、アウトドア用品を使ってもいいと思います。キャンプ用の折り畳みチェアなどは、水にも強いし実用的」

また、植物が少しあるだけでもアウトドアな印象になるという。

「ベランダにもリビングにも植物を置くと、地続き感がアップするのでおすすめです」

■アウトドア感のあるベランダを作るポイント

【9】収納ボックスをそのまま持ち出してテーブルに

家のナカで使っている収納ボックスを、テーブル代わりに活用。

「木製ボックスならソト・ナカ兼用できておすすめです。中の物を取り出す必要もない」

【10】ソトで飲むビールの味は格別! 保冷・保温ボトルは必須

保冷・保温ができるドリンクボトルがあれば、ベランダライフが快適に。

「グラウラーは生ビールを持ち運ぶためのアイテム。ソトで飲むビールは最高!」

【11】水に強いソト用アイテムが活躍。木製ならナカでも使えて便利!

ベランダにはナカの家具を持ち出しても、ソト用の家具を使ってもOK。

「フォールディングチェアはアウトドア感たっぷり。木製ならナカでも使えます」

 

>> 理想のアウトドアリビングをつくる。

本記事の内容はGoodsPress3月94-97ページに掲載されています

(構成・取材・文/津田昌宏 写真/山口雄太郎 スタイリング/窪田俊<Sisusta>)

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