1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

首にフィットする無印良品の「たためるネックピロー」が想像以上に快適でした

&GP / 2019年3月9日 8時38分

首にフィットする無印良品の「たためるネックピロー」が想像以上に快適でした

首にフィットする無印良品の「たためるネックピロー」が想像以上に快適でした

飛行機や夜行バスなど決して広いとはいえない座席での長時間移動では、いかに快適に過ごすか、どれだけしっかり眠れるかで、到着後の疲労感が大きく変わります。とりあえず寝たには寝たけど、なんだか眠りが浅く、降りたら体がバキバキだった…。なんて経験、誰しもあるのでは。

そんな機内や車内での安眠をお助けするアイテムとして思い浮かぶのが、ネックピローです。国際空港なんかに行くと、スーツケースやリュックにぶら下げている人を一定数見かけますよね。

このネックピロー、実はかなり昔に一度だけ使ったことがあるのですが、あまりフィットせず、首はぐらぐら。横に首を倒したら、着けていない時とあまり変わらない感覚で、結局途中で外してしまいました。とはいえ、なければないでやっぱり首は凝る。いつも長距離移動では到着後は首を回すとゴキゴキ状態でした。

そういうもんだと諦めるしかないのかなぁ、なんて思っていたのですが、先日の海外出張前に無印良品で気になるものを発見! それが「くるくるたためるネックピロー」(2990円)。これまでのネックピローのイメージとは異なる雰囲気に、期待を込めて思わず購入。10数年ぶりに使ってみたネックピローは、これまでのネックピローとは異なる使用感で、ハマる人には手放せなくなるかもしれないおもしろアイテムでした。

 

■中は低反発ウレタン!

ネックピローといえば、どうしてもかさばるところが難点でした。ペッタンコで携帯しやすく、使う時は空気を入れるタイプもありますが、徐々に空気が抜けていったりパンパンに膨らまなかったり…。携帯性と使用感を両立させるのは難しいのかなぁ、と思ったりしていました。

しかしこの無印良品の「くるくるたためるネックピロー」は、その名の通り畳めるので、そこそこ小さくなります。

これが畳んで収納袋に入れた状態。結構小さくなります。これなら、旅行先や出張先でもさほど邪魔にはならないサイズです。

収納袋から出してもさほどサイズは変わらないので、袋に入れやすい点もイイ。寝袋のように無理やり押し込んで小さくするタイプだと、片付けるのが大変なので、助かります。

では実際のモノを見てみましょう。

留めてあるボタンを外して広げると、このような状態になります。

▲中央左寄りにあるふたつのボタンは、まるめた時に留める用

左右の内部に何かあります。これは実は低反発ウレタン。ネックピローといえばクッションにも使われるような極小ビーズが入ったタイプが多かったりしますが、このネックピローは低反発ウレタンを使用。そして着けてみて分かったのですが、この低反発ウレタンが沈み込まずにしっかり首を支えてくれて、さらにフィット感も与えてくれたんです。

広げた状態から二つ折りにします。

広げた状態では薄くて大丈夫かなぁという感じでしたが、折るとボリュームが出てきて、なんだか良さげな雰囲気に。

ちなみに折った際は、2カ所のフックで広がらないように固定します。

これで完成。あとはくるっと首に巻けばOK。

4つのボタンが前に来るように巻いて固定します。これだけ見ると、首が詰まったようになるのではないかと思ったのですが、意外にも首が苦しいといったことはありませんでした。さっそく巻いてみましょう。

 

■しっかりフィット!でも苦しくない!

正面から。これだけ見ると、苦しそうな気がしますが、実はまったく苦しくありません。それは4つのボタンが外を向いているから。

ボタンを内側にするとおそらく苦しいのかもしれませんが、外側に向けて留めるため、前の部分は外に引っ張られるような構造になるので、こう見えて首の前部分は少し隙間があります。そのため苦しさは一切なし。

ただし首が詰まったように感じる人はいるかもしれません。その感覚がイヤな場合は、ボタンをいくつか外しても使えます。上側を外すと左右に引っ張られて開いた状態になるので、詰まりはそこそこ解消されます。好みに合わせて調整できる点はうれしい。

首を前に倒してみても、苦しさはほぼありません。なのにさほど倒せない。この“倒せない”がポイントで、寝ている時に知らず知らずに首を前にガクッと倒してしまうことで凝ってしまうなんて事態を避けられるわけです。

横にもさほど倒せません。低反発ウレタンがしっかりと支えてくれます。

後ろにもほぼ倒せません。ただし後ろのボリュームはあまりないので、シートの形状によっては後頭部はシートについているのにネックピローが浮いてしまうなんてことも。ここは好みが分かれるところかも。

*  *  *

この「くるくるたためるネックピロー」を約5時間のフライトで使ってみましたが、たしかに到着時の疲労感は減りました。これ、慣れると手放せなくなるかも…。

従来のようなネックピローは、首に自由がある程度あるので、首を少し曲げて枕にアタマを載せるような感覚で使います。一方このネックピローは、首を固定して動かせなくすることで疲労感を軽減するという新しいアプローチです。

今回は冬に使用しましたが、しっかりフィットする反面、もしかすると夏場などは少し暑いかもしれません。でも、この固定するタイプがハマる人にとっては、暑かろうが使いたいとなるような気も…。それに、かさばらないことも大きな利点です。

使用感はおそらく好みが大きく分かれるモノだと思います。気になる人はぜひ一度、試着できるお店で試してみてください。首が固定される感覚、ちょっとおもしろいですよ。

>> 無印良品「くるくるたためるネックピロー 黒」

 

(取材・文/&GP編集部 円道秀和)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください